企業が聞きたいのは「人柄」と「情熱」、「成長の可能性」
応募書類や面接で学生が自己PRする代表的なものが、学生時代のサークル活動やアルバイト、ゼミ、部活動です。
学生時代にどんな経験をしたのか、どんな活躍をしたのかを自己PRするわけですが、選考する企業の側では人柄と情熱、将来成長する可能性があるかを重視して選んでいるのが実情です。
つまり、選んでほしい就活生と選ぶ企業の側に選考基準のギャップが生じており、これがマッチしない限り内定のゲットは難しくなります。
上記のようなエピソードを盛り込みつつも、企業が知りたい情報を伝えていくことが内定への近道です!
ビジネスでは自分の言いたいことを言えばいいというわけではありません。
相手が求める情報を適切に盛り込んで受け答えをする習慣をつけましょう!
リーダー経験を話せばいいわけではない!
企業の選考基準として、ポテンシャル採用の比率が高まっています。
学生一人一人の潜在能力を見極め、将来的に成長の可能性があるかで採用を決めるのです。
多くの学生は潜在能力をアピールするべく、サークル活動での活躍やリーダーシップ力などを過剰なまでに話したがります。
しかし、この自己中心的なアピールがNGなことも多く、内定に繋がらないことが少なくありません。
なぜかといえば、企業は1人で引っ張っていくものではなく、組織として一丸となって目的や目標を達成し、利益を上げていくことが求められるからです。
採用する人材の全てがリーダーであっては成り立たず、協調性があり、気遣いやフォローができる人、目立たなくても責任感を持って最後まで目的を全うでき、目標を達成できる人が好まれます。
リーダーになるかは社会人になって組織で仕事をしていくなかで取捨選択されて選ばれていくもので、新入社員でいきなりリーダーを任されることはまずありません。
自分の立ち位置をわきまえながら、仲間をフォローし目標を達成しながら成長できる人材が求められているのです。
せっかくのリーダー経験が自己中心なエピソードに聞こえてしまっては勿体無いので、程よいバランスで伝えていけるように意識しましょう!
結果だけでは不十分!成長の軌跡を伝えよう
サークル活動などのエピソードを話す際に、陥りがちなミスとして「結果だけを話してしまう」ということも挙げられます。
サークルの実績は面接官にイマイチ伝わりにくいことがあるのです。
学内のトーナメントや外部との大会での実績を話す方が多いですが、実績だけ聞いてもどのくらい凄いことなのか面接官に伝わっていない場合があります。
結果だけではなくプロセスを話すことで初めてどのように組織を変えたのかという成果が伝わるのです。
社会人になり仕事をするということは常に組織を改善し続けることです。
結果を出すことは前提ですが、結果を出すために自分がどのようなプロセスで成長してきたのかをアピールするといいでしょう!
面接でなかなか思うような結果が出ていない方は上記を参考にしてみてくださいね!
皆さんの魅力が面接官にしっかりと伝わることを祈っています!
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