NPO、NGOの業界の現状

からぴー:主に日本国内での活動が中心であるNPOと国際協力を主として活動しているNGOですが、資金面でけっして楽ではない団体が多いため、未経験の学生を雇用する余裕がなく、新卒の枠が少ないのが現状です。

りかつん:なるほど。だからあまり募集を目にすることがないんですね。

からぴー:ただ、NPOの方では新卒採用をする団体も増えているようです。

こうしくん:そのような厳しい状況下で興味がある学生はどのような対応をすればよいのでしょうか。

からぴー:一つ手として挙げられるのはインターンに参加すること。NPOやNGOでは新卒採用が少ないのに比べ、インターンは多くの団体が受け入れています。それに参加することにより、「そのままうちで働かない?」というようなお声を受けるケースも見られます。

こうしくん:たしかに団体側にも新卒採用とはいえ、インターンを経験している学生だと全くの無知ではないというメリットがありますよね。
りかつん:でも、そうすると一般的な就活スタート時期よりもかなり早くから取り組まなければいけないと思うのですが…。

からぴー:それは一理あると思います。なので、次にNPOやNGOの新卒採用情報を得られる方法を教えますね!

これらをチェックしてみて!


・ PARTNER:国際協力キャリア総合情報サイト。NGOを探すのに最適。
・ DRIVEキャリア:NPOなどの求人情報が掲載されている。
・ NPO、NGOキャリア情報ポータルサイト:情報量が多いので要チェック。
・ 環境らしんばん:環境に特化したNPOの就職活動が掲載されている。
・ SNSやHP:小さな団体などはこのような方法から情報を得られる。

からぴー:マイナビやリクナビのような大手就活サイトから情報を得るのはかなり難しいので、これらのサイトをチェックしてみてください。

こうしくん:思ったよりいっぱいありますね。
りかつん:でも、どれも聞いたことがなかったです。

からぴー:情報の少なさや採用枠の少なさから、未だNPOやNGO業界での就活は難しいのが現状なので、自ら積極的に情報を得る行動をとることが言うまでもなく大切になってきます!

メリットとデメリット

メリット
・ サービスを実際に利用するエンドユーザーと直接かかわることができる仕事が多いため、やりがいを感じやすい
・ 大手や競合がひしめく業界と比べ、自分の仕事内容に意味を見出しやすい
・ 少人数の職場のことが多いため、一人当たりの裁量が大きくなり、個人としてのスキルアップが大きく見込める

デメリット
・ 給与水準が一般企業に比べ低い→年収200~300万ほど
・ 研修が手薄なことが多い→自発的にスキルを学習したり、問題解決ができたりする人が求められる
こうしくん:こう見るとすごく魅力的な部分と不安な部分とあって、やっぱり何を軸において就活をするか、が大切だなと感じますね。

からぴー:お金を稼ぎたいという軸をもって就活をしている学生ももちろんいると思うので、その方たちには合っていないといえます。一方で、この貧困問題を解決したい、ここの地域格差をなくしたい、というような特定の就活軸があるのならば、ぜひ挑戦すべき業界だと思います!

まとめ

りかつん:本日もありがとうございました。普段あまり得られないような情報がゲットできて勉強になりました。
こうしくん:どんどん卒業後の道は多様化している中で、このような就活も面白いなと思いました。ありがとうございました。

からぴー:情報が少ないから、募集枠が少ないからとあきらめず、積極的に自分から情報を得にいくこと!これが就活全般的にキーになりますね!

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