日本最大手の広告会社『電通』の年収とは？直近5年間の平均年収やその理由をご説明します！

電通について

会社概要

＊社名：株式会社 電通　（英文社名：DENTSU INC.）
＊創業：1901年（明治34年）7月1日
＊代表取締役：五十嵐 博（いがらし　ひろし）
　　　　　　　髙田 佳夫（たかだ よしお）
　　　　　　　遠谷 信幸（とおや のぶゆき）
＊本社所在地：〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1
　　　　　　（代表電話番号）03-6216-5111
＊資本金：100億円
＊従業員数：6,907人（2020年12月末日現在）
＊事業内容：「Integrated Communication Design」を事業領域としたコミュニケーション関連の統合的ソリューションの提供、経営・事業コンサルティングなど

事業内容

＊マーケティング
＊デジタルマーケティング
＊クリエイティブ
＊プロモーション
＊メディア
＊コンテンツ
＊PR
＊グローバルビジネス
＊電通のラボ／ピープル
＊ショーケース
＊ナレッジ＆データ

【マーケティング】
企業のマーケティング環境が大きく変化する時代をリードする統合的なマーケティング・ソリューションを提供したり、売れ続ける仕組みの設計（デザイン）をお手伝いする。

【デジタルマーケティング】
デジタルマーケティングのすべての領域に対して、「コンサルティング」「開発・実装」「運用＆実行支援」の3つの機能を提供していくことで、マーケティングのサイロを打破し、統合的なサービスを提供してまいります。

【クリエイティブ】
「イノベーティブなクリエイティブ」をテーマとし、既成概念やデジタル／トラディショナルの枠にとらわれず、アイデアを、メディアを、人材を、自由自在に組み合わせて、最適なソリューションを提案します。

【プロモーション】
高度な進化に対応し、投資対効果が明確な具体施策をPDCAと共に提供するプロモーション組織を構成しています。インテリジェント化された店頭コミュニケーションにとどまらず、SNSやWEB動画、スマホなどのデバイスの知見、O2O関連ツールなどデジタルソリューションも最適なかたちで提供します。

【メディア】
他の追随を許さない、長年に渡るメディア企業との取引を背景とした強いリレーションや最新の技術・ノウハウを駆使して顧客企業の事業視点で最適解を導き出し、オン・オフ統合したプランニングで人を動かしビジネスを動かす最良な実行力を顧客企業のために発揮いたします。

【コンテンツ】
時代・社会を背景に、コンテンツをただ利用するだけでなく、コンテンツに参画し、自ら作り上げ、コントロールする挑戦を続けてきました。誰もがワクワクし感動するスポーツ、映画、音楽などをより多くの人に届け、大きなコミュニケーションを作り出します。

【PR】
グループ各社とも連携しながら、PRを広告やクリエイティブ、デジタル、プロモーション、コンテンツなどと掛け合わせて統合的にプランニングし、クライアント視点の文脈を、世の中視点の文脈に戦略的に整合させ、世の中との合意形成を図ることで、クライアントのブランディングに寄与するサービスを提供してまいります。

【グローバルビジネス】
グローバルレベルでの電通品質のサービス提供のみならず、電通インターナショナルのリソースも交えた、多彩なソリューションのご提供が可能です。真のグローバル企業となった電通は、お客様のニーズに合わせ、日本と海外の「いいとこどり」によるマーケティングサービスをお届けいたします。

電通の平均年収は？

直近5年間の平均年収

＊2015年12月期 1228.8万円
＊2016年12月期 1247.7万円
＊2017年12月期 1272.5万円
＊2018年12月期 1179.8万円
＊2019年12月期 1168.8万円
（電通　有価証券報告書より）

広告業界は景気動向に大きく左右されやすいと言われています。
電通の平均年収は、年々増加傾向でしたが、2015年暮れに長時間労働問題が表沙汰になり、働き方改革の影響で、残業代が減ったため2018年度以降は年収が下がっていると思われます。

競合他社との年収の違い

＊電通　　　　　　　　　　　　1168.8万円（2019年12月期）
＊博報堂DYホールディングス　1078.8万円（2020年3月期）
＊アサツーディ・ケイ　　　　　756.9万円（2016年3月期）
＊ファンコミュニケーションズ　506万円（2019年12月期）
＊バリューコマース　　　　　　600万円（2019年12月期）
＊サイバーエージェント　　　　681.7万円 （2019年9月期）

電通の同じ業界である広告代理店6社の平均年収を比較しました。（アサツーディ・ケイは2018年に上場廃止したので2016年のデータ）
この6社の中で電通が1番高くで、ファンコミュニケーションズが1番低い年収でした。その差額は約663万円で、大きな差があることがわかりました。。

初任給

電通の初任給は260,000円（2020年4月入社の実績）です。
一般的な大学卒の初任給より高いと言えます。
また、職種によって入社条件があり、アート職は美術関係の大学や経験が必要なことがわかりました。

【総合職・デジタルクリエーティブ職】
下記の①②いずれかに該当する⽅
① 2021年4月〜2022年3月に4年⽣⼤学・⼤学院（修⼠課程もしくは博⼠課程）を卒業・修了⾒込みの⽅（年齢不問）
② ①以外で2022年4⽉1⽇⼊社時点で30歳未満の⽅（学歴不問・第⼆新卒可）

【アート職】
美術系の⼤学または⼤学の美術系学部・学科・コース、もしくは⼤学の⼯学デザイン・情報デザイン系の学部・学科・コースで学んでいる⽅、大学外で既に活動している方で、下記の①②いずれかに該当する⽅
① 2021年4月〜2022年3月に4年⽣⼤学・⼤学院（修⼠課程もしくは博⼠課程）を卒業・修了⾒込みの⽅（年齢不問）
② ①以外で2022年4⽉1⽇⼊社時点で30歳未満の⽅（学歴不問・第⼆新卒可）

まとめ

今回は、「電通」の会社概要から平均年収、競合他社との比較や初任給などをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。「電通」の平均年収は日本最大手広告代理店なので、やはり高いということがわかりました。その分、仕事が激務で労働時間の超過もよく問題になっているそうです。何を優先に仕事を決めるかはあなたの自由です。自分の中で何が優先なのかを今一度、しっかりと考えましょう。
平均年収はあくまで平均ですので、年齢や役職によって異なることを念頭に置いておいてください。