【インターンとは?】
インターンとは、インターンシップのことで、学生が一定期間、企業や会社で研修を行い、職業体験をすることをいいます。
大学生の場合は、3年生のときにインターンに行く人がもっとも多く、3年生になる目前の春休みや夏休みなどを利用してインターンに行き、就職活動を目前に、就職について考える人が多いようです。
インターンシップの中には、交通費の支給があったり、場合によっては給料をいただける場合もありますが、基本的には社会体験と、スキルアップを目的としています。
そのため、無給での活動がほとんどで、アルバイトと違う最大のポイントでもあります。
【インターンのメリット】
一般的に、インターンシップを経験した学生は就職活動に強く、有利だと言われていますが、それ以外にもメリットはたくさんあります。
ここでは、インターンのメリットをご紹介します。
・職場の雰囲気を味わうことができる
これは、何よりのメリットといえます。インターンは就職活動の一環としてとらえている人も多く、職場の雰囲気を知りたくてインターンに行く人も多いです。
実際に会社の見学ができたり一緒に働く体験ができるのはとても貴重なことで、自分がイメージしていた企業像と合っているかどうか、本格的に就職活動を始める前に知ることができます。
万が一、自分のイメージと違っていても、就職活動を始める前に気づくことができれば、他にも手段や策を講じることはできますよね。
・自分には何ができて、何ができないかを知る機会になる
これまで、社会に出て仕事をしたことのない学生は、自分にはどんな能力があり、どんな能力に欠けているかを知る機会がほとんどありません。
しかし、インターンに参加することでそれらを知ることができます。
自分にできないことがあることを知ることは、それからのスキルアップにも繋がりますし、より、自分の得意分野を特定することで、就職活動で業界を選ぶときにも役立ちます。
・人脈ができる
就職活動において、人脈があるのとないのでは大きな違いがあります。OB訪問などで、初対面の社会人の人に話を聞くよりも、少しでも気心知れた人から話を聞くほうが、より深い話や会社の裏側を知ることができるでしょう。
また、自分が就職を希望する会社のインターンならなおさら、名前や顔を覚えてもらうことは自分にとって有利といえます。
【インターンに参加するべきかどうか】
インターンにはたくさんのメリットがありますが、目的意識なくインターンに行くのは時間の無駄になりかねません。
また、インターンでも、自分の好きな仕事に関われるかどうかの保証もなく、まったく面白みを感じなかった、という人がいないわけでもありません。
自分がインターンを通じてなにを得たいのかをはっきりさせてから、インターンに参加するかどうかを考えることは大切です。
【まとめ】
インターンにはたくさんのメリットがあり、行きたいと思っている学生は、ぜひ挑戦してみるべきでしょう。
しかし、職業”体験”とはいえ、自分の希望通りにならないことも多いので、目的意識なくインターンに参加してしまうのは逆効果です。
目的を持って、有意義なインターンを体験してください。
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