◆23.自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※入学試験は除く (全角200文字以上400文字以内)
予備校での進路指導アルバイトで、大学受験生を対象とする講演会のチーフを務め、「生徒の満足度を飛躍的に向上させる」というチャレンジをしました。私はチームを作り、準備に取り掛かっていましたが、メンバーは初め、「毎年やるからやる」という義務的な意識でいたため、講演の方向性自体が曖昧なだけではなく、意識もバラバラな状態でした。そこで私は方向性を明確にし、チームの意識を統一するために、テーマをしっかり決めることを提案しました。講演は一時間の勉強時間を犠牲にして来てもらう以上、「一時間の勉強以上の価値」を提供しなければならないはずです。そこで私たちは生徒が自分で調べるだけではわからない「私たちだけが伝えられること」をテーマとして掲げ、その上で生徒が合格するのに必要だと考えられる、「精神面の向上」と「ノウハウの提供」を目指して内容を作り上げることで、生徒の満足度を飛躍的に向上させることに成功しました。
◆24.今までにあなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。
アルバイトにおいて、受験生を合格に導くためにどうしたら良いか非常に思い悩みました。私は、初めは生徒に自分の成功談を押し付けがちでしたが、生徒と接しているうちに、一人一人がそれぞれ違った悩みやニーズを抱えていることに気がつきました。そこで私は自分の考えを押し付けるのではなく、まずは一人一人の悩みを聞き出し、個人に沿った適切なアドバイスを行うことを心掛けました。また生徒の保護者の方に対しては、安心を届けることを優先しました。私に相談にいらっしゃる保護者の方々は子どもの受験に対する不安を抱えていたため、合格に向けての道筋を明確に示すことで、不安の解消に務めました。こういった取り組みの結果、生徒の合格実績は飛躍的に上昇し、合格後も感謝の挨拶に来てくれる生徒や保護者の方が増え、自信を持てるようになりました。私はこの経験で、人の役に立つには「常に相手の立場に立って考える」ことが重要であると学びました。
◆25.あなたが物事に取り組むにあたり軸としている考え方は何ですか? またその理由とそれに基づくエピソードを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)
強みを活かすことです。なぜなら強みを活かせなければ自分が関わる意味が薄れてしまうからです。私はインターンシップにおいて「問題の本質を見極め、解決に導く」という強みを発揮しました。このインターンはグループ毎に割り当てられた企業の成長戦略を考えて発表し、順位を競うものでした。私たちのチームでは生産性の低い議論が続いていたため、私は「内容と見せ方」の二つを磨くことが重要であると考え、以下の取り組みを提案し、実行しました。まず内容を磨くために、毎回目的を明確にしてから議論をしました。余計な議論を避けることで効率性が高まりました。次に見せ方においても工夫を重ねました。私たちは発表練習を動画に撮って確認し、第三者にも見てもらうことでわかりやすさを追求しました。以上の取り組みにより「内容と見せ方」の双方が磨かれ、優勝することができました。私はこの経験で、強みを活かしてチームに貢献することができました。
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