直球に書かず謙虚な姿勢をアピールしよう

エントリーシートに「私はリーダーシップがあります」とド直球に書くよりも、我の強さを抑えて謙虚な姿勢をアピールする方が好印象につながります。
まずは、実力をしっかりと付けてからリーダーシップを発揮したいということをアピールすることで、謙虚な姿勢が素直に伝わりやすくなります。
何よりも一番忘れてはならないのは、そこに至るまでの経験です。
どのような場面でリーダーシップを発揮し、結果をだし利益をもたらすことが出来たのかを書かないとアピールに説得力が無くなってしまいます。
実体験した経験をもとに就職をした後にどのように仕事に活かせるのかをアピールすることで、ただの体験談で終わらず一目置かれる自己PRに変わります。

結論から始まって貢献で終えるようにしよう

具体的にどのような書き方をすれば良いのかと言うと、まずは結論を先に持って来ることです。
例えば、下記の例文を参照してみてください。

【例文】
「私はリーダーとして、メンバーの意見に耳を傾けて各々を尊重をしつつ、意見を集約してより良い方法を見つけることが出来ます。」

というように採用担当者が知りたい情報を一番最初に持って来ることで、うまく印象付けることができ、脈略のない文章を避けることが出来ます。
流れとしては、結論、概要、課題、行動、結果、貢献という順番に当てはめていくのがおすすめです。
聞き上手なリーダーとして力を発揮した場面を、学祭、ベントでのリーダー、部活やサークルのリーダー、といった特定の場面に絞っていきます。
例えば学祭の野外ステージのリーダーを務め、バンドやダンスなどの演目の調整やゲストとして誰を招待するか等で揉めた時にどのように意見をまとめて作業効率を上げて学祭を成功させたか、チームに貢献が出来たか、などでもアピールになります。
このリーダー経験は大学時代の話でなくても良く、高校時代に部活の部長だったという話でも構いません。

バイトでのリーダーシップは注意が必要

よくあるパターンにバイトのリーダー業務を挙げることがあります。
この時、売上が上がった等の確実な結果を出していないのであれば避けた方が良いでしょう。
バイトでのリーダーシップについて挙げる人は多く、私が集団面接を受けた時にも面接官からリーダーシップについて問われ、5人中3人がバイトでのリーダー業務を挙げていました。
いずれの内容も似ていて、私は面接されている側でしたが、やはり魅力的には感じませんでした。
バイトのリーダーシップでも良いのですが、仕事でどのような成果を上げたいか、というところを採用担当者は見たいので、実績が無いのであればエントリーシートに無理に記入しないほうが無難です。
成果を上げられたものを探して、アピールしていくことが内定への近道だと感じました。

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