面接で落ちる人:言語コミュニケーション

就活生くん:就活の面接で思うように受からず、落ちてしまうのはどうしてですか?

からぴー:それはね、様々な理由が考えられ、順番に解説していきますね。
まずは、言語コミュニケーションにおいて主に次の2つの理由が面接で落ちる理由です。
①結論ファーストで話せない人
②自分の武勇伝をうまく語れない人
それでは1つずつ詳しく解説していきますね。

理由①結論ファーストで話せない人
面接に落ちる理由1つ目は、結論ファーストで話せていないからです。

「あれ?質問内容なんだっけ?」となったことありませんか?
面接は会話のキャッチボールがとても重要であり、
質問に対する答えをダラダラ長く話すと結局なにが言いたかったの?と面接官は思います。
そして自分も話さないといけなかったことがなにかわからなくなり結果グダグダになり論理的でないと判断され落とされてしまいます。

また、簡潔すぎることもNGです。
例:Q.学生時代に頑張ったことはなんですか?
  A.飲食店でのアルバイトです。これはNGです!!
ベストアンサー.飲食店でのアルバイトで組織改革を行い、前年比売上120%達成に貢献したことです。

頑張ったことと聞かれているのでその中で起こした行動を簡潔に話しましょう。
前述したように、面接は会話のキャッチボールであり、面接官が質問しやすいように話を誘導することで自分の強みをアピールすることができます。

理由②自分の武勇伝を上手く語れない人
面接に落ちる理由2つ目は、自分の武勇伝をうまく語れていないからです。

グループ面接で一緒に受けている学生のガクチカがすごすぎて、自信が一気になくなった…みたいな経験はありますか?
当然ながら面接の場では自分よりすごいことを経験してきた人はたくさんいます。
そこで自分の今までの経験を浅く広く話すと印象は残りません。

例:Q.学生時代に頑張ったことはなんですか?
  A.飲食店のアルバイトです。しかし当時、勉強も忙しくて大変でした。アルバイトではリーダーをしていて、休みの日には友達とYouTubeを初めて登録者数1万人を超えました。これはNGです!!
ベストアンサー.YouTube活動に力を入れ登録者数1万人を達成したことです。

面接は自己アピールの場であり、自分に自信を持つことがとても大切です。
聞かれていないことをたくさん話すのはよくないけど、聞かれたことはしっかりアピールして、一番印象が残るように、なにかトピックを1つに絞って、深堀することでユニークな回答ができたり自分らしさを見出すことが出来ます。

面接で落ちる人:非言語コミュニケーション

からぴー:次に非言語コミュニケーションにおいては2つの理由があります。
就活生の皆さんはメラビアンの法則って言葉を耳にしたことはありますか?

就活生ちゃん:はい!あります。
メラビアンの法則って、人の第一印象は3秒以内に決まり、視覚情報(態度や表情、しぐさ)と聴覚情報(声の大きさやトーン、話す速さ)から9割以上の影響を受けるという研究結果があるんですよね!

からぴー:そうなんです!そしてこの第一印象は一度形成されると払拭するのは難しいんですよね。
だからこそどれだけ事前に面接準備をして、しっかりとした内容の回答を用意したとしても、見た目で判断され落とされてしまう可能性があるんです。
以下2点のことから落とされることが多いです。
①表情が暗い・反応が薄い人
②清潔感がない人
これを1つずつ詳しく解説していきますね。

理由①:表情が暗い・反応が薄い人
前述したように、面接は話すときの言葉ではなく、面接官に会った瞬間に勝負が決まります。
これは見た目がイケメン・美人であることと表情の明るい・暗いはまったく関係ありません。
また、面接で緊張することは当然で、面接官もそれは理解しています。
しかし反応が薄く表情が暗いと、「自分に自信がないのかな…?」「やる気あるのかな…?」など面接官は捉えてしまい、印象点で高評価を得ることは難しいです。
この人と一緒に働きたい、一緒にいて心地よいと思ってもらうには、明るい表情でいることはとても大切です。
そして就活における面接は、この人を顧客の前に出してもうまくやっていける見込みがあるかチェックするものです。
反応が薄いとこの人とは円滑なコミュニケーションが取れないという判断になりかねないです。

