大学での学び

 ゼミナールではマーケティングを専攻している。中でも、定量的データや統計分析を用いており、最終的には具体的製品やサービスに落とし込む実践的な研究を行っている。直近では、人間の収集欲を利用したマーケティング手法の研究を行った。これは、実際に商品などに用いられているにも関わらず、学術的研究がなされていないものであった。今後も、既存研究の少ない新たなマーケティング手法に関して研究を行いたいと考えている。具体的には、twitterのプロモツイートなどの「ネイティブ広告」や、何かを調べている人に適切な情報を提供する「インバウンドマーケティング」を考えている。

大学時代に力を入れて取り組んだこと について、2つお書きください。

テーマ(1) [50字以内]  

アカペラサークルのライブにおける広報活動

内容(1) [500字以内]  

 サークルに貢献したい、200名が所属する中で必要な存在になりたいと感じ、立候補して取り組んだ。集客目標は前年の2倍である430名に設定した。多くの人にライブを見て楽しんで欲しい、そしてサークル員が生み出す音楽を好きになって欲しいという想いがあった。実現に向け、サークル員の知人や他大学のアカペラサークル員をターゲットとして、twitterやFacebookといったSNSを活用しアプローチした。しかし、ただ文字情報を発信するだけでは反応が少ない。文字だけでは音楽の魅力を伝えるのは難しく、実際に聴いてもらいたいと考えた。そこで、サークル員の演奏動画を撮影し、約1か月間毎日配信するという企画を行った。ライブに関わらず、より多くの人にサークル員の歌を聴いて欲しいという想いもあった。サークル員に働きかけて賛同を得、総勢80名に出演してもらうことができた。動画は2か月で合計1万回再生を超え、結果、予約の段階で集客目標を達成した。そして当日は満員のお客様に楽しんでいただくことができた。自らの働きかけで、新たな出会いを提供し、サークルに貢献すると同時に、お客様を笑顔にできたことに喜びを感じた。

テーマ(2) [50字以内]  

アカペラサークルのグループにおける練習改善の働きかけ

内容(2) [500字以内]  

 サークルでは、練習の遅刻や欠席、自主練習の取り組みに対して寛容な風土があった。しかし、私は中高時代の吹奏楽部での経験からその風土に疑問を感じていた。態度ひとつで1回1回の練習の質が左右され、その結果演奏の完成度も大きく変化すると考えていたからである。そんな練習の実態を改善したいという思いから、私は所属するグループで遅刻や欠席をなくそうと提案した。遅刻の際にも、事前に理由と到着時間を必ず報告することに決めた。しかし、当初は手段が目的となり、メンバーの意識が「遅刻をしないこと」に向いてしまった。本当に実現したい「練習を改善していい演奏がしたい」という思いが共有できていなかった。目標を決めることが必要だと感じた私は、グループの目標をサークルの選抜ライブ出演と明確に定めた。自分から率先して実行することで習慣化し、次第に練習に緊張感が生じた。結果、互いに厳しく接するようになり、練習にも演奏にも妥協しないという共通意識が生まれたのである。自主練習への取り組み方も改善した。選抜ライブへの出演はまだ果たせていないが、慣習にとらわれず発言・実行することで、自らや集団を変えていくことの大切さを学んだ。

あたらしい飲料文化を創造するキリンの第一期生として、あなたの強みを活かしてどのように活躍していきたいですか。[400字以内]  

 私は貴社において、自ら発信することでチームや会社全体にシナジーを生み出し、活躍していきたい。私の強みは、常に自分の意見を持って、発言・実行できることだ。大小様々な組織に所属してきた中で、自分の存在意義を示そうとして培われてきたと考えている。私はこの強みを活かして、チームの発想を促す歯車として活躍したい。競争が激化する飲料業界の中で、競争を突破していくには個人ではなくチームの力が必要だと考えている。必ずしも自分の意見が正しいわけではない。しかし、チームを刺激し最適な答えを引き出す 意味で、自ら発信し続けることで貢献できると考える。そして将来は大学で学び魅力を感じた、マーケティングの業務に携わりたい。飲料は、「またがんばろう」という原動力を生み出す価値あるものである。世界のあらゆる人々の生活を豊かにするために、魅力ある商品づくりを行いたい。

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