あなたが考える日本の課題や問題について触れつつ、日本政策投資銀行で何を実現したいか、教えてください。
(全角450文字以内)

 私は貴行の金融力により、交通インフラや再生可能エネルギーの整備および開発といった社会インフラの分野から中立的かつ長期的視点を持って日本の未来を形作っていくことに寄与し、実現したいと考えています。現在の日本は、資源やエネルギー革命、少子高齢化によって社会構造が劇的に変化しており、様々な国家的課題が生じています。この課題として、環境問題、災害大国の日本におけるインフラの持続可能性と国民の安全性の確保、インフラの利便性の向上や老朽化対策が挙げられます。貴行は、永続的かつ大局的な視点で以上の課題に寄与しており、私はこのようなインフラ整備の改善を実現するために貴行を志望します。特に鉄道インフラ等への長期的な融資を行うことで、交通渋滞を緩和し、交通インフラ間の接続を改善していく必要があり、実現したいと考えております。そこで私は大規模なインフラ事業に寄与することで日本の社会問題の解決にも貢献したいと考えています。その中で、今後世界に挑んでいく日本の未来の原動力の一翼を担いたいと思っております。 (446)

あなたが最も自分を理解していると思う人物に対し、日本政策投資銀行への推薦を依頼するとします。
あなた自身がその依頼を受けた人物であると仮定し、あなたの長所および課題の双方に触れつつ推薦してください。
(全角400文字以内)

 彼は何事にも常に明確に目標を設定して努力できる人間です。水泳部での選手としての生活において、結果を残すために意識的に培ってきた能力なのだろうと思います。彼は全国大会に出場を目指して試合毎に目標を予め設定し、達成に必要な効率の良い練習ができるように周囲からアドバイスを聞き続けていました。そして、それを漏れなく吸収できるように練習に熱心に打ち込む姿が印象的でした。この長所は社会人になってからも様々な分野で応用できるはずです。一方で彼の課題は、物事を慎重に進めすぎてしまう傾向があることだと思います。そのため初動にかける時間が長くなっており、たとえば研究においては予備知識の学習に時間を少し長くかけているように感じました。しかし、基礎を十分に固めてから行動に移していますし、現在は要領の良い方法を模索して初動の時間短縮をする努力もしているようなので克服して強みに変えていけるのではないかと思っています。 (400)

あなたが他の人と一緒に、またはチームで何かをする際に、心がけていること(些細なことでも構いません)を3つ挙げ、そのうち1つを選び、そのような心がけを行うようになった理由について、過去の経験を踏まえてお書きください。
(全角650文字以内)

 私が心がけていることは次の3点です。「1、自分自身の役割を十分に把握した上で行動すること」、「2、目標に必要な要因をメンバー間で明確にして共有すること」、「3、メンバーがお互いに問題点を指摘し合える環境をつくること」です。その中で特に心がけていることは「1、自分自身の役割を十分に把握した上で行動すること」です。その理由として、大学水泳部での経験を取り上げます。水泳の競技そのものは個人競技ですが、練習は全員で行うため、部員間の信頼関係がチームの練習の質に大きな差を生じさせ、これが結果として試合で表れます。しかし、私は大学に3年次編入学したため、水泳部に「途中入部」しました。そのため、私は幹部としてチームの運営ができませんでした。そこで異分子の私が周囲からの信頼を獲得するには、選手の一員として結果を残すことでチームの士気向上に寄与する役割を果たす必要があると考えました。そのため私は明確な目標を決め、トレーニング方法や身体づくりのための栄養の知識を学んで実践しました。その結果、全国国公立大学学生選手権に出場することができました。これによりチーム士気向上への貢献だけでなく、下級生に説得力あるアドバイスができるようになり、周囲の信頼を獲得するとともに、練習の質向上にも貢献することができました。この経験から、「常に自分の置かれた環境での自分自身の役割を十分に把握した上で行動すること」が、チームの方向性をひとつの目的に向けることに繋げられると考え、団体行動で心がけるようにしています。 (644)

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