どの企業も第一志望のつもりで望もう!

さて、内定がほしい皆さんに一つ徹底してほしいことがあります。

それは
「受ける以上、どの企業も第一志望のつもりで臨む」
ということです。

就活の話しをしていてよく議論になるのが「第一志望ですか?」という質問に対して嘘をつくか、つかないかという話。
誠実な人の中には、嘘をついてまで内定はほしくないという人もいると思います。
しかし残念なことに、就活はそんな誠実な人が最後まで苦しむ仕組みになっているのです...

どの企業も第一志望のつもりで望もう!

私たちは嘘でも「第一志望です」と堂々と言わなければならないのです!

多くの場合、人事には「内定受諾率」というノルマが課されおり、自分が内定を出した学生が他の企業に行ってしまうと自分の評価が下がる構造になっています。このため、第一志望でない就活生に対して簡単に内定を出せないのです。

さらに、普通に考えてみてください。

あなたが面接官ならば、「御社が第一志望です!御社に入って、こういうことがしたいです!」と目を輝かさながら話す就活生と、「他の企業も見ながら考えています」と迷いながら話す就活生とではどちらを取りたくなりますか?

もちろん前者ですね。

面接官からすれば、実は99%の学生が同じような存在であって、「優秀だな」と感じるのは残りの1%に学生に過ぎないそうです。

この1%の学生であれば、面接官から頭を下げて「うちに来てください」とお願いしてくるはずです。
このような人は、優秀な就活生の中でも、ほんのひとつまみの人間でしょう。

だからこそ、この1%に入れない人は「この企業に入りたい!」という気持ちを全面的アピールして採用枠の中に潜り込むべきなのです。

だから、私たちは嘘でも「第一志望です」と堂々と言わなければならないのです!

私たちは嘘でも「第一志望です」と堂々と言わなければならないのです!

しかし、相手もプロです。ただ「御社が第一志望です!」と大きな声で言うだけでは、簡単に信じてくれません。「なぜ、御社が第一志望なのか」という説得力のある根拠が必要になってきます。ここを上手く伝えることができないと、第一志望と主張していないのと同じようなものです。
従って、内定が欲しいのであれば、業界分析・企業分析をする際も、第一志望の企業のつもりで取り組む必要があるのです。つまり就活生は同じ業界の同じような企業の中から、その企業を第一志望として選び出す根拠を発見する業界分析・企業分析をしないといけないのです。

このような業界分析のやり方についてはまた後日投稿させてもらいますね!

選考は、熱い志望動機があって初めて成り立つものです。その最低条件を満たした上で「私はこんなことができます」と自己PRをしていくものです。

「他の企業も見ているが、御社から内定を頂けるのなら他の選考は今すぐ辞めます!」という態度で臨んでください。このような嘘は社会に出れば、社交辞令としてよくあることです。(嘘というよりは建前とするべきかもしれませんね!)

その結果、内定がもらえたのに辞退することになっても、なんの問題もありません。
だいたいの企業が就活生はそんなものだと考えていますので、内定がもらえない事態よりも深刻な事態に陥ることはありません。もし、万が一それで酷い目にあうようでしたら、その時のことを笑い話のネタにでもしたらいいのです。

この記事が嘘をつくことに抵抗を覚えている就活生の力になることを願っています。

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