目次

第一問 日産自動車を志望する理由をお聞かせください (600文字以内)

貴社で「人事のプロになり、人に関わることで組織を強化する仕事がしたい」という夢をかなえたいからです。中国在住時、教育が人の価値観に大きく影響することを実感し、教育学を勉強してきました。そこから、仕事においても教育に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。また、NPOで人事を経験し、戦略的に計画を練り、人的資源を最大化することで組織を強化する楽しさを学び、人事を志望する様になりました。具体的には、教師採用の際、学習支援を担当している部署と連携し、理想の教師像を文章化して面接に活かすことを企画、実行したことで、課題であった教師の定着率を2倍向上させることが出来ました。そうした中で、少数精鋭で、人員構成予測や昇給率を利用した独自の人事制度で社員育成に責任を持ち、「ダイバーシティ経営企業100選」に選定されるなど、多様な人材を活用して、企業価値向上を果たされている貴社に興味を持ちました。こうした貴社の環境は、人事のプロを志す上で最高の場所であると考えたからです。また私は、被災地での茶道交流を実現するために、反対する幹事を説得した経験から得た「自分と立場の異なる相手に寄り添い、柔軟に対応することで目的を達成出来る強み」があります。こうした強みを活かして、貴社独自の人事制度を活かし、多様な価値観をもつ人財が最高のパフォーマンスを出すことが出来る場所を提供し、私の夢を実現したいです

第二問 自由に自己PRをしてください (600文字以内)

私の強みは、「自分とは異なる立場を持つ相手に寄り添い、柔軟に対応することで、問題を解決できること」大学三年時、被災地に「心を豊かにするニーズ」があることを知り、部で気仙沼での茶道交流を提案しましたが、新しい取り組みへの懸念や、責任面、金銭面への懸念から幹事に反対されました。特に、責任面は、問題が起きた際、幹事が退学になる等、厳しい対応が求められるために問題となりました。そこで、幹事の立場に寄り添い、代替え案を提案することでこの課題の解決に努めました。具体的には、新しい取り組みへの懸念には、被災地の現在の状況と「本来お茶を通して心を和やかにする目的がある茶道だからこそ、現地のニーズに応えられる」ことを伝えました。また責任面は、大学と交渉し、大学のボランティア活動に参加する部員の個々人がもつ形を取りました。金銭面は、大学と交渉し、宿泊費、交通費は大学に出して頂き、お菓子、抹茶代は参加者が負担する形をとり、幹事と調整しました。結果、気仙沼で3年ぶりに行われた祭りで、200食分のお菓子と抹茶を提供し、茶道交流を行う事が出来ました。また、交流時に被災地の方と話す時間を設けられるよう、机の配置を、お茶をたてながらお話できる形にしました。被災地の方とは、現在も交流が続いています。この経験から、培った強みを活かし、貴社でも立場の異なる相手を尊重することで、強い組織を作るという目的を達成したいです。

第三問 次の4つのテーマのうち2つ選んで小論文を作成してください。どの選択肢を選んでも選考には影響しません。 この小論文は我々が皆さんを理解するために非常に重要な内容になりますので、慎重にお答えください。

文化的ダイバーシティ / Cultural Diversity あなたが外国人の方とチームで何かを成し遂げた経験、もしくは海外で挑戦した事柄について記述してください。チームで活動したケースの場合は、あなたが果たした役割が分かるように述べてください。 (600文字以内)

私は、中国在住時「日本のイメージを向上する」という課題に挑戦しました。具体的には、中国在住時に、「日本人として中国人に少しでもいいイメージを持ってもらいたい」という想いから、未来の中国をつくる子どもたちがいる孤児院に毎週行き、子どもたちと実際に接する中で、子どもたちに日本のいいイメージを持ってもらうために日本の歌や日本語を教えていました。こうした活動を通して、子供達も少しですが日本語を覚えてくれるようになり、日本人に良い印象を持ってくれるようになりました。そうした中で、孤児院の物資が不足している状況や、在籍している子どもたちの多くに持病があるために医療費が必要なことを知り、子どもたちのために「自分が卒業した後も、継続的に孤児院に支援が出来る体制を整えたい」と考えるようになりました。そこで、学内の集会でプレゼンテーションを行い、子どもたちの状況を先生や生徒に訴えました。こうした活動を通して、団体設立に共感してくれる生徒を集めた結果、継続的に子どもたちに支援をする団体を立ち上げることに成功しました。また、数人の先生から支援金を頂くことが出来ました。卒業時にはこの功績が認められ、異文化理解の活動に貢献した生徒を高校の先生全員が投票で決める“International Understand Award”を獲得しました。この経験から、大きな課題にも、自分の出来ることを考え、行動することで改善に貢献できることを学びました。

チャレンジ / Challenge あなたがこれまでに実行した一番大きな挑戦について説明してください。なぜその目標に挑戦しようと考えたか、また目標を実現するために工夫したことが分かるように述べてください。 (600文字以内)

ラーナー / Learner あなたがこれまでに目標としたにもかかわらず達成できなかったことについて、その経験から学んだ事もふまえて述べてください。 (600文字以内)

チームワーク/Team Work これまでに参加した、コミュニティー、課外活動、グループ研究等において、あなたがどのような役割を果たしてそのチームの目標達成に貢献したか述べてください。 (600文字以内)

大学2年次にNPOで学習支援の教師採用兼広報担当として、他部署に積極的に協力を呼びかけ、組織の人の力を最大限に活かすことで、「学習支援の教師の応募倍率を5倍向上し、学習支援後に団体に関わってくれる教師の定着率を向上する」という目的を達成しました。学習支援の教師の採用兼広報担当就任時、全体の実質倍率が2倍しかなく教師の質と教師経験後の定着率の低さが組織の問題でした。私はこの問題を解決するために、積極的に他部署と連携しました。先ず学習支援の教師に求められる人材像をより明確にするため、「生徒をよく知り、生徒の力を伸ばすことの出来る教師像が分かる」学習支援担当部署と連携をとり、求められる人材像を文章化し面接官に事前に共有することを発案し、実行に移しました。また、今までのSNSだけの広報活動を変革し、学習支援の教師経験者に協力を呼びかけ、教育に興味のある生徒が集まる大学の講義内計15回の広報活動を行いました。そこで、教師経験者が実際に感じた学習支援の魅力について語ってもらい、より興味をもってもらえるよう工夫しました。結果、採用時の実質倍率を5倍に引き上げ、今までより学習支援の目的に沿った人材の採用に成功し、学習支援後の定着率が2倍になりました。この経験から、「問題を解決するために他者に協力を求める際、なぜその人の協力が必要なのかを明確に考え、伝えることで、目的の達成が出来ること」を学びました。

新規会員登録はこちら
ページトップ