官公庁・公社・団体業界について
からぴー:官公庁とは国と地方公共団体の役所のことで裁判所や日本銀行、裁判所も含んでいるよ!2019年度末の段階で国家公務員は58.5万人、地方公務員は274.4万人いるんだ。人々の安全で自由な暮らしを守るために様々な取り組みを行っているんだよ!
こうしくん:公務員ってそんなに多いんですね!採用も複雑そうだな…
からぴー:国家公務員は毎年人事院が採用試験を実施、地方公務員は各都道府県が採用試験を実施しているよ!でも警察は少し特殊で①国家公務員試験か②各都道府県の警察本部が実施する採用試験に合格しなければならないんだ。
りかつん:公務員によって違うんですね!
からぴー:次は公社・団体について説明するね、これらは社会の中で公的な意味合いが強い業務を行う法人や団体のことを指すよ!例を挙げるなら消防や警察、学校がこれらに該当するね。公社は官庁と民間企業の橋渡しを担っていたり公益のための取り組みを行ったりしているよ!
こうしくん:公務員にもいろいろな種類があるんですね!公務員志望の人はどんな理由でこの業界を選んだんだろう…
からぴー:では民間企業と比較しながら公務員のメリットとデメリットについて考えていこう!
公務員のメリットとデメリット
からぴー:民間企業が売上や競争によって給与や待遇が変化するのに対して公務員はそれらがないから解雇やリストラのリスクがないんだ。年功序列ではあるものの、給与も安定していて福利厚生も充実しているから安定して働き続けることができるんだよ!
りかつん:ワークライフバランスを重視する人から見れば魅力的な職場ですね!最近コロナ禍で失業者が多いから解雇やリストラのリスクがないのはありがたいです!
からぴー:さらに社会的信用度も高いからローンやクレジットカードの審査が通りやすくなったりするね。それに「地元に貢献して恩返ししたい、活性化させたい」という理由から地方公務員を志望する人が多いよ!
こうしくん:自分が生まれ育った地域を活性化だったり、貢献や恩返しができるのはすごく嬉しいですね!
りかつん:でもデメリットもあるんですよね…??
からぴー:そうなんだ。上でも記した通り、年功序列だから最初は給与が低いね。歩合制ではないから成績が給与に反映されないんだよ。若いうちからバリバリ働いて出世したい人には不満が溜まる可能性は高いね。
こうしくん:せっかく頑張ったのに給料が少しづつしか上がらないのは悔しいな、それに公務員試験対策も大変そうですしね…
からぴー:あと公務員は災害などといった緊急時は出勤を余儀なくされるね、メリットも大きいしデメリットもある程度覚悟しなきゃね。
公務員の選考時期
こうしくん:それでは公務員試験はいつから始まるんですか?
からぴー:日程自体は冬期に発表される予定だよ。2020年はコロナの影響でほとんどの日程が押したみたいだけど通常はこの日程で行われる予定だよ!
・国家公務員(総合職)4月選考開始→7月合格発表(予定)
・国家公務員(一般職)6月中旬選考開始→8月中旬合格発表(予定)
・地方公務員(上級)4月受付開始→6月選考開始~
・地方公務員(中級)4月受付開始→6月選考開始~
・地方公務員(初級)6月受付&選考開始~
りかつん:種類によって選考時期が違うんですね!併願するとなるとスケジュールがごちゃごちゃになりそうだな…それに6月以降から選考開始となると就活が終わるのが長引きそうですね…
まとめ
りかつん:本日もありがとうございました。公務員と民間企業を比較したことでメリット・デメリットを知ることができました!私も公務員を受けてみようかな!
こうしくん:公務員も選考前の下準備が重要になってくるのでしっかり自己分析をしたりインターンに参加しておくことが大事ですね!
からぴー:自分の将来像を見据えた上で選択肢を増やすことも重要ですよ!途中で諦めずに頑張りましょう!
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