①自己分析

自己分析って就職活動でそんなに大事?今更自己分析などしなくても自分の事はわかってるよ!と考える方も多いかと思います。
ただ就職活動での自己分析は非常に大切です。
ここでポイントとなるのは、就職活動での自己分析はゼロからの自分探しの様なものではなく、
仕事を通してどういった自分になりたいか、しいてはどういった仕事をしたいかについての分析です。
判断基準としては現時点の自分が得意なこと、向いていることというよりも、自分が最終的にどうなりたいかを優先した方が良いかと思います。
 
社会に出る前から100%完璧に将来像を想定するのは難しいですが、今はネットなどで仕事の詳細も色々と拾えるので
出来る範囲で想像してみましょう。
 
この始発点がしっかりと定められるかでその後の選択の質が変わります。また、他己分析を同時に行うことで、自分が思う自分と他人から見える自分というものを理解でき、本当の意味で自分を知ることができます。
 

②企業分析

企業分析もよく言われている通り、就職活動前にしっかりと分析する事が大事です。
 
企業分析といっても、経営状況を分析する様な手法は余り必要ありません。(安定性や将来性を図る上では必要ですが)
それ以上に企業が行っている事業内容とそこで行える仕事内容の分析が大切です。 
 
例えばメーカー志望の場合、電気機器メーカーと食品メーカーでは事業内容が大きく異なるので、

同じ職種で採用されても仕事内容やそこで得られるスキルはかなり違ってきます。
また同じ電気機器メーカーでも、大手とベンチャーではこれもまた変わってきます。 
 
企業の事業内容や業界内での立ち位置を図り、自分の行いたい仕事と合致できるかをポイントに分析すると良いかと思います。

③インターン

インターンも就職活動前に大切な事前準備の一つです。
インターンを採用の足掛かりと考える方もいるかと思いますが、これは本質ではありません。
 
どれほど将来像を考えても、仕事に就く前から十分に想像する事は困難です。それほど仕事は奥深いものです。
この想像と現実の差を埋めるのがインターンです。
 
インターンを行うと行わないのでは、仕事への理解はかなり変わります。

またインターンに行った職場の上司などを見ることで、将来的になりたい人物像や仕事像なども鮮明になってきます。しかし、最近1dayインターンといった形で、企業のPRの意味合いが強いインターンも多数あるので、できれば一週間程度インターンに参加してみるのがいいでしょう。
 

総括

いかかでしたでしょうか。
他にも面接対策や筆記試験対策など事前準備に必要な事はあります。
ただし、それは二の次の話です。
キャリアという大きな枠で考えると、就職活動前で一番大切な事は、仕事への理解を深め方向性をしっかりと定められるかにあると私は思います。 
 
仮に第一に希望した企業に採用されなかったとしても、早いうちから方向性をしっかりと定められていればある程度修正は利きます。
逆に面白そうだから、内定がとれたからなどで安易に進んでしまうと、たとえそれが大手の優良企業であっても後々迷いに繋がります。
 
そこで、まずは自己や企業を分析し、方向性を決めていきましょう。
 

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