文系の仕事にはどのようなものがある?

一言に文系といっても、得意分野・学んできたことは様々です。薬剤師や医師、機械の製造や開発など専門性の高い仕事を除けば、あらゆる分野に挑戦が可能です。
一昔前までは理系であるか文系であるかは就職先に影響していましたが、最近は殆どといっていいほど関係ないのが実情です。特に学部卒の場合、文系理系皆同じような会社に就職することが多いです。

文系の学生が就く業種の一つに事務職があります。
事務職
事務職は、営業系・人事・一般事務など多岐に渡りますが、机に座ることの多いデスクワークが中心です。担当する主な仕事内容は、書類の作成や処理などです。
会社を、組織を動かす上では様々な書類が必要になります。こういった書類に関する業務が中心になります。
営業関連であれば、見積書、請求書などがありますし、法務関連であれば契約書、経理関連であれば給与明細、税金、社会保険に関する書類が挙げられます。

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もう一つに営業職があります。
営業職
営業職は文系の割合が比較的高いと言われています。営業職とは、自社製品・サービスを紹介し、購入してもらうことが主な業務内容です。ものを売るという点で販売職と混同する人は多いと思いますが、販売職は店舗などを構えて購入意思がはっきりとしたお客様を相手にする仕事を指します。それに対し、営業職は購入意思に関わらず購入意思の低いお客様に対しても自社製品の良いところなどを訴求することで購入する気にさせることが主な仕事内容です。
最近はwebマーケティングが一般化したことで消費者がネットで購入しやすい環境にあります。こういった背景もあり、一言に営業職といってもその仕事内容は増えました。飛び込み営業として企業に直接営業に行くのではなく、セミナーの形式で自社の製品に興味を持ってもらって購入に繋げていくといったスタイルなども出てきました。

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次に司法書士について紹介します。
司法書士
文系の中では数少ない専門性の高い仕事と言えます。司法書士の仕事内容とは企業などから依頼を受けて、法的効力のある書類を作成したり、法律上の手続きを代行したりする職業を指します。司法書士の資格を取るのは弁護士の次に難しいと言われる程ですが、資格を取得してしまえば手に職が就く職業ですので取得してしまえば仕事に困ることはないでしょう。

次に業界別に紹介していきます。

航空業界
毎日海外を行き来するため航空業界では語学力が求められます。航空業界の代表的な仕事は下記のようなものがあります。

・客室乗務員
・グランドスタッフ
・パイロット

保険業界
保険業界は大きく生命保険と損害保険に分かれますが、保険業界は景気によらず需要は高いです。よってその安定さが人気の一つでもあります。

保険業界ではお客様のニーズを汲み取る必要があるため
・コミュニケーション能力
・気遣い
・前向きさ
が求められます。

旅行業界
旅行業界については華やかなイメージを持っている人は多いかと思います。確かに旅行業界は世の中の流れから考えてもグローバル化が進んでいることからこれからの伸びしろが期待されていますし、人気のある業界といえます。

旅行業界はお客様への細かい対応が必要なため
・臨機応変さ
・計画性
が必要になります。
このような適正がある人は、旅行業界はおすすめです。

商社
商社と一言に言っても仕事内容は多岐にわたります。
大きく下記の4つに分けられます。
・物流
・金融
・事業投資
・情報

商社の主な役割としては、取引の手助けをすることですので、当然のことながらコミュニケーションスキルは必要です。

まとめ

今回紹介したのはほんの一部ですが、こうやってみるだけで文系学生の就職先は幅広いことが分かるかと思います。今回紹介したのは一部ですが、もちろんここに書いたものが全てではありません。たくさんの中から自分に合った職業を見つけてみてください!

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