■有給とは

  

年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。
年次有給休暇が付与される要件は2つあります。
(1)雇い入れの日から6か月経過していること
(2)その期間の全労働日の8割以上出勤したこと、
の2つです。
(厚生労働省ホームページより抜粋)

  
すなわち、『お給料はそのままでお休みがもらえる』というものです!アルバイトでも有給制度があるので、知っていた人も多いのではないでしょうか。
 

■有給とりやすい会社ランキング

 
東洋経済が発表した、『有給休暇をしっかり取れる会社ランキング』を、TOP20までご紹介したいと思います!

1. 東武鉄道     23.1日
2. 東燃ゼネラル石油 21.8日
3. 東芝       21.7日
4. ダイキン工業   20.1日
5. NTTファイナンス 20.0日
6. JX日鉱日石エネルギー 19.6日
7. ケーヒン     19.2日
7.ホンダ       19.2日
7.NTT西日本    19.2日
10.NTT東日本   19.0日
10.阪急電鉄     19.0日
12.SCSK  18.7日
13.NTTファシリティーズ 18.5日
14.ダイハツ工業   18.4日
14.アイシン精機   18.4日
16.東京海上日動火災保険 18.2日
17.NTTコムウェア  18.1日
18.NTTドコモ   18.0日
18.日産自動   18.0日
20.ソニー    18.0日
 

 
1位の東武鉄道は、平均で23日も有給が取得されているそうです!毎月2日くらいお休みがもらえるんですね。また、ランキングにはNTTが目立ちますね。NTTは、有給をしっかりととる風土が昔からあるそうです。また、車系メーカーや、インフラ系も有給がとりやすいことが伺えます。
 

■おまけ:有給取得をとるときに使える理由

 
有給を取得するには、申請をしなければなりません。そこには、有給取得理由をかく項目があるそうですが、法律上では「私用」で問題ありません。しかし、職場の人に仕事をお願いしたり、上司との信頼関係のためにも、有給をとる理由はしっかりと伝えた方がいいのです。そこで、みなさんが実際に有給を取得する際に使える理由をご紹介しますね!
 
『友人の結婚式』
“波風立たない有給申請の理由”としてよく聞くのがこちら。おめでたい席への出席を咎める上司もあまりいないので有効です。
 
『旅行』
年に1回なら、旅行を理由に有給を取得しても大丈夫でしょう。1年に1度くらい海外旅行に行きたいですよね。職場におみやげを買っていくことを忘れずに。
 
『身内の介護・入院関係』
「親が入院するので」「身内が介護で、この日だけはどうしても自分が面倒を見なければいけない」という“身内に関するデリケートなこと”には会社としても深入りできません。特に親が入院などをする際は、手続き等のために有給休暇を取る人も実際に多いようです。
 
『忌引き』
あまり嘘で人が亡くなったことを理由付けにするのはよくないですが、有給休暇を取るためなら…。定番中の定番ですが、何回も使えるわけではないので、最後の手段として使いましょう。
 
『私用』
先程述べたように、本来であれば、これで届け出ても労働基準法上は全く問題ありません。もし上司に理由を聞かれても「すいません、あまり答えたくない事情なので…」と言ってしまっても実はOKです。上司や職場の社員との関係性に問題がないのであれば、「私用」でもよいでしょう。
 
『リフレッシュ』
いろいろ紹介しましたが、嘘をついてそれを突き通すのも大変ですよね。「リフレッシュ」と割り切っていってしまうのが一番いいです。普段から一生懸命仕事をしていれば、上司も周りの社員も、悪くは思わないでしょう。
 

■まとめ

 
いかがでしたか?
有給についての理解が深まっていれば嬉しいです!
就職活動で企業を選ぶ際に、ワークライフバランスを重視している人ならば「有給のとりやすさ」をぜひ調べてみてくださいね。有給を上手に使って、仕事もプライベートも充実させましょう♪
 

■まとめ

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資料引用:http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei06.html http://toyokeizai.net/articles/-/57161?page=2

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