活躍できる会社って?
からぴー:「働きやすさ」と「働きがい」という2つの観点から女性が活躍できる会社だと考えられます!
働きやすさとは、ハイジーンファクター(衛生要因)と呼ばれる人間関係や労働条件、健康などの要素に基づく満足度の度合いによって測られるものです。
働きがいとは、ワークモチベーションとも呼ばれ、承認や達成、成長などの動機付け要因と呼ばれる要素に基づく満足度の度合によって測られるものです。
そこで『日経WOMAN』と日本経済新聞社グルーブの『日経ウーマノミクス・プロジェクト』による調査では、4つの指標(①管理職登用度②女性活躍推進度③ワークライフバランス度④ダイバーシティ推進度)から採点し、女性が活躍している企業をランキング付けています。
最後に紹介しますね。
活躍できる会社トップ3
からぴー:以下のランキングは、2020年度女性が活躍している企業トップ3です。
今年の特徴は、1位2位と外資系企業がランクインしており、外資系企業は意思を持って女性の管理職を増やそうとしています。
しかし日本企業は、女性活躍が進んでいるところと進んでいないところで二極化しているのが実態です。
1位 日本IBM:社内横断の女性リーダー育成組織が社内に根付いており女性管理職育成の年間プログラム「W50」を実施し、参加者54人中3割が女性管理職に昇進しています。
2位 アクセンチュア:2006年に社内横断組織「Japan Women’s Initiatives」を発足し経営・人事・現場一体で女性社員を支援しています。
3位 花王:90年代に育児支援制度を整備し、同時に制度が活用される環境作りに注力し出産後も働き続けることが当たり前になっているため、女性管理職比率は21%であり、性別や国籍など属性によらず、能力のある意欲的な人材を引き上げる風土が醸成されてます。
家庭と仕事の両立ができる会社って?
からぴー:えるぼし認定やくるみん認定されている企業です!
えるぼし認定とは、女性活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良である当の一定の要件を満たした場合に認定されます。
男女別の採用における競争倍率が同程度であることや女性労働者の平均継続勤務年数÷男性労働者の平均継続勤務年数が雇用管理区分ごとにそれぞれ7割り以上であること、管理職に占める女性労働者の割合が産業ごとの平均値以上であることなどの基準を満たすことで厚生労働大臣の認定を受けることができます!
くるみん認定とは、次世代法では行動計画を策定し、その行動計画に定めた目標を達成するなどの一定要件を満たした場合に認定されます。
行動計画の計画期間が2年以上5年以下であることや計画期間において男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が7%以上であることなどの基準を満たすことで『子育てサポート企業』として厚生労働大臣の認定を受けることができます!
この認定マークを商品や広告、求人票などに使用し女性の活躍を推進していることを企業はアピールしています。
最後に
からぴー:どうだったかな?女性の活躍できる会社の特徴はわかりましたか?
りかつん:はい!結婚、出産をしても私は働き続けたいのでそのポイントを教えてくださりありがとうございました!
からぴー:そうだね。将来どう在りたいか。そこから逆算して考えていくことがとても大切です!今後の就活に役立つことができれば幸いです。
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