②清潔感がない人
身だしなみは面接に限らず社会人としてのマナーです。
清潔感がないと思われる例
・髪型:まとまりがなくボサボサ、寝ぐせがある
・顔:(男性)ひげが伸びている (女性)メイクが派手、血色が悪い
・服装:シャツのしわや汚れ
・靴:ボロボロ、汚れている
・におい:たばこや香水の匂いがきつい

面接で落ちる人:その他

からぴー:ここまでは、言語・非言語について解説してきました。
ここからは、それ以外の項目で落とされる理由について2つのことを話していきます。
①企業研究ができていない
②逆質問ができていない
また1つずつ解説していきますね。

理由①:企業研究ができていない
面接官は学生の志望度を必ず採用基準に入れています。
その中で会社についてまったく調べず、志望動機がふわついていると面接官は採用したい気持ちが薄れていきます。
企業の理念・価値観への共感を示さないと間違いなく面接では落とされます。
理念とは会社の根幹になるものなので、自分がどれだけ成長したいか、将来像を語ることは大事だけどそれ以上に企業を研究し自分の価値観と100%マッチしているということ伝える必要があります。

理由②:逆質問ができていない
就活生くん:志望度は高いけど質問することがなくて面接中、ないですと断ってしまいました…。

からぴー:質問せずに終わるのはやめたほうがいいです。
逆質問は入社意欲や頭のかしこさがわかると言われています。
ここでは、自分をアピールする場面だからこそ調べてたらわかるような質問をすることはマナー違反です。
NG例:休日はどのぐらいありますか?
   どんな企業と取引していますか?など
自分が調べてきていないことを面接官に公開しているのと同じです。

OK例:活躍している人の共通点はなんですか?
御社事業の強みは~~で△△されていると思うのですが、○○が狙いですか?など
大前提として面接官の大事な時間を割いていることを頭に入れ、面接官が端的に答えられ、自分が欲しい情報を得られるようにしましょう。

面接に受かるには?

就活生くん:振り返ってみれば自分に当てはまることが多かったです。
これを改善するために意識すべきポイントを教えてほしいです!

からぴー:そうですね。ここまでは落ちる人の特徴を解説したので今後、就活生に意識してほしいポイントを簡単にまとめて紹介しますね!

①結論ファーストで話すこと
イエスORノー、5W1Hで話すことを意識しましょう。
相手にわかりやすい話し方をすることで論理的、コミュニケーション能力がある人と思われます!
②ナンバリング、構造的に話すこと
「具体的に2点のことを行いました。」「質問は3点あります。」など
これも相手に分かりやすい話し方であり、面接官の話を聞く体制を整えることができます!
③話し方に緩急をつける
ゆっくり話したり早く話すこと、声の大きさなどを意識してみましょう。
そうすることで自信があるように見えます!
④相槌を打つ
自分が話しているときに相手がどう思っているか反応がほしいですよね。
それ同様に面接官も自分の話が伝わっているか反応がほしいものなんです。
しっかり相槌を打って面接官が面白いことを言えば笑顔で反応しましょう!
⑤面接で話す内容を事前準備する
これは基本中の基本です。
自分の考えや想いを言語化し万全な準備をしましょう。
そうすることで自信を持ってハキハキと自分の意見を伝えることができます!

最後に

いかがでしたか。
今回は、面接で落ちる人の特徴についてまとめました。

最後に、面接で落ちたとしてもずっと落ち込む必要はありません。
その経験は必ず役に立つので諦めずに果敢に挑戦してください。

面接はいかに減点されないかが勝負です。
もし1つでも当てはまる内容があったのならばそれは今すぐに改善していきましょう。

納得のいく就活ができることを祈っています。

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