◆一方的に思いを伝えてはダメ!

人事担当者が言うNGな就活生に「コミュニケーションがとれない人」があります。
 
「コミュニケーション能力の高い人」はどんな会社でも求められますが、
一体どういう風にコミュ力の「高さ」をアピールすれば良いのだろう?
と思ったことはありませんか?
 
まさにそのアピールの場が「面接」です。
例えば「どんなアルバイトをしましたか?」と聞かれたとします。
きっと大半の面接官はアルバイトの内容を吟味したりしません。
本人の対応力とそれによって何を得たか、などを気にしているだけです。
居酒屋でもペットショップでも道路工事でも、職種は何でも良い訳です。
 
そんな質問に対し、
「カフェでバイトをしていました。最終的には店長補佐のポジションまで任せて頂き、小さな店舗ではありましたが、店内の掲示1つで売上げが変わったり、クレームに対して良い対応ができ、その結果クレームを頂いたお客様が常連になってくださったりと、様々な経験を通して、得るものがたくさんありました。」
と一気にペラペラとしゃべってしまう方がいるそうです。
 
それは実はやりすぎ。
そんなことまで聞かれていません。
聞かれたことに対してだけ答えればよいのです。

◆「対話」をしよう!

重ねて言いますが、面接は対話の場です。
面接官はあなたとおしゃべりして、あなたの人となりを感じたいのです。
 
ですから「どんなアルバイトをしましたか?」には、
「カフェで働いていました」
で充分なのです。
 
そこから
「どのくらいやっていたの?」
「はい。大学入学してすぐに始めましたので、まる3年になります」
「長いこと続けているんだね。今もやっているの?」
「はい。最近は就職活動が忙しくシフトを随分減らして頂きましたが、店長補佐をやっていました。」
「店長補佐?どういうことをやっていたの?」
などと会話が続いていきます。
 
会話のキャッチボールをすることで緊張もいくらかほぐれてきて、
ますます面接の場が良い雰囲気になってくるはずです。
キャッチボールがうまくいくと、その面接は通過できる可能性が高いですね。

◆面接官の「もっと聞きたい!」

ここで、こちらから面接官の次の質問をもらえるような答え方も意識したいところです。
この子の話もっと聞きたいなあ!と思ってもらえる対話とはどのようなものでしょうか?
 
「どういうことをやっていたの?」と聞かれ
「いや、普通に注文取ったりとかです。」
などと答えたのでは、
「ああ、そう」
で終了です。
ここからはアピールしたいことも織り交ぜていきます。
「店長がいないときは店長の代理的な存在になります。クレーム対応なんかも自分の仕事になります。」
と答えると
「クレーム?どんな?」
と質問が帰ってきて、自分のコミュニケーション力の高さや物事に対する臨機応変な対応力、周囲との協調性等が無理無くアピールできます。

◆自分を知ってもらうことが第一

採用において重要な要素が「第一印象」であるとする人事担当者は多いです。
その第一印象はこうした面接での対話で印象づけることができるはずです。
無理なく、自然体で、を心掛けつつ、しっかり自分をアピールしましょう。
何よりも、自分はどういう人物なのか、を知ってもらうことが第一です。
本当の自分を知ってもらった上で内定がいただければ、ミスマッチングも防げます。

◆まとめ

参考になったでしょうか。
面接の数をこなして、少し余裕がでてきたみなさんは、
面接官を楽しませる面接を意識してみましょう!

自分の世界にひきこむことができれば、内定獲得につながるはずです!

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画像引用:
http://www.confiacc.co.jp/hiring-interview/

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