問1. 志望動機

生活に密着した車を使って世界中の生活をより良いものにしていきたい。様々な国籍の人々と異なる価値観をぶつけ合い共有していくことで、必要とされている車を必要とされる場所に必要な時に提供していきたいのである。以上のことから私は、多様な価値観の中で日々挑戦できるフィールドが整っている貴社日産自動車への入社を強く志望する。同業他社に比べて車というものに対し、ただの乗り物ではなく人々の生活を豊かにするものという考え方を強く持たれている貴社に対してとても魅力を感じている。世界に先駆けて電気自動車を市場に投入し、環境に配慮しながらも従来よりも数段上の生活を提供する貴社に身を置くことで、人々が感じている自動車に対するニーズだけではなく人々がまだ気付いていないニーズをも発掘できると確信している。ガーナでの経験からどんなに発展途上の国・地域であっても人々の車に対する意識は変わらず高い。将来的には貴社において、アフリカにおいても貴社車によって新たな付加価値を提供していきたい。貴社の数多ある部門の中でもマーケティング部門でインターネットマーケティングに関わっていきたい。世界で一番多く使われているインターネットというフィールドで魅力的な製品を魅力的に人々に広めることで大きな社会的インパクトを与えられると考えているからだ。この部門で世界中のニーズをいち早く察知し人々の生活向上に寄与できる人間になりたい。

問2. 自己PR

私は「自分に任された道にプロとしての誇りを持つスペシャリストであると同時に、チーム全体を俯瞰的に見渡し課題を解決していくことのできるジェネラリストである」と自負している。この能力は学生時代にチームの一員として関わった米高校のアメリカンフットボール部で培うことができた。就任当初戦略スタッフとして関わっていた私は自分の提案する戦略に対して確固たる自信を持つ一方で、なかなかチームを全体的に見渡すことができず独りよがりの戦略になってしまっていた。そのような考えを持っていた私がジェネラリストを目指すきっかけとなったのはチームの改革に携わるようになったからである。今まで創部以来長い間に渡って手を付けてこなかった戦略という側面にメスを入れてチームの強化を目指した私は否応にもチーム全体を見ていかなければならなかった。自分の行う行動一つがチームにどのような影響を与えるのかという点について意識するようになったのだ。これを続けていくと自然と自分の戦略提案においても俯瞰的な視野ですることが可能になったのだ。

これは現在の学生生活全てにも関わっている。学園祭での研究会の成果発表やアルバイトでの授業運営など集団で取り組んでいる全ての事柄に活きている。今後は今までの経験で培ってきた上記の能力をグローバルなビジネスの場で実践しよりレベルを高めていくことで、人々の生活向上に貢献できたらと考えている。

問3. 文化的ダイバーシティ/Cultural Diversity あなたが外国人の方とチームで何かを成し遂げた経験、もしくは海外で挑戦した事柄について記述してください。チームで活動をしたケースの場合は、あなたが果たした役割が分かるように述べてください。

私は高校留学先(米国)で所属していたアメリカンフットボール部の戦略スタッフとして、チームの州大会優勝実現に尽力してきた。就任当初、私は選手時代から感じていたチーム内における戦略のマンネリ化という問題に対して即座に対処しようと、日本チームが多く使っている小回りの利く戦略をとにかく提案した。しかしこれは現地で今まで使われていたものとは対照的なものであったことから、現地から大きな批判を食らい、距離を縮めることに腐心したのである。選手時代に短期間ではあったが一緒にプレーをした仲であったにも拘わらず、いざ自分が指導者側に立つと選手時代の関係を続けることは難しかったのである。なかなか理解してもらえない挫折感を味わう一方、日本人の自分がこの環境で生き残る手段として、【1.新旧戦略の分析・融合】と【2.現地との密な連絡による状況把握】に努めた。日本においてチームに関わることで現地スタッフや選手よりもより客観的に状況を把握できると考えたのだ。単なる新戦略の提案ではなく徹底した分析と、現地との週3回のスカイプによるやりとりによって、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、横展開だけではなく自らアレンジを施した戦略の提案に変えていったのである。結果、100人いるチームの攻撃戦略を任され、州大会優勝に貢献できた。現在では全米大会出場および優勝を目標に互いに切磋琢磨しながら活動している。

チームワーク/Team Work これまでに参加した、コミュニティー、課外活動、グループ研究等において、あなたがどのような役割を果たしてそのチームの目標達成に貢献したか述べてください。

国際問題に関して啓発活動を行う学生団体に入っている私は、カンボジアの地雷問題に関する5分の短編映画を映画祭に出品することに、広報という側面から関わった。当初創設4年目でこのような活動は初の試みであったため、ノウハウが分からずただ闇雲に行われてしまい、うまく周りの支持を取り付けることができなかった。そのことから「自分たちはどのような人にこの映画を見てもらいたいか」という原点に振り返り、私は学生に焦点を充て、個人の関心度に合った広報を提案したのである。この提案がその後の活動の軸となり、自分がこのプロジェクトを広報リーダーとして引っ張っていくことになった。しかし対象を絞ったものの、実績のない我々は他大学から敬遠され思惑通りには進まなかった。その中で私は「自分たちが伝えたいことが本当に伝わっているのか」「なぜ自分たちは敬遠されているのか」という2つの課題の解決に注力した。映画についてよりよく知ってもらうと同時に、自分たちの団体についても知ってもらおうと考え、活動の領域を広めていったのである。今までの口頭による広報活動に広報部メンバーの感想や意気込みといった生の声を資料として加えることで、効率的で詳細な広報活動が実現した。このような新しい計画を提案し、周りを取り込んでいくことで、グランプリと地球の歩き方賞を受賞することができた。現在では高校や大学において映画上映を兼ねた講演会を行っている。

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