目次

前述の通り、最終選考の面接官は社長や役員です。要は会社の経営を担う方々ですね。

そのような方々は常に何を考えているかというと…、「会社の将来」です!

現在の会社に満足している経営陣などほぼいないでしょう。
(いるようであれば、そもそもその会社は危ないです。)

常に現状の課題を考えて、市場の将来性、競合の動向を踏まえて今後の経営方針、目指す方向性を考えているわけです。
そのようなことを考えている経営陣に、現状の素晴らしさや魅力をいくら述べても刺さりません。

欲しいのは会社の今後を担ってくれる意欲高い新入社員です。ですので、経営陣が描く将来像に対する魅力を語ることが大事です!自分たちが描く未来に魅力を感じ、同調してもらえる学生がいたら嬉しいですよね?

例えば、
・「御社は現在のマーケットにおいて◯◯でありながらも、さらに◯◯を目指しており、
そのような現状に満足しない向上心の高い組織に魅力を感じております!」

・「私はこれまでにないサービスを提供することで、世の中にインパクトを与えたいと思っており、それが実現できる御社の◯◯というビジョンの達成に精一杯貢献していきたい!」

など、会社の描く将来像に対し魅力を感じ、自分も貢献したいという思いを述べることをお勧めします。

それまでの面接で聞いた面接官の話で魅力を感じた部分を語る!

学生の方々は志望動機というと、事業内容をメインに他企業と差別化しようとしがちですが、正直よほど特別なことをやっている企業以外は、事業内容で完全に差別化し志望動機を作り上げるのは不可能です。

そして、経営陣からするとそのような志望動機は、”テンプレート通りに作ってきた突っ込みどころ満載の志望動機”
と見られるでしょう。

事業内容だけで差別化して、御社が第一志望です!だと、全く説得力ないです。では、どうしたら説得力がでるか。
ここで出てくるのが、“人”です。

現状の社員が会社を作り上げているのであって、経営陣にとっては現社員と合うかどうか、その下で頑張れるかどうかが非常に重要になります。

・「これまで会った面接官の皆様は、御自身の仕事に関する質問をすると、みんな本当に楽しそうに話していた。
自分も自分の仕事をそのように楽しく語りたい。」

・「面接を通して面接官の皆様の人柄の良さを感じ、自分もこのような先輩方と働きたいと思った、このような環境であれば頑張れると感じた。」

など、人に魅力を感じたなど漠然としたものではなく、共感できた部分、魅力感じた部分をしっかりと伝えましょう!

面接では逆質問で差をつける!

逆質問は型にはまらなく、幅が広いため非常に差が出やすい項目です!

ここで鋭い質問、本質をついた質問などできると一気に差がつきます。何より、逆質問は面接の最後にあります。

人間の記憶というのは、最後の印象にどうしても引っ張られます。要は、多少面接が上手くいかなかったとしても、逆質問で一発逆転方可能なのです。

ここで大事になるのが、“意欲の伝わる質問”です!

例えば
・「今後、御社の経営を、担う人材に必要とされる素養は何でしょうか?」

・「御社で活躍するために、今から意識しておくこと、やるべきことを教えてください。」

などです。会社に貢献したい、活躍したいという意欲を感じる前向きな質問が有効です!

新規会員登録はこちら
ページトップ