1.大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。 (150文字以内)

 1つ目は三田祭実行委員会の活動である。大学2年生の時に、三田祭史上初の理系分野の講演会を企画した。2つ目は病院の受付事務のアルバイトである。患者様の電話対応、窓口対応を行った。3つ目はゼミでの活動である。中小企業論、経営学を専攻しており、今年度はフィールドワークを中心に活動した。

2.上記(2)でお選びいただきました取り組みに関して、活動期間、役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。 (250文字以内)

 三田祭史上初の理系講演会を責任者として企画したことである。大学1年生の1月に、慶應の学園祭で最も大きなものであるのに、理系分野の催し物が一つもないことを問題点とし、企画を立案した。ターゲットである受験生のニーズを把握するために、進学校、予備校合わせて30校にアンケートを取って回った。それを基に企画の内容をチームメンバー8人と協力してくれた研究室3つと合同で模索し、サイエンスショーを中心に企画を組み立てた。結果として大学2年生の11月に行われた本番では500人の来場者の獲得に成功した。

3.その取り組みの中で感じた課題や問題、および感じたきっかけ・背景について教えてください。また、その後どのような行動を取ったのかについても教えてください。 (400文字以内)

 企画のコンテンツ内容を決めるときに企画設立者である私と、出演者である研究室の方で伝えたい内容が異なるという問題が生じた。私は企画の設立ということもあり、シンプルさとインパクトを追求したコンテンツ内容を求めていたが、理工学部の研究室の方は専門性に特化した内容を数式などで説明しようとしていた。ここで、お互いの最終的な目標は「受験生に理工学部の活躍を伝えたい」ということを改めて確認することで合意形成を図った。そのため、私の母校含め、進学校、予備校30校にアンケートを取りに行き、受験生の知りたい内容を把握することでこの問題を解決した。結果としてはサイエンスショーの形を取り、講演会後には「研究発表でこんなに人が集まったことはない。新しい見せ方が発見できた」と感謝してもらうことが出来た。ここから共同制作者、来場者という相手の立場に立って物事を考えることの重要性とその視点が課題を解決に導くことを学んだ。

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