三菱ケミカルの会社概要

三菱ケミカルホールディングスの子会社である三菱ケミカル。平均年収について紹介する前に、そもそも三菱ケミカルとはどのような企業なのか、どのような事業を展開しているのか、三菱ケミカルの基本情報について紹介します。

概要

株式会社三菱ケミカルは、2017年4月に「三菱化学」「三菱樹脂」「三菱レイヨン」の統合により発足しました。

♦代表取締役社長:和賀 昌之
♦本社所在地:東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスビル
♦創業:1933年8月31日
♦発足:2017年4月1日
♦三菱ケミカルのビジョン:KAITEKI実現
♦三菱ケミカルのミッション:化学の力で地球を救う、あなたと共に未来を創る
♦三菱ケミカルのバリュー:以下の5つです。
1. 突きつめる安心
2. たゆまない挑戦
3. とらわれない心
4. 連鎖する個
5. 分かちあう誇り

主要事業

三菱ケミカルは、素材から機能商品といった多種多様な製品を提供し、以下のような社会課題の解決に貢献する解決策を提供します。

GHG低減:温室ガス効果を低減し、気候変動の緩和に貢献する
炭素循環:炭素が循環する社会で持続可能な快適さを追及する
食糧・水供給:食糧や水供給の不安解消に貢献する
デジタル社会基盤:次世代のデジタル社会を支える
人快適化:安心や安全に向き合い、真の快適さを生み出す
主な事業を下記にて紹介します。

・石化事業
基礎化学品、ポリオレフィンなど。

・炭素事業
コークス、タイヤや刻印インクなどの素材であるカーボンブラックなど。国内外の鉄鋼産業を支えているコークス。コークスから生産するタールからは、さまざまな製品が生み出されています。

・MMA事業
メタクリル酸メチル、アクリロニトリルなど。透明性、耐候性、加工性に優れる素材であるアクリル樹脂の原料となるMMAは世界トップシェアを占めます。

・高機能ポリマー事業
機能性樹脂、サステイナブルリソースなど。機能性樹脂は積極的なМ&Aと自社技術のブラッシュアップを推進しています。

・高機能化学事業
機能材料、食品機能材など。
機能化学品はコーティング用材料及び塗料を取り扱っています。

・情電・ディスプレイ事業
光学フィルム、情報電子材料、アセチルなど。

・高機能フィルム事業
食品包装用、産業用、医療・衛生用など。耐久性、耐候性、透湿性、易開封性などに特化した高機能フィルムを生産しています。

・高機能成形化学事業
炭素繊維、アルミナ繊維など。

・環境・生活ソリューション
アクア・ソリューション、アグリビジネス、インフラ資材など。
アクア・ソリューションは、飲料水から下水問題まで世界の水問題の解決を目指しています。

・新エネルギー事業
リチウムイオン電池材料、新エネルギー材料。
リチウムイオン電池材料では、リチウムイオン電池の主要材料である電解液と負極材を提供しています。

三菱ケミカルの会社概要

三菱ケミカルの年収

三菱ケミカルの会社概要や事業内容が分かったところで、つづいて年収について解説していきます。三菱ケミカルは三菱ケミカルホールディングスの子会社であるため、単体での有価証券報告書はありません。そのため、年収に関する情報は、親会社である三菱ケミカルホールディングスの有価証券報告書を参考にしています。

2021年の有価証券報告書によると、三菱ケミカルの平均年収は1011万円となっています。

三菱ケミカルは残業代もきちんと支給されます。昇給に関しては、年功序列で徐々に昇給していく形式です。そのため、実力主義で実績を残せば若いうちからたくさん稼げるというよりは、安定して高い水準の年収はもらえるとしても、管理職につくまでは年収の大幅アップは見込めないと言えるでしょう。

平均年収推移

三菱ケミカルホールディングスの有価証券報告書に記載されている、過去5年間の平均年収は下記の通りです。

2016年 1146万円
2017年 1440万円
2018年 1738万円
2019年 1166万円
2020年 1011万円

日本国内最大の大手総合化学メーカーというだけあって、安定して平均年収1000万円以上を保っております。

なお、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査結果」によると、コロナウイルスの影響がない2019年の正規社員の平均給与は503万円ですから、三菱ケミカルの年収は安定して平均よりも高いことがいえます。

初任給

つづいて、三菱ケミカルの初任給を見てみましょう。三菱ケミカルの初任給は下記の通りです。

2022年4月入社者初任給(予定)
博士:308,000円/月
修士:265,000円/月
学士・高専専攻科:245,000円/月
高専本科・専門学校:206,000円/月
※表記に手当は含みません

三菱ケミカルの職種は、大きく技術系と事務系の二つに分けられますが、職種による年収差は特にないそうです。

賞与

三菱ケミカルの賞与は年1回、6月に支給されます。賞与の額は業績に連動しているため、業績によって大きく変動するそうですが、比較的高い水準だと言えるでしょう。ボーナスの比率が高いため、業績がよければ多額の金額が支給されます。また、たとえ業績が悪くとも賞与は支給されるそうなので、その点は大きなポイントではないでしょうか。

大企業なだけあって、賞与以外の福利厚生も充実しています。有給休暇も取りやすい環境で、ワークライフバランスを重視する就活生にも適した企業と言えるでしょう。

【三菱ケミカルの年収】競合他社との比較

三菱ケミカルの年収が平均給与より高いことは分かりましたが、同じ業界の競合他社と比べるとどうなのでしょうか。最後に、三菱ケミカルと同じ「大手化学メーカー」の平均年収と比較して、三菱ケミカルの年収について分析していきましょう。

三菱ケミカル 1,166万円
住友化学 890万円
三井化学 848万円
昭和電工 815万円
東ソー     806万円
旭化成 769万円

三菱ケミカルの年収は、親会社である三菱ケミカルホールディングスの有価証券報告書を参考にしているため、正確に比較することはできませんが、競合他社と比べてみると、三菱ケミカルの年収が群を抜いて高いことが分かりますね。他の企業は800万円前後でそこまで大きな差はないものの、三菱ケミカルは他社よりも200~400万円ほど差があります。

【三菱ケミカルの年収】競合他社との比較

まとめ

三菱ケミカルの年収や事業内容について紹介しましたが、いかがでしたか。国内最大級の大手化学メーカーなだけあって年収も高水準であることが分かりましたね。安定した企業に就きたい就活生に適している企業でしょう。大企業なので、福利厚生も充実しており、働きやすい環境も整っています。さらに、三菱グループに属する有名メーカーである三菱ケミカルは、就活生からの人気も高く、選考を通過するのも簡単ではないでしょう。三菱ケミカルへの入社を志望する場合は、しっかりと企業研究・自己分析を行い、十分な対策をして選考に臨みましょう。

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