1分間で自己紹介をしてください。
自己紹介に関して、質問を受けることがあります。
「自己紹介って、どういう風に言えばいいんですか?」
「自己PRとカブってしまうんですけど・・・」
「自己紹介って、学校名と名前だけしか思い浮かびません」
面接の初っ端に、「1分間で自己紹介をしてください」なんていきなり言われて、
「学校と名前だけじゃ、とても1分行かないし、かといってここで自己PRしちゃうと、後で聞かれた時に、同じこと言うことになるし・・・どうしよう・・・」
なんていうふうに、アタフタすることってありませんか?
自己紹介と自己PRの違いは?
まず1分間という時間ですが、これは、あまり難しく考えないで下さい。これって言い換えると「簡単に自己紹介を」っていう意味合いが込められています。
面接官は、その日初めて会った学生とコミュニケーションを取ることで、人間性とキャラを知りたいと思っています。しかも30分から1時間くらいの時間の中で。そういう状況下で、自己紹介はそのコミュニケーションの取っ掛かり。学生の「見た目」の第一印象と、「話し方」の第一印象を掴むために行います。
だから、あまり短すぎても、面接官が第一印象を掴めないということになるし、長すぎても次のコミュニケーションが取れなくなって困る、ということになりますよね。これって合コンの自己紹介タイムの時、相手から受ける印象とまったく同じ。
自己紹介も自己PRの一環なんですが、自己紹介は自分の売り込みだと思ってください。新規営業でいう「毎度お世話になってまーす!」みたいなものです。
ただし、ここで面接官に好印象を与えておくと、その後の質疑応答もスムーズに進みやすい。これも飲み会や合コンを思い浮かべてください。最初の自己紹介を、つまらないウケを狙わず、ハキハキと楽しそうに簡潔に決めたヒトの方が、この後色々聞いてみたいって思うでしょ?
自己紹介の事例を伝授します!
ということで、ここで自己紹介の基本事例を伝授します。使える!と思えば、遠慮なく使ってください。
「おはようございます!(午後ならはじめまして!)私は○○大学○○学部4年の○○と申します!本日は面接という貴重なお時間をいただき、ありがとうございます!ただいま正直申し上げまして、かなり緊張しております。そのため不安が先走っておりますが、持ち前の、前向きさと好奇心の強さを活かしつつ、私という人間のことを少しでも分かっていただけるよう、張り切ってお話させていただきまして、私の方も御社のことを少しでも理解できるよう一生懸命頑張ります!どうかよろしくお願い申し上げます!」
これに出身地とか住まいとか組み込んでいけば、意外と簡単に1分になりますので。
ポイントは、何も知らない学生らしく、笑顔でハキハキと言い切ること、です。
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