④ 個人面接(面接官:マネージャークラス)
マネージャークラスが相手の個人面接では、基本的なコミュニケーション能力について問われます。
また、いいところをあげるというよりもダメなところがある人を落とすというニュアンスが多いでしょう。
聞いた質問に対して回答することができなかったり、回答が冗長だったり、緊張し過ぎてそもそも会話になっていなかったりなど。
頑張ったことや志望理由などについて深堀する質問をした際に答えられないのもアウトです。
自己分析を進めておかないと次の選考に通すという判断はできません。
マネージャークラスは役員クラスの個人面接に通して良いのかを判断する役割を持つ会社が多いです。
ですから、あなたを次の選考に通した後に「なんであの学生を通したんだ?」と言われない人を通そうとします。
適度なアピールをしつつ無難にクリアできるようにしましょう。
⑤ 個人面接(面接官:役員クラス)
役員クラスが相手の個人面接ではあなた自身の性格や行動特性について確認されます。
今まで一番がんばったことやなぜその会社を受けるに至ったのか。これからどんなことをしていきたいのかという将来に対する展望も含めて。
あなた自身と会社のこれからがきちんとマッチするかということをあらゆる角度から見られるのが役員クラスの面接だと思ってください。
役員クラスになると基本的に頭の回転が早い人ばかりなので、無駄なアピールはやめましょう。
素直に聞かれたことを答えるだけで、相手はあなたに何ができて何ができないのかを理解することができます。
ここでは自分からアピールするというスタンスではなく相手に自分を評価してもらうというスタンスで面接に臨みましょう。
役員相手の面接で自己アピールが過剰だと扱いづらい人材だと思われたり、自分のことしか考えていない人材だと思われたりしてしまいます。
相手の質問の意図を汲み取り、端的に答えられるようにしましょう。
話が長いとコミュニケーション能力がないといってばっさり落とされるレベルです。
⑥ 最終面接
最終面接で求められるのはその会社で一生働いていくという今のあなたの覚悟です。
もちろん会社に入った後どうなるかわかりません。
しかし、最終選考を受けている【いまこの瞬間に】その会社で一生働いていくという覚悟があるかどうかを試されます。
ここまで来ると能力や会社との相性についてはクリアできています。
最後はその会社でやっていく覚悟があるかどうか、そして会社の方針を決めて行く社長との相性がよいかどうかを確認されます。
その会社に自分がなぜ入りたいのか、会社に入った後には具体的にどんな社会人になっていきたいのか。
就職活動を振り返り、万全の体勢で臨みましょう。
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