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「企業研究」と「自己分析」を同時に説明会で行う方法

2016.02.03

そろそろ企業セミナーや会社説明会も忙しくなってきた頃だろうか。抽選で当選した念願の企業の説明会やセミナーに参加することが出来て安堵している人もいるでしょう。
しかしその会社説明会、本当に有効に過ごせていますか?
私の印象では、有意義な使い方をしている学生が少ないように思います。
私も企業側の採用コンサルタントとして企業セミナーの壇上で話した経験があります。また学生を支援する就活コンサルタントとして、説明会に参加する学生の考えも毎年よく聞いている。そうした両方の立場から見ても感じることは「もっと有効的に説明会を使えばいいのに!!!」ということです。
「良い企業研究になるのになあ」
「自己分析になる機会になるのになあ」
「説明会やセミナーから、会社による学生の選定が始まっているのになあ」
こうした色々な「もったいない」を今回はここで紹介し、是非とも皆さんに説明会をより効果的で実りのある時間にして欲しいと思います。

① :説明会=自分の志望動機を確認する場

まず始めに言っておきたいのが、説明会が終わって「私この企業で働きたい!」となってはいけないということです。
 
予め簡単でも良いので「私がこの企業に興味があるのは○○だから」というように、仮の志望動機を作っておくことが、説明を有意義に過ごすために大切です。
 
そしてこの「○○」を確認するために説明で質問をしたり、または話しを聞いたりするのが良いでしょう。
そのような状態で質問をすることで、社員さんからも「他の人よりもちゃんと調べているな」という評価になります。そして何よりもあなた自身にピッタリ合うかどうかを知る事ができるのです。
 
説明会の目的は「この企業は自分に合うかどうか」を調べる場です。
 
企業は良いイメージをあなたに与えてくるだろうが、そのようなアピール戦略を鵜呑みにして、「ここで働いたら楽しそうかも」という安易な志望理由を作らないで欲しいと思います。それは後になって「私って本当は何がしたいのだろう」という状況になってしまいます。なぜならば「主体的に」志望動機を考えてないからです。
 
ぜひ皆さんは予め志望動機を用意した状態で説明会に参加して、企業ではなく「あなたにとって」有意義な時間にして欲しいと思います。

② :説明会=「予め企業研究した結果」を答え合わせの場

面接を有意義に過ごすための方法は、説明会の前に企業研究を済ませておく事です。つまり「説明会では質問がある状態で挑む」ことが最も有意義に過ごす方法なのです。
 
説明会が始まると、まるで学校の授業のように参加者一同全員がメモ帳を広げ、一語一句漏らすことのないように必死にメモを取っている。しかし思い返して下さい。その書いたメモがその後役に立ったことはあっただろうか?そしてその書いたメモの内容は、配られた会社パンフレットに書かれていないだろうか?
 
「私がここ企業で働くならば」「面接の志望動機を話す際に話すとしたら」という【当事者意識】を持って、事前に調べたことと説明会で聞いた内容照らし合わせることです。そうすることで説明会はより有意義になるでしょう。

まとめ

説明会を有意義に過ごすための方法を説明してきました。
ポイントは「事前の準備」と「主体性」です。その2つを持って挑むだけで、1回1回の説明会で大きな気付きや学びを今の何倍も得られるようになるでしょう。
 
企業研究と自己分析は同時に説明会で行う、という意識をもって、これからの説明会に臨んで下さい。

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