そもそもLGBTってなに?

LGBTとは、女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、
両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、そして性転換者・異性装同性愛者など
(トランスジェンダー、Transgender)の人々を意味する頭字語である。
(Wikipedia参照)

限定的にセクシャルマイノリティー(性的少数者)のことを指します。

日本では同性同士の婚姻は認められていませんが、先日渋谷区で、
同性カップルのパートナーシップを結婚に相当する関係として認め、
証明書を発行する条例が可決・成立し、ニュースでも話題になりました。

LGBT採用をする企業が増えている?

今年に入って何かと注目されているLGBT。

いよいよ就活・採用においても、
LGBTに理解があり、LGBT学生を受け入れている「LGBT採用」を行う
企業が増えてきました。

ゴールドマン・サックスや日本IBMなど、
名だたる外資系企業はすでにLGBT学生を対象にした
会社説明会を行っています。

今年の3月には、ドイツ銀行グループやモルガン・スタンレー、
野村證券株式会社など、大手金融企業10社以上が集まり、
LGBT学生のための金融業界セミナーも開催しました。

私も運営協力として関わりましたが、
学生も企業も積極的に参加している姿が印象的でした。

LGBT採用をする企業が増えている?

LGBTは優秀な人材が多い!?

電通総研の調査によると、「LGBTは高学歴、高収入の優秀な人材が多い」とされています。

優秀さにセクシャリティは関係ないと私は思っていますが、
周りのLGBT友人を見ると確かに高学歴な人は多いように感じます。

LGBT学生の中(特にトランスジェンダーの方)には、就職する企業を判断する上で
「LGBTに対してフレンドリーであるかどうか」は大事な指標の一つと言います。

どんなに自分がやりたいと思っている仕事だとしても、
大事なアイデンティティを形成しているセクシャリティを否定される環境では、
イキイキと働けない、と考えるからです。

LGBTに優秀な人が多いかどうかは一旦置いといたとしても、
「LGBTに対して受け入れる体制がなさそうだから」と学生からの選択肢に入らないことは
企業にとっても機会損失となります。

LGBTに対してフレンドリーであることを打ち出している企業は、
まだ外資系企業が多いですが、少しずつ注目している国内企業も増えてきました。

LGBTは優秀な人材が多い!?

自信を持って就活しよう!

僕は不定期でLGBT学生に向けた就活セミナーを開催していますが、
多くのLGBT学生にとってセクシャリティーは就活においてネックな事柄です。

でもセクシャリティだけに注視してしまうと、

「どんな人生を歩みたいか?」
「どんな人たちのために働いていきたいか?」

という本来大切な部分を見失ってしまいます。

確かに人とは違うセクシャリティで周りの就活生と比べてしまいがちですが、
自分に自信を持って就活していけば大丈夫。

実現したい未来を描いて、胸を張って就活していこう。

自信を持って就活しよう!
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