テストセンターって何ですか?

 
 
テストセンターとは、『SPI3』という種類の中の『会場で受けるテスト』のことを指します。
そもそも、就活に受けるテストは大きく4つに大別すると言われており、それが
 
・SPI3
・玉手箱
・GAB/CAB
・TG-WEB
 
の4つです。
 
 

テストセンターって何ですか?

 
 
それぞれの簡単な特徴を述べておくと、
 
 

 
 
といったところでしょうか。
この中でも、就活生が一番ヤキモキするのがSPI3の自宅ではなく会場で受けるもの、
つまり<テストセンター>です。
なぜ就活生が苦戦するかというと、理由は2つあります。
 
 
一つ目は、その<環境>です。
現在のところ唯一、会場まで赴いてテストを受ける必要があるので、その分緊張したり失敗は許されないというプレッシャーに襲われる人もいるでしょう。テストセンターを受けたことがある人は分かるかと思いますが、隣に人がいる状態でテストを受けるのはとても気を張るものですよね。
 
 
そして二つ目は、<点数を使い回せる>こと。
テストセンターは、他のWebテストと違って、前回受けた自分のテストの内容を<使い回す>ことができます。これは大きな特徴ですね。なので、一度テストセンターを受けてしまえば、そのスコアを使い回して二度とテストセンターを受けないということも可能なのです。
しかし、テストセンターは他のWebテスト同様点数が公開されません。そのため、<使い回す基準>はその人の感覚次第ということになるのです。
つまり、裏を返して言えば、圧倒的自信を持って「できた!」と言えるようになりさえすれば、二度とテストセンターを受けなくて済む。その時間を、他のES の時間や、面接の時間に費やせるということです。
本記事では、就活生の皆さんに「テストセンター出来た!これはキタ!」と思ってもらえるように、私が就活を遠して培った知識を伝授します。
 
 

どうやって対策すればいいのですか?

 
 
これは案外単純です。この2つさえ出来れば、絶対にテストセンターは困りません。
 

どうやって対策すればいいのですか?

 
 
これ、実は就活生が出来ているようで一番出来ていないことだと思います。
僕もそうだったのですが、きっと就活生の皆さんは、「ヤバい、テストセンターの対策しなきゃ。とりあえず問題をたくさんやって…」と考えるはずです。
 
しかし、ここで意識の転換が必要です。
 
 
取り組む参考書は、絶対に一つで大丈夫です。
 
 
もっと言うと、
2つ以上やるのは絶対に『時間のムダ』です。
 
 
これには理由があります。
SPI3は、他のTG-WEBや玉手箱と比べて、「問題の種類がかなり少ない」ことで有名です。レパートリーが少ないんです。
そのため、何度も受けていると『同じような問題』というのをきっとよく見ると思います。
つまり、『問題の解き方』さえ分かれば、それを使いまわして回答できるということです。
そして、どのテストセンターの参考書も、『問題の解き方』は一通り網羅しています。これは裏を返していうと、一つの参考書を終えた後に、別の参考書をやっても、結局問題の解き方は一緒なので「解けて当たり前」なのです。これでは時間がムダになってしまいます。
これが取り組む参考書が一つでいい理由です。
 
 
ただ、その一つの参考書は、絶対に完璧にしてください。
人間は一つの物事を記憶してもそれが徐々に薄れるのが常ですから、1週間で1周を基本にして1ヶ月間、計4周やってみましょう。

 
 
 
 

 
 
テストセンターは、テスト終了後3分間の使い方で全てが決まると言われています。では具体的に何をすればいいのか。
 
 
テストセンター終了後3分後は、覚えている問題をなるべく多く思い出して、
メモに残しましょう。これ、非常に重要です。(もちろん会場の中でやるのはNGですので会場の外で行うようにしましょう)
 
 
先ほども述べた通り、テストセンターは問題のレパートリーが他と比べて少ないです。そのため、何回か受けていると同じ問題に遭遇するということが頻繁にあります。
何度もテストセンターを受け、その問題をメモに起こし蓄積することで、自分だけの『絶対に出る過去問』を作ることができるのです。
 
 
またここでメモに残すのは、『出来なかった問題』に絞りましょう。
出来なかった問題の問題文と回答を覚えて後でメモに残すことで、家に帰ってからゆっくり時間をかけて解き、次に受けた時に絶対に間違えないようにすればよいのです。地道な作業ですが、きっとみなさんが思っているより、テストセンターを受ける回数は多いです。
そのため、しっかりと『知識の蓄積』ができるよう、受験後3分間の貴重な時間を活用しましょう。
 
 

どういった企業が採用しているんですか?

 
 
これは就活生の皆さんは絶対知りたい情報ですよね。
以下にテストセンターを受験している主な企業をまとめました。
 
 
ぜひご確認ください。
 
 

どういった企業が採用しているんですか?

 
 
注目すべきはやはり
<リクルートグループ>ですね。
 
 
そもそもテストセンターはリクルートキャリアが作っているものです。
なので、リクルートグループが行うテストは必ずテストセンターになるわけです。
リクルートグループの分社化に伴い、学生はリクルートグループ各社の選考を1社ずつ受けられるようになったというわけです。
 
 
「テストセンターが不安…」「たくさん受けたい…」
という方はぜひ上記の表の企業群にエントリーをして、テストセンターを受ける回数を増やしていってください。
 
 

終わりに

 
 
いかがだったでしょうか。
 
テストセンターは、対策をしなければなかなか大変で骨の折れる選考ですが、
一度対策をしてしまえば案外誰でも楽になるものです。
 
是非本記事を参考にして、就活における『テストセンター』を乗り切ってください。
 
 

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