パターン①:脅迫的な質問を繰り返す面接官

まずはこのパターン。これは圧迫面接の典型的なパターンだ。
このような面接官に遭遇したときの注意点は「けっしてムキにならない事」「子供のようなイライラした表情を表に出さない事」である。なぜならば面接官はあなたが「感情的になりやすくて」、「あなたを感情的にさせること」を狙っているからだ。
対処の仕方はその場の雰囲気によるが、「私は何か的外れなことを言ってしまっていますか?」とか、「私のご質問で何かお気に召さないことでもありましたか?」などのように、相手のそのような態度の意図を冷静に聞いてみる事。面接官はプレッシャー与えた時にあなたが冷静な大人の対処が出来るかを見ているので、そのような対応が出来れば、そのような圧迫的な対応は終わるはずである。

パターン②:こちらの発言を無視する面接官

これも圧迫面接のパターンの1つである。基本的な対処方法はパターン①でご紹介した内容とほぼ一緒である。決してムキになってはならない。このようなパターンでは、生真面目に面接の質問に対応するのではなく「世間話」など話題を変えてみるなどしてみよう。

「無視する」ということは「あなたの今のその話に興味はありませんよ」、という大人のコミュニケーションとしての意思表示の1つである。それを見極められるかどうか、大人としての対象能力を面接官は見ている。是非ともそのようなパターンに遭遇したら、冷静に対応してみて欲しい。

パターン③:真面目そうで堅そうな面接官

次は「融通が聞かなそうな真面目な面接官」である。恐らくこのような面接官に苦手意識を持ってしまう人も多いだろう。

このパターンでは「こちらも真面目に対応する」ことが大切だ。なぜならばこのような面接官は、面接を「真面目な時間」と考えており「冗談とかは言うべきではない」と考えているからだ。例えばあなたが空気を和ませようと冗談とか世間話を言う事が、逆効果になる事がある。

このような面接官に対しては、「謙虚さ」「尊敬の意思表示」などで面接官を「ヨイショする」、面接官の「顔を立てる」などが効果的である。例えば「お忙しい中面接をして頂きましてありがとうございます。」というようなやや型にはまった堅苦しい言葉が効果的だったりする。そうした機転を利かせられる能力が必要である。

パターン④:情熱的で感情的な面接官

最後は「情熱的で感情的な面接官」のパターン、体育会系的なノリを持ったパターンである。このパターンは人によってはやりやすいだろうが、人によっては苦手に感じるだろう。
このような人は自分と同じように「ノリ」や「情熱」を持った人が好きなことが多い。つまり好かれてしまえば面接は上手くいくと言える。

このパターンでは出来る限り「ノリの良い」受け答えが大切である。そして「先輩の顔を立てる」ようなちょっとしたお世辞とか気遣いが相手に好かれやすいポイントである。また体育会系的なノリが得意では無いと言う人もいると思うが、そようなの人は身近な先輩を気遣う感じで「お世辞」などを言うようにしてみて欲しい。

おわりに

以上、面接で頻繁に遭遇する面接官のパターンである。
ここでは全てのパターンを紹介しきることが出来なかったが、大切なのは「相手のパターンを見抜いて、それに合わせて対処する」という、対人関係能力の基本を実践することだ。決して自分のキャラクターを押し通すことが正解ではないということを認識して欲しい。
ぜひここに書いてある事を参考にして、自分なりの対象方法を作り出して見て欲しいと思う。

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