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あまり勉強に力を入れてこなかった方はどうしたら良いのか?
この場合、下手に知らない事を記述したり、発言したりするのは避けましょう。

人事担当者や面接官は大学生の大半はあまり勉強に注力していない事を知っています。
その為、具体性に欠けた発言をしてしまうと、すぐに面接官にバレてしまいます。
それよりは、少しでも勉強に関する質問を早く終わらせ、自分がアピールしたい話に移りましょう。

その為には、学部と専攻、少なからず興味を持って参加した授業くらいの情報を伝え、
勉強に注力していなかった事を反省しているという意思を表現した上で、自分がその代わりに力を入れていた物事に話を移していくと良いでしょう。

勉強に力を入れてきた人の場合は?

逆にしっかりと勉強に時間を使っていた学生であれば、この質問はチャンスです。

就活は部活やサークルで華やかな経験や実績をあげた人が評価されるイメージがありますが、
面接官は、勉強という学生の本分に対して誠実に取り組んだ人の努力や、プロセスを見逃しません。

最近は大手商社などでも、学校の成績やGPAの提出を専攻の早い段階で義務付けたりする企業が少なくないです。

注意点:完結に分かりやすく説明しよう

学校で学んだ事を伝える際に、注意すべきことがあります。
それはいかに「自身の専攻分野の学問や履修内容を分かりやすく伝えられるか」、という点です。

勉強に関する質問で図られているポイントの一つとしてあげられ、
「いかに専門的な用語や難解な概念を、分かりやすく噛み砕き、理解し易い言葉に置き換えて伝えることができるか」を見られています。

こちらは、明確に仕事上で必要な能力であり、営業職やシステムエンジニアなど、どんな職種にも必要とされる能力です。

対策としては、親族や年下の兄弟などに試しに伝わるように練習してみてはいかがでしょうか。特に理系の学生の方に関しては、研究内容の説明が面接の中ではかなりの高確率で出てきます。私自身も、単なる興味もあるのですが、面白そうな研究内容が履歴書に書いてあると「この研究内容を簡単に説明するとどんな内容ですか?」とよく質問します。

その答えは人によって様々で、華麗な例えを用いて、ユーモアたっぷりにわかりやすく説明してくれるかたもいらっしゃいますし、専門用語が多すぎて、更に話が複雑になる場合もあります。
ここは一つ鉄板の質問対策として考えて置くべきでしょう。

まとめ

最後に、この質問の本質は何の学問を学んだのかを知りたいわけではなく、その学問に触れ、その学生が自分なりにどう考察をしているのか、その学問の本質をどう捉えているのかを測る、という奥深いものです。

今からでも遅くありません。自分が一番好きだった授業を思い出し、その学問について今一度自分の考えを整理してみましょう。
英語の授業でも、法律の授業でも、体育の授業でも、感じ方や捉え方は本人次第です。
自分の思考のプロセスや価値観が良い意味で伝わるようにしっかりと考えましょう。

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