長所と短所について(100字)

長所は、リーダーシップを発揮して周りを巻き込むことができるところである。
中学生の頃から組織のなかでは常に率先して物事に取り組み、
目標達成のために周りに人に対して働きかけることが得意だった。

短所は、自己主張が強すぎるところである。自分の意見を主張するあまり、
他者の意見に対して深く耳を傾けることが苦手であった。
ゼミでのディスカッションを通して人の意見をよく聞くことを常に意識している。

(1)大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか?その取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、その想いの実現に向けてどのように行動したかや、    取り組みの結果を踏まえて、お書きください。

私が大学時代に最も力を入れて取り組んだことは、大学2年の春にリーダーを務めた、
旅行サークルの新入生勧誘活動である。当時サークルは設立から2年しか経っておらず、
規模は20人程度と小さかった。私は今後更にサークルを繁栄させていくために、
獲得人数の多さだけではなく、これからのサークルの中心を担えるような頼もしい新入生を
沢山獲得したいと考えていた。そこで私は、1)求める人材像を明らかにし、
勧誘対象を絞ることで少ない人数で効率よく勧誘すること2)チラシ作成係や会計係など、
部員の長所を生かした仕事の割り振りで貢献度を高めること3)勧誘の進捗状況をまとめて、
戦略と共に毎日全員に報告し共有すること、の3つを行った。
その結果、サークルのメンバー全員の協力を得て、目標としていた15人をはるかに超える
入会希望者を集めることができ、今後のサークルの未来を創っていける理想の仲間を迎えることに成功した。

(2)今までに直面した一番大きな困難は何ですか?その困難をどのように乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。

私が経験した最も大きな困難は、高校3年の春、マンドリン合奏部の全国大会の2か月前に、
左手の小指を骨折したことである。完治には最短でも4週間はかかると言われ、
主旋律パートの首席奏者である私は、部員への申し訳なさと、4週間全く練習ができないという不安から、
大会への出場を諦めかけていた。しかし部員や家族に励まされ、諦めるのではなく、
いつでも合奏に戻れる準備をすることに集中した。右手だけで出来る基礎練習に加えて、
合奏を録音して何度も聞くことで、演奏のイメージを膨らませた。そして大会まで残り1か月という時期に、
練習の許可がおりた。それまでのブランクを取り戻すために、毎朝の自主練習に加えて、
放課後は誰よりも遅くまで残って練習をした。その結果、全国大会に首席奏者として出場し、
優秀賞をとることができた。この経験から、困難を真摯に受け止め、
諦めずにその時に出来る最善の努力を尽くすことの重要性を学んだ。

(3)あなたにとって、仕事とは何ですか?あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、お書きください。

私にとって仕事とは、これまで私を支えて成長させてくれた家族や社会に貢献するための手段である。
生きていくためには仕事をしてお金を稼ぐ必要があり、更には稼いだお金を自分のためだけではなく、
家族や社会に還元していく義務があると私は考えている。なぜなら、今まで自分が大学に進学して勉強をしたり、
部活やサークルでやりたいことを実現したり、人として成長することが出来た背景には、家族からの経済的、
精神的な援助や、国、自治体、サークルといった私が所属する社会的な組織の存在があったからだと
考えているからだ。そこで、仕事を選ぶ際には、やりがいを感じることができるかが重要だと考えている。
やりがいの感じられない仕事では、自分の持つ能力を100%発揮して、よりよい成果を生むことはできないと
考えているからだ。だからこそ私は、仕事とはやりがいを感じながらよりよい成果を生み出し、
家族や社会に貢献するための手段であると考える。

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