◆歴史

創業は1998年。当初はインターネット関連の企画営業をする会社としてスタート。社員数はわずか3名でした。この時出資したのが現在USEN会長の宇野康秀氏です。
創業から間もなくして堀江貴文氏のオン・ザ・エッヂとの協業で始めたのが、クリック保証型バナー広告。これで会社の基礎を築きます。
2000年に東証マザーズに上場するものの直後にITバブルが崩壊。不運に見舞われますが、ネット広告利用の消費者へのポイント還元を主軸とするeコマース支援サイト「ライフマイル」を立ち上げます。これ以降立ち上げられたポイントサイトビジネスは、いずれもこのライフマイルを模範としたものです。
2004年には上場後初の通期黒字化を達成。Ameba(アメーバブログ)の運用を開始します。2007年にAmebaは会員数200万人を突破。更に翌年、会員数で国内ブログサービストップに躍り出ます。
その後、ソーシャルゲーム事業、スマートフォン事業へと参入。
2013年にはスマートフォン事業の売上高が915億円となり、事業の主軸が移っていきます。
2014年には、スマートフォン事業の売上高は1000億円を超え、東証一部への上場変更を行いました。

◆事業内容とビジョン

サイバーエージェントの事業は大きく分けて、Ameba、インターネット広告、スマートフォンゲーム、その他メディア、投資育成事業の5つです。
ビジョンは「21世紀を代表する会社を創る」。
常に成長し続けるベンチャー企業であり続け、同社のサービスを使いながら育った、といわれるような企業となることを目指しています。

◆ベンチャーらしいチャレンジ環境

社員の才能を有効活用し、社内を活性化していく施策が満載のサイバーエージェント。一部を紹介してみます。
 
●キャリチャレ(キャリアチャレンジ)
希望する他部門やグループ会社への異動を自らチャレンジできる社内異動公募制度。
●新規事業プランコンテスト(ジギョつく)
「事業をつくろう」の略。応募資格に年齢や入社年次は一切関係なしで、社員全員参加可能。いつでも新規事業のアイデアを応募することができる。この結果、時には子会社が設立され社長に就任するケースも。

この他にも技術者を対象にしたモックプランコンテストやアプリコンテストなども行っています。

◆macalon(マカロン)パッケージ

「ママ(mama)がサイバーエージェント(CA)で長く(long)働く」という意味を込めて名付けられたこの制度。
女性が出産・育児を経て長く働き続けられる職場環境構築のための5つの制度をパッケージ化したものです。
(1)エフ休
女性特有の体調不良の際に月に1回取得できる特別休暇。
(2)妊活休暇
不妊治療中の女性社員が通院等の目的のために月1回間で取得できる特別休暇。
(3)妊活コンシェル
妊活に関して専門家に月1回30分の個別カウンセリングを受けることができる。
(4)キッズ在宅
子供の急病や登園禁止期間等の際に採択勤務できる制度。
(5)キッズデイ休暇
子供の入卒園式、親子遠足、参観日等の行事や記念日に取得可能。

◆まとめ

非常に独特な採用手法でも知られるサイバーエージェント。
また、最近コーポレートロゴも刷新。デザインはNIGO氏が手掛けたとのこと。
内定者社長という事例もあり、
入社後も刺激的な毎日が待っていそうです。

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