鹿島建設の会社概要

鹿島建設の平均年収について紹介する前に、そもそも鹿島建設とはどのような企業なのか、鹿島建設の基本情報について紹介します。

概要

♦代表取締役会長:押味 至一
♦代表取締役社長:天野 裕正
♦本社所在地:東京都港区元赤坂1-3-1
♦創業:1840年(天保11年)
♦設立:1930年(昭和5年)
♦従業員数:7,989名(2021年3月末現在)

鹿島建設の経営理念
全社一体となって、科学的合理主義と人道主義に基づく創造的な進歩と発展を図り、社業の発展を通じて社会に貢献する。

鹿島建設の会社概要

鹿島建設の平均年収

鹿島建設の会社概要や事業内容が分かったところで、つづいて年収について解説していきます。

2021年3月期の有価証券報告書によると、鹿島建設の平均年収は1135万円となっています。平均年齢は44.1歳です。

なお、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査結果」によると、コロナウイルスの影響がない2019年の正規社員の平均給与は503万円ですから、鹿島建設の年収は平均よりも高いことがいえます。

平均年収推移

鹿島建設の有価証券報告書に記載されている、過去5年間の平均年収は下記の通りです。

2016年3月期  892万円
2017年3月期  947万円
2018年3月期 1103万円
2019年3月期 1139万円
2020年3月期 1134万円

2019年3月期までは順調に上昇しており、2019年3月期以降からはほぼ横ばいと言えるでしょう。近年では安定して1100万円以上の平均年収を保っており、鹿島建設の年収は非常に高い水準であることが分かります。

初任給

つづいて、鹿島建設の初任給を見てみましょう。鹿島建設の初任給は下記の通りです。

初任給(総合職)
博士了:月給29万円
修士了:月給26万円
大学卒:月給24万円

鹿島建設の職種は、細かく分かれていますが、初任給は職種による差はありません。

職種
事務系:経営管理、営業、法務、総務、人事、経理、現場事務、開発事業ほか
土木系:土木現場における施工管理業務、設計、技術提案、研究開発・環境関係業務
建築施工系:建築現場における施工管理業務
建築設計系:建築設計業務全般(意匠・構造)
建築設備系:建物の給排水、冷暖房、照明、防災などの設計及び施工管理業務
エンジニアリング系:生産・研究・物流施設のエンジニアリング業務(計画、設計、施工、運用保守など)
環境系:環境関連プロジェクトの計画、設計、施工、施設運営の支援及び環境技術の営業
機電系:土木・建築現場における工事用機械・仮設備の計画・見積・調達及びそれらの施工管理業務、新工法や新型機械の開発業務
数理系:建設プロジェクトや企業経営におけるIT活用戦略の企画、推進、及び新製品や新サービスの開発業務
開発系:不動産開発の企画、計画、推進、及び不動開発に係るコンサルティング業

賞与

鹿島建設の賞与は年2回、6月と12月に支給されます。賞与の額は業績に連動しているため変動はありますが、目安としては年間で約4ヶ月分が支給されるそうです。

昇給

鹿島建設は、30代前半までは横並びで昇給していくため、残業時間によって差がでる程度で、同期ではほとんど差がつかないようです。管理職から評価によって昇給スピードも異なってくるため、成果を出すことで大幅な年収アップが目指せるでしょう。ただ、残業代や賞与額が高いため、若手であっても給与面に不満を抱く社員は少ないでしょう。

【鹿島建設の平均年収】競合他社との比較

鹿島建設の年収が平均給与より高いことは分かりましたが、同じ業界の競合他社と比べるとどうなのでしょうか。最後に、鹿島建設と共にスーパーゼネコンと呼ばれる、「竹中工務店」「清水建設」「大成建設」「大林組」の平均年収と比較して、鹿島建設の年収について分析していきましょう。

鹿島建設:1134万円(平均年齢:44.2歳)
大林組:1058万円(平均年齢:42.6歳)
鹿島建設:1043万円(平均年齢:44歳)
大成建設:1010万円(平均年齢:43歳)
清水建設:1007万円(平均年齢:42.9歳)

スーパーゼネコンというだけあって、5社とも平均年収が1000万を超えています。その中でも、鹿島建設が最も高い平均年収となっています。

【鹿島建設の平均年収】競合他社との比較

鹿島建設の平均年収が高い理由

なぜ鹿島建設の平均年収はこれほどまでに高いのでしょうか。理由をいくつか解説していきます。

業績の良さ

鹿島建設の平均年収が高い理由として最も大きいのは、近年の業績の良さではないでしょうか。鹿島建設のここ5年間の売上高を見てみましょう。

2017年3月期 1,821,805(百万円)
2018年3月期 1,830,625(百万円)
2019年3月期 1,974,269(百万円)
2020年3月期 2,010,751(百万円)
2021年3月期 1,907,176(百万円)
(有価証券報告書)

オリンピック特需が過ぎたことや新型コロナウイルスの影響で2020年度は少し売上高が落ちたものの、安定して業績を保っています。オリンピック特需やインバウンドのホテル需要などで業界全体としても好調でしたが、鹿島建設では前連結会計年度にプランニングした「中期経営計画」にもとづく、「グループの強みを活かせる事業領域拡充と経営基盤の整備」が順調に進みました。それらが大幅な業績の伸びにつながったと、鹿島建設が自ら分析しています。

平均年齢の高さ

社員の平均年齢(毎年44歳前後で推移)が高いことも、平均年収が高い理由の一つに挙げられます。鹿島建設は、基本的には「年功序列」となっています。勤務年数が長くなるほど年収があがっていくため、平均年齢が高い鹿島建設は平均年収も高いのでしょう。

残業の多さ

高い平均年収である理由として、残業の多さもあげられるでしょう。建設業界は残業が多いイメージをもっている方も多いかと思いますが、実際に、鹿島建設は残業が多いことで知られています。とくに「現場」の仕事に携わる人は残業が多い傾向にあり、社員の口コミによると「定時で帰れることはほとんどない」との声もあり、工事が忙しい繁忙期になると、休日勤務や夜勤といったケースもあるようです。ただ、鹿島建設はみなし残業やサービス残業はなく、残業代はすべて支払われます。ワークライフバランスが今後の課題となりそうですが、しっかりと残業代が支払われるのは大きなポイントではないでしょうか。

鹿島建設の平均年収が高い理由

まとめ

鹿島建設の年収や事業内容について紹介しましたが、いかがでしたか。日本を代表する大手総合建設会社なだけあって年収も高水準であることが分かりましたね。業績も安定しているため、安定した企業に就きたい就活生に適している企業でしょう。鹿島建設への入社を志望する場合は、しっかりと企業研究・自己分析を行い、十分な対策をして選考に臨みましょう。

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