学生時代に力を入れて取り組んできたこと (500字以内)
「観客が心から感動するライブを作りたい」と思い、アカペラサークル主催のライブを企画しました。数字に強いという長所を活かして、会計チーフを担当し、100万円の予算管理や、印刷代などの8万円のコスト削減を行いました。しかしチケット購入数が伸び悩み、黒字にするためには、残り2週間で200枚を売る必要がありました。私は「資金不足のせいでライブの質を下げる事は、会計として絶対にしたくない」という責任を感じ、自分が主導になり売上枚数を増やす施策を実行しました。まず効果的な宣伝を行うために、既存の購入者のデータを分析しました。その結果、動画やSNSが最適な宣伝媒体だと分かったため、宣伝チームと一緒に、十数本の予告動画を作成しました。そして200人の部員の力をうまく活用するために、彼らにSNSと動画を用いた口コミを協力してもらいました。その際、動画配信などの様々な業務が発生したため、作業をマニュアル化し、暇な部員に手伝ってもらいました。その結果、2週間で270枚、全体では昨年比2倍の440枚を売り上げ、10万円の黒字を計上できました。この経験から、「課題に対して粘り強く取り組む力」をつけました。(497字)
ゼミでのテーマまたは、興味のある科目について(100字~400字)
環境経営を学ぶゼミナールに所属し、主に、企業の環境マネジメントについて学んでいます。11人の仲間と一緒に、「環境問題をビジネスでどう解決するか」について議論しています。私は、議論を活性化させるために、皆と違う視点から意見を述べるようにしています。また個人研究では、「環境ラベルのマーケティング効果の検証」というテーマを扱っています。環境ラベルとは、消費者に対して、商品の環境情報を発信するマークのことであり、環境配慮型商品の売り上げを伸ばすことを目的としています。しかし環境ラベルの有無が、実際に消費者の購買行動に、どの程度影響を与えているのかが明らかにされていないため、本研究を行っています。(297字)
これまでで一番大変だった、もしくは失敗した経験と、それをどう乗り越え、何を学んだかについて(500字以内)
インターンシップと大学生活の両立です。大学2年次にNPOでインターンを行いました。しかし週4日の勤務と週2日の授業、週3日のサークル活動が重なり、忙しさのあまり、全ての活動が中途半端になってしまいました。仕事でも締め切りを守れず、上司の信頼を失いました。思うように仕事ができない自分に失望しましたが、このままではいけないと思い、先輩に相談して、次の2点を心掛けるようにしました。一つ目は、やるべきことを取捨選択することです。「何のためにするか」を常に振り返り、やるべきことに優先順位をつけて、順位の低いものは勇気を出して切り捨てました。特に仕事で忙しい時は、「授業やサークルは来年でもできる」と思い、サークルの練習や授業を減らしました。二つ目は、往復3時間の通勤時間を最大限活用することです。通勤時間でタスクの整理や予定の確認を行い、いざ仕事をする時に、最大限の力を発揮できる状態を作りました。また休息時間としても活用し、気分転換のために、本を読んでリラックスしました。この工夫で仕事の効率は上がり、上司の信頼も取り戻すことができました。この経験から、時間は自分で作りだせることを学びました。(496字)
その他自由記入欄(200字以内)
私は、高い技術力を持つ貴社にて、新しい事業領域を切り拓き、社会が抱える課題を解決したいと考えています。特に地球温暖化問題に関心があるため、営業職として、レドックスフロー電池などのスマートグリッド製品を普及させ、人々の生活の環境負荷を軽減させたいです。自分の強みである「顧客視点」と「粘り強さ」を活かして、お客様のニーズに熱心に耳を傾け、技術者の方と連携しながら、受注に結び付けたいです。(192字)
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