競争率が高すぎる狭き門

一流企業は知名度が高い有名どころばかりで、それに対して中小企業は実はすごい仕事をしていても、名前が知られていない企業ばかりです。

そのため知名度の高い企業へ入りたがる人も多いわけですが、日本経済を支えている企業の9割が中小企業であり、大手企業はほんの1割もありません。
いかに求職者の人数が少なく、採用人数が多い「売り手市場」だとはいえ、全体の1割に満たない企業へ応募が殺到するわけですから、競争率が高く、なかなか内定がもらえないというのは極当たり前のことなのです。

大学受験をする際は、東大や早慶は到底受からないから次のランクでいいと進学先を絞った方も多いのではないでしょうか。

それにもかかわらず、就活で大手病にかかっている人は、勉強もせず東大を目指しているのと同じことをしています。
自分の行動の矛盾に早めに気づき、それでも狭き門を通るために努力を続けるのか、間口が広い中小企業を目指すのかよく考えましょう。

競争率が高すぎる狭き門

配属先は未知数

大手企業を目指す人は、自分がやりたい仕事ができる、大きな仕事ができると意気揚々と期待を持っている方が少なくありません。

しかし、希望通りの仕事につける人はほんの一握りです。

さらに言えば、何年もやりたくもない仕事や様々な経験を積んで力をつけ、選ばれし者だけです。

一部の技術職や専門職などを除き、どの部署や業務に配属されるのか、規模が大きく部門や事業も多様化している巨大企業では未知数です。

いかに希望を出しても、面接時に自分のスキルをアピールしても、最初からやりたい仕事に就ける人はごく稀です。

これに対して、中小企業であれば、入社して直ぐに自分がやりたい仕事に就ける充実感が得られる可能性もあります!
「どこの会社で働くのか」という視点だけではなく「何の仕事をするか」という視点を持ちましょう!

配属先は未知数

勤務地だって選べない

一流企業は収入もよく、福利厚生が充実していて働きやすいと思う人もいますが、全国転勤があり全く希望に沿わない勤務地に配属されるケースも珍しくありません。
いくら福利厚生がよくても新しく自分に合わない環境になれるのは負担が大きいです。
拠点が全国にあることが裏目に出てしまうこともあるのですね。

自分を支えてくれる家族や恋人、友人との関係を考えると勤務地という条件は比較的優先度が上がってくる可能性があります。

実は私も最終的に勤務地というポイントを重視して会社を選びました。
どうしても東京配属が良かった私には誰もが羨むような大企業の内定も魅力的ではなかったのです。

上記は極端な例かもしれませんが、業務内容や知名度だけで会社を選ぶことにはリスクが有るとご理解頂ければ嬉しいです!

皆さんが社会人になる上でベストのフィールドを勝ち取れるよう応援してます!

勤務地だって選べない
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