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新卒の3分の1が入社3年以内に辞めている?

2016.07.29

「大卒で就職後3年以内に仕事を辞めた人の割合が、2011年3月卒業者で32.4%と、前年の卒業者と比べて1.4ポイント増加したと発表した。」
これは2014年11月7日の日経新聞の抜粋である。つまり、3人に1人が3年以内に仕事をやめている、いわゆる早期退職者である。また、業界別で見てみると
・宿泊・飲食サービス業・・・52.3%
・生活関連サービス・娯楽業・・・48.6%
・教育・学習支援業・・・48.5%
と、サービス関連の業種ではほぼ2人に1人が退職しているのである。

2011年が就職氷河期であったという原因ももちろんあるが、皆さんの先輩や兄姉の中でも早期退職をされた方がいるのではないだろうか。そして、今この記事を読んでいる皆さんが4年後退職をしている可能性もあるのだ。

早期退職の理由とは

中には夢を見て、自分の未来のため、人生設計の次のステップなど、ポジティブに退職を選んだ方もいるだろう。ただ、多くは「やりたいことが出来なかった」「思っていた環境ではなかった」「上司や同期との人間関係がうまく築けない」などの「ネガティブ」な要因が退職の理由である。では、なぜこのような退職者が年々増えているのだろうか。

就職活動の本当の目的とは

周囲の目を気にしやすい日本人にとって、内定の数が多いほど凄いと思われる傾向にある。もちろん「内定」を取ることは簡単ではない。ただ、就職活動のゴールは「内定」なのだろうか。社会に出て、多くの時間を過ごす職場環境、自分の目指す夢を応援してくれる先輩や同期。自分の目標に一歩でも近づける人生を歩める会社に就職出来てこそ、就職活動に「成功した」といえるのではないだろうか。
就職活動は人生のゴールではない。就職活動で問われ続けた自分の目標や目的のための第一歩である。

やむを得ない就職か就職浪人か

私が就職活動をしていた頃、友人の多くが就職浪人をしていた。
彼らの1年目の就活は正直、サークル活動やゼミなどであまり考えていなかったため、行きたい企業の内定は出なかった。ただ、それを反省した彼らは2年目、自分の行きたい企業だけを受け、そのほとんどで内定をもらっていた。
もちろん、就職浪人をしろと言っているのではない。行きたくない企業になんとなく行くくらいなら、もう一年でも二年でも考え直したほうが自分のためになるのである。3年間辛い思いをして辞めるのであれば、1年間踏ん張って自分に合った企業に就職するのもいいのではないだろうか。その1年間はもっとも辛く、もっとも大切な時間になることだろう。

もちろん早期退職をすることが悪いという訳ではない。ただ、せっかくの3年間をより有意義に過ごすためには、しっかりと自己分析を行い、エントリーシート・面接で正直に受け答えをすることが、自分の成長できる環境を引き寄せることとなるだろう。

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