WEB(オンライン)面接って?

WEB面接は、大きく分けて2つの形式があります。
1つは、デバイスのカメラを通してお互いの姿を見ながらリアルタイムで面接するライブ形式です。ライブ形式のWEB面接では、企業オリジナルソフトのほか、ZOOM、Skype、TEAMSなどのビデオチャットアプリやコミュニケーションツールを使用します。多少のタイムタグが生じたり音声が聞き取りにくかったりするかもしれませんが、カメラを通して面接官の反応を見られるため、対面面接と大きく異なる点はありません。
もう1つは、撮影した動画を投稿する投稿形式です。
投稿形式の場合は一人で話して録画しなければならないので、面接官の反応が見られない分、やりにくさを感じるかもしれません。

従来の対面面接とは異なり、会場に足を運ばなくても面接ができるため、
遠方の企業でも出向く必要がないので、特に地方の学生にとっては様々な企業に応募しやすく効率的に就活することができます。
もちろん、企業側にとっても、面接会場の手配などの手間が省けたり録画データを社内で共有できたりと利点が多く、選考スピードを上げられるというメリットがあります!

WEB面接での注意点 面接前

〇使用するソフトをダウンロードする
 企業により導入するツールややり方が違うので、応募企業が使用するWEB面接ツールを確認します。
 また、必要があればソフトやアプリをダウンロードし、ダウンロード後にアカウントを作成しましょう。その際、プロフィール画像やプロフィール内容にも気を配る必要があります。
特にプライベートで使用しているアカウントをそのまま使う際には注意が必要です!
プロフィール画像はアイドルやアニメキャラクターを避け、プロフィール内容が趣味一色なら変更しましょう。
また、アプリやソフトをダウンロードせずに、招待メールのURLをクリックするだけでWEB面接が始められるツールもあるので、事前にしっかり把握しておく必要があります。

〇WEB面接をする場所を決める
 面接場所は自宅が最適です。面接中に周囲がざわざわしていると、気が散ってしまうので、家族と暮らしている場合は、面接時間を伝えて静かにしてもらいましょう。
また、自宅にインターネット環境が整っていなかったり、静かな場所や時間が確保できなかったりする場合は、個室のインターネットカフェを利用するのも一案です。
面接の場所を決める際には、面接官が目にする自分の背後は、なるべく壁になるようにセッティングします。壁がない場合は、画面に映る範囲を整理整頓し、だらしない印象を与えないように心掛けましょう。

〇インターネット環境に注意
場所を決めることにも通じますが、安定したインターネット環境が必要です。
事前に音声や回線の確認をし、途切れる心配のない安定した接続を確立するようにしましょう。
スマホを使用する場合、Wi-Fiが不安定になりがちなので、面接時のみ4G回線にするのも一つの手法です。ただし、Wi-Fiと4Gの速度は、環境やデバイスにより異なるので、事前に確認することをオススメします。

〇使用するデバイスを固定する
 場所やインターネット環境が整った後は、面接中にスマホやタブレットなどのデバイスが倒れないように、目線の高さにしっかり固定します。
画面に上半身が映ればOKです!
手に持ちながら面接を受けるのは画面が揺れる恐れがあるため、おすすめできません。

〇面接官に自分がどう映るか映像でチェック
デバイスを固定した後は、実際に映像をチェックし、背景・雑音・明るさ・角度などを入念に確認しましょう。面接では、第一印象が肝心です。部屋が暗いと顔も暗くなってしまうので、必要があれば、ライトを準備して明るい印象を面接官に持たせましょう。

〇充電を確認し各種アプリ・ソフトの通知音を切っておく
PCでもスマホでも、WEB面接中に電源が落ちないようにフル充電して、
WEB面接中にスマホアプリやソフトの通知音がならないように切っておきます。
また、電話もならないようにサイレントモードにしておきましょう。

〇必要な資料を準備してメモは画面に映らない場所に置く
WEB面接では、手元にカンペを用意することができます。
企業に提出したES、質問の回答メモ、企業情報など、面接に必要な資料を用意しておきましょう。
そして、準備した資料は画面に映らない場所に置きます。
スマホを使用する場合は、スマホを固定した先の壁などに貼り付けておくと便利です。
目線が下がらないように、目線の少し上に貼り付けておきましょう。

〇イヤホン・マイクをチェックする
イヤホンを使用した方が面接官の声が聞き取りやすく、より円滑にコミュニケーションがとれます。イヤホンを使用する際には、面接開始時に「イヤホンを使用してもよいか」を確認したほうが望ましいでしょう。
また、マイクが搭載されていないパソコンの場合は、準備が必要です。

〇緊急連絡先を確認しておく
何らかのトラブルで面接開始時にPCやスマホが正常に動作しなかったり、
途中で中断してしまったりしたときのために、緊急連絡先や連絡方法を事前に確認しておきましょう。

〇服装は、リクルートスーツで◎(指定がある場合は除く)
WEB面接とはいえ面接官には画面越しでも服装はしっかり見えるので、「私服」という指定がなければ、対面面接と同様にリクルートスーツが適しています。
画面を通していますが対面面接より距離が近くなるので、男性はきちんと髭を剃り、女性もメイクをしておくようにしましょう。

〇5分前にスタンバイ
指定された時間の5分前までに準備を整え、デバイスの前にスタンバイするようにしましょう。時間に遅れるのは言語道断ですよ。遅刻すればその時点で失格です!

面接中

〇面接開始時と終了時に一礼する
 WEB面接でも対面面接と同様に、面接開始時と終了時にはきちんと一礼します。
特に、終了時に気を抜いた場面が打ち出されないようにしましょう。

〇カメラをしっかりみて焦らずに落ち着いて話す
 カメラをじっと見すぎるのもよくありませんが、カメラを見ないで話すのもよくありません。
ライブ形式の場合、多少のタイムラグが生じるので、質問を受けてから間を置かずに答えると焦っているような印象を与えてしまうかもしれません。
少し間をおいて、落ち着いて話すようにしましょう。

〇メモを読み上げない
 メモを準備するのはOKですが、メモを読み上げるのはよくありません。
なぜなら、気持ちが伝わらないからです。また、手元にメモを置いて、メモばかり見るのもNGです。前述した通り、画面に入らない場所に貼り付けるようにしましょう。

〇笑顔でハキハキと普段より大きめの声で
 WEB面接では接続状態によっては、聞こえづらい場合があります。
対面面接以上に、笑顔でハキハキとしっかりと発言、聞き取りやすい話し方を意識することがとても重要です。

面接後

〇終了後にお礼のメッセージを送る
 WEB面接が終了した後に、簡単なお礼のメッセージを送ってみましょう。
企業が受けるあなたの印象が変わってくるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。

面接はWEBでも対面でも、最初はとても緊張すると思います。数をこなし、慣れていくことがとても大事です!
自分自身の強みや企業への志望度をしっかりとアピールできるように、いろんなインターンの選考面接を経験して自分なりに納得のいく面接を探ってみてください!

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