【設問1】

【設問】部署と部門を選んだ理由

【回答】貴社の電力技術を途上国を含む世界中に広めたい。5歳の時から、途上国援助に関心を持ち実際に自らの足で援助に向かうため、学生時代カンボジアの農村部で教育ボランティアを行った。その際に農村部の方から、「電力が満足にない事で、医療において人々の生命を左右する」と聞き、途上国に電力インフラを整えるという夢ができた。そして、貴社の環境に身を置き営業に携わる事で、貴社の技術を世界中に広め人々の生活に貢献したい。

【設問2】

【設問】自分のセールスポイントを教えてください。Enter your strengths.

【回答】
私の強みは「周りを巻き込み1つの事を達成していく事である」。カンボジアの孤児院でのボランティアの際、孤児院の物資不足を目の当たりにし帰国後物資ボランティア事業の創造を日本人メンバーに提案した。しかし、前例がない事から協力を得る事ができなかった。そこで、自らが率先して少量ながら物資支援を実際に行い前例とする事でメンバーの物資支援へのハードルを下げた。結果としてメンバー全員の協力を得る事ができた。

【設問3】

【設問】今までに最も力を入れて取り組んだ事を教えてください。
What was the event which you have put the most effort in your life?

【回答】
アメリカでインターン生として電話で現地企業に営業活動を行った事である。営業電話をかけ始めた当初、言語の壁に直面しアポイントを取る事ができなかった。そこで、状況の改善を図るため自己の改善点を洗い出した。最も必要な改善点は、語学力であった。しかし滞在できる日数に限りがあり、英語力の著しい成長は望めないと思い、言語力以外の解決策を講じた。結果としてノルマを超える200件のアポイントを取る事ができた。

【設問4】

【設問】社への志望動機を教えてください。
Why are you interested in working at Hitachi?

【回答】
【途上国の人々の生活に貢献したい】5歳の時から途上国支援に関心を抱き、ゼミで開発経済学を研究し、カンボジアでの教育ボランティアに参加する等、今できる活動に積極的に関わってきた。しかし、これらの活動をする中で、ボランティアの波及効果の小ささを知り限界を感じた。そこで、ビジネスという側面から貴社の事業に興味を持ちOB訪問で貴社の環境に身を置く事で夢を実現できると確信した。そして、自己の夢を実現したい。

【設問5】

【設問】日立では事業の進展にともない、グローバルに活躍できる人財を求めています。
 あなたはどのようにグローバルに活躍したいと考えていますか?
How would you like to make an achievement as a global worker?

【回答】
「信頼される人間になり活躍したい」私は、ビジネスを成し遂げる上で信頼関係が大切だと考える。海外ボランティアで現地スタッフに協力を求めた時、協力を得る事ができなかった。しかし、授業の講師という既存の仕事だけでなく、ゴミ拾いやトイレ掃除など自己にできる最大限の事をし、現地スタッフに信頼され協力を得る事ができた。将来も、自己にできる最大限の事をする事で、信頼される人間になり貴社の利益に貢献したい。

【設問6】

【設問】卒論内容

【回答】ベトナムに焦点を当てて約1年半かけて研究を行った理由は、治安の安定や低賃金労働者そして、人口規模の大きさなど今後大きなマーケットとなりうることや、近年経済発展が著しく、今後経済発展の可能性の大きさを期待できる土壌があるためである。具体的には、まず、タイやマレーシアなど東アジアの工業化先発国の成功理由を研究し、工業化成功の法則を導いた。工業化を早く達成することができた順に、第一世代が日本、第二世代が韓国や台湾、第三世代がタイやマレーシアや中国、そしていまだ工業化は深化していないが次の世代となる第四世代がベトナムである。第一世代から第三世代まで工業化段階が進んでいる東アジアの国々は、第一世代から第二世代へ第二世代から第三世代へという風に、工業化途上国は、工業化先進国が開発した技術や、知識、開発政策の経験などの外国資源を導入しながら工業化を推進するため、後発国の技術進歩は急速であり、経済成長率も先進国を上回る高さを持つというガーシェンクロン提唱の、後発性の利益を享受することができる。また、第一から第三世代においてそれぞれの世代に、外国資源を効率的に利用するために、例えば第一世代の日本の場合、明治時代における政府の殖産興業政策、つまり政府が中心となり工業化を進めるなど内的要因が整っていたことも工業化成功の理由であるといえる。内的要因の重大さは、第二世代第三世代においてもいえる。過去の例より、第四世代が工業化を達成するために、外国資源の効率的な利用と内的要因を整えることが求められる。しかし、第三世代までと経済環境は異なり、第四世代のベトナムは今後TPPなどの自由貿易に直面する。自由貿易のメリットとして、大きくFDIの増加、世界市場への容易な活用、貿易の不安定さの軽減の三つが挙げられる。しかし、自由貿易のデメリットとして、顕在的な比較優位産業に産業が固定化され、潜在的な比較優位産業を顕在化できないという事である。つまり、具体的に第四世代のベトナムにおいて、自由貿易によって繊維産業などの低付加価値産業に比較優位産業が固定化され、潜在的な機械産業などの高付加価値産業を比較優位産業として顕在化できないという事である。よって外国資源の利用と内的要因を整えることに加え、自由貿易をよりベトナムに有利なものとすることが求められる。そこで、自由貿易が開始される前に比較優位産業を高付加価値の重工業に転換する必要があり、いかに効率的により高度な工業化を可能にするかを研究した。ベトナムの課題として、FDIつまり外国資源は現状として低付加価値産業に投資されているそこで、これらを高付加価値産業に投資されるよう政府が取り組む事が必要である。次に、非国有企業が国有企業に比べ資金調達、土地獲得などにおいて不利な現状であるため国有企業改革が求められる。これらを提言とし、結論とする。

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