■リクルーター制度とは何か?
まず”リクルーター”とは、企業の人事部から依頼を受け、就活生の入社の働きかけを行う人のことです。
そして”リクルーター制度”とは、リクルーターが企業の人事部から依頼を受け、新入社員を対象に募集を行い、採用の業務を補助することで、初期段階の選考などを行ったりします。
この時、多くの企業は、
「リクルーターです。面接をします。」
と公言するのではなく、
「OB社員です。会社のこととか教えます。カフェとかで気楽にどうぞ。」
というような感じで、実際の面接よりもフランクな形で行います。
選考をいう名目ではなく、直接学生にアプローチしたいという思いから実施する企業が増えているようです。
■実施している企業
株式会社ディスコの2016年9月の調査にて、
リクルーター制度を実施している企業は、下記の図のように文系理系を合わせた全体では、銀行や保険など金融業界で実施する企業が多いようです。
ただし、実際にリクルーター制度を取り入れていない企業もあるので、しっかり情報収集を行い、希望の企業にリクルーター制度が無かった場合は切り替えて本選考の準備をしましょう。
※引用:http://www.disc.co.jp/uploads/2016/09/recruiters201609.pdf(株式会社ディスコ)
■どうしたらリクルーターが付くのか
リクルーターが付くには様々なパターンがあります。
例えば、
・企業が実施しているセミナーに参加し、声を掛けられた。
・先輩や内定者の友人から紹介をしてもらった。
・合同説明会に参加し、声を掛けられた。
というようなパターンです。
実際に主体的に行動してリクルーターが付くパターンや、身近な人からの紹介などでリクルーターが付く場合が多いようです。
また、セミナーや説明会、OB訪問、座談会などのイベントに積極的に参加し、企業との接点を増やすようにし、また複数回参加して志望度をアピールしたりすることで、リクルーターが付く可能性が格段を高くなります。
■いざ、リクルーター面接へ!
リクルーター面接を公言している企業もあれば、「少数座談会」や「OB訪問会」などと濁している場合もあります。
ただし、優先的に案内が来た場合や、企業からOBを紹介された場合はリクルーター面接の可能性が高いです。
なので、
「リクルーターが付いたから内定が貰える!」
「会社のことを教えてもらえる」
などと気を抜いたり、甘んじたりしないように気を引き締めて臨みましょう。
■リクルーター面接への対策
①最低限のマナーと敬語を気を付ける。
→気楽にと言われても友達ではないので、スーツもしくは私服でもジャケットなどのセミフォーマルな服装を心掛けましょう。
②企業のHPやパンフレットなどで事前に基本情報を調べておく。
→基本的な情報を調べた上で、気になった点や現場社員だからこそ聞けること(1日のスケジュール等)を質問してみましょう。
③頑張ったことや志望理由など、面接でよく聞かれる質問は簡単に準備をしておく。
→リクルーター面接といえど、選考に変わりありません。
本選考で落ちそうな学生や志望度の低い学生は落とされてしまいますので、面接同様に準備して臨みましょう。
■まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
リクルーターが付かないからと言って、その企業に入れないということはありません。
しかし、リクルーターが付くということは、企業側が「あなたに興味があります」という意思表示になります。
興味を持ってもらえるように、セミナーや説明会、OB訪問、座談会などのイベントに積極的に参加し、そのチャンスを活かして内定にむすびつけられるように頑張っていきましょう!
参考:http://www.disc.co.jp/uploads/2016/09/recruiters201609.pdf(株式会社ディスコ)
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