① PREP法

まず1つ目はPREP法です。
Point(結論)⇒Reason(理由)⇒Episode(体験談)⇒Point(結論)の頭文字を取ったこの言葉ですが、知っている人は多くても出来ている人はほどんどいません。知っていることで満足するのではなく、きちんと出来るようにしましょう。

きちんと使いこなすポイントはとにかく想定質問の量を増やすことです。中途面接も新卒面接もそうですが、結論から話すことができない人は基本的にこちらが質問した回答を考えていないための時間稼ぎに状況説明から入る人です。
こちらが聞いてもいない状況説明をだらだらされた挙げ句、最後に話された結論が質問に答えられていないケースが毎日起こります。

必ず質問に端的に結論から答えられるようにしましょう。

② 話の最後に「以上です。」と付け加える

2つ目は話の最後に「以上です。」と付け加えることです。面接をしていると、いつ学生の話を切っていいのか面接官が気を遣っています。相手に気を遣わせるなど言語同断です。

話の最後に「以上です。」と伝えるのは、相手に対してもそうですが自分も安心することができます。
面接官の反応を見ていると、リアクションがなくて今話した内容で回答になっているのかどうかわからないときがあります(これは面接官が悪いですね)。しかし、「以上です。」と答えることで面接官は回答が終了したことがすぐわかるので、まだ聞きたいことがある場合は質問をしてくれます。
このように、「以上です。」と最後に付け加えるだけで面接の印象もよくなり、安心感も得られるので必ず付け加えるようにしてください。

③ 5W1H

3つ目は5W1Hです。Why・When・Where・Who・What・Howのことですが、特にWho・What・Howは省略したり「それ」「その人」など指示語を使ったりせずに具体的に答えるようにしましょう。これが出来ない人は、何を言っているのかよくわかりません。
また、Where・Whenを使いこなせるようになるとコミュニケーション力が高い印象を与えることができます。

「接客のアルバイト」と言われてもよくわかりません。「大学近くのセブンイレブンでアルバイト」と伝えることで面接官はあなたの話のイメージをすることができます。「接客」と言ってもコンビニ・飲食店・ホテル・スーパーのレジなど様々な可能性が考えられますよね。コンビニと言っても、セブンイレブンなのかファミリーマートで違う印象を持つ人もいます。差し支えない範囲で具体的にWhereを伝えるようにしましょう。

Whenはどのように伝えるのか。「アルバイトをしていた話」を話されても高校生の時にアルバイトをしていたのか、大学生に入ってすぐの4月から始めたのかわかりません。「教師になることを夢見ていました」と言われても中学の頃から考えていたのか就職活動をする中で考えていたのかさっぱりわかりません。Where同様にWhenも具体的に伝えるようにしましょう。

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