そもそも説明会で選考上得することはあるの?

そもそも就活生が何百人と参加する説明会で目立ったら、選考過程で得があるのかということですが、結論から言えば、「得する可能性は高い」となります。
企業説明会というものは企業からすると「同じ内容を繰り返し行うもの」であって、その数は採用人数が多い企業であれば30回も40回も行うわけです。
その中で唯一各説明会ごとで違いが出る部分があるとすると、「質疑応答」の時間になりますよね?そこでは当然のように、「入社後のギャップはありましたか」とか「仕事のやりがいを教えてください」といった質問が多くされます。
説明会に参加する就活生からすれば初めて聞く内容で新鮮かもしれませんが、人事からすれば「またその質問ですね」と内心思いながら就活生のために丁寧に回答しているものです。ということは、数十回繰り返す説明会において「お!この質問はすごくいい!」というものが出せるということは、物凄く目立ちますし当然その学生に対して注目をする可能性が高くなります。
それが結果的に特別な選考に乗せてもらえるきっかけになったり、面接においてその印象が人事に残っており面接が有利に進められたりなど、選考上得をすることが期待できます。だからこそ、企業説明会での質問作りはしっかりと準備して取り組むべきでしょう。

質疑応答のポイント

質問は端的にしましょう。大事なことは、質問が一度でしっかり伝わるかどうかです。「結局なにが聞きたいの?」と思われないように、①内容をまとめてから質問してください。②基本は一回につき質問は一つです。あなたの他にも質問をしたい就活生はいますので、③時間を取りすぎないようにしましょう。周りに気を遣えないようではいい評価は得られません。

より印象を残せる質問をするには?

本当に差をつける質問をしていくためには、自分で考え抜いて質問を練りだすというのが大前提です。自分の頭で考えていない質問で仮に評価されても、後々の面接で数回直接話せば、その薄っぺらさがバレてしまいます。
面接官に「この学生は説明会ではいい質問していたのに…面接で深い話をすると中身があまりないな…」と思われてしまっては逆効果ですよね。
例などを参考にするのは悪くないとですが、やりすぎには注意しましょう。ではこれから説明会で差をつける質問を自分で作れるようになるための3つのポイントについて説明していきます。

◎説明会で他の就活生が聞いていた質問を日頃からしっかりメモ
差をつける質問をするには、一般的によく聞かれる質問「以外」をしなくてはいけませんよね。普段から説明会で他の就活生がどのような質問をしているのか、質問のレベルはどんな感じなのかを地道にメモに残していくと、「よくある質問」がわかってきます。
もちろん説明会だけではなく、社員交流会やOB訪問、インターンシップなど様々な場面で、自分以外の学生たちが抱いた質問を形に残しておくことで、その蓄積が説明会だけでなく、面接での質疑応答の場面で必ず活きてきます。

◎企業説明会の話を聞いてから質問をするという前提から変える
冷静に考えてみて下さい。人事側からすると、好印象を残す質問をする学生は根本的に情報量が違います。この学生さんは沢山調べてきてくれているなあと嬉しくなりますよね?
通常ですと企業説明会で説明を受けた上で質問をするわけですが、本当に行きたい企業だったり、思い入れの強い企業だった場合、説明会参加前から「ある程度の企業研究」をしており、そもそも説明会だけの情報しか持っていない学生とは別の切り口で質問してくる傾向があります。
全ての説明会でとはいきませんが、志望度の高い企業説明会に行く際には行ってから質問を考えるという前提を覆すことから始めてほしいと思います。

◎質問の意図を明確に伝える
残念ながら、質問して終わりという学生が非常に多いです。
自分に置き換えて考えてほしいのですが、いきなり意図が不明確な質問を聞かれたら、どう対応しますか?どのぐらいの熱量でどのくらい詳しくしゃべるかなど判断に困りますよね。ここに「質問の意図」が加わると、相手が答えやすくなるだけではく、印象に残りやすくなるという効果があります!
例えば「座右の銘を教えて下さい。なぜなら、あなたの座右の銘を知ることであなたの性格や今まで頑張ってきたことや目標などが少しでもわかるのではないかと思ったからです」と理由まで合わせて質問すれば、単純に質問だけするよりも効果的で答えやすいですよね。

就活生必見!説明会で聞くべき質問とそうでない質問って?

◎会社説明会で聞いてはいけない質問リスト
質問内容は基本的に自由です。しかし、厳密に言えば会社説明会でどんな質問をしてもいいわけではありません。NGな質問をしていてはマイナス評価になるだけです。説明会で聞いてはいけない質問について確認していきましょう。

・給料・残業・休日・福利厚生についてや自分で調べればわかる質問
特に多いのがこの質問です。事業のことや仕事のことを説明した後に、待遇や働く環境面を聞くと「あなたはそれが一番知りたいの?」と思われてしまいます。やはり質問では働く意欲を見せるところ。待遇などは気になりますが、素直に聞いてしまうとあまり印象が良くないことが多いです。

・自分にしか当てはまらない質問
個人的な質問は説明会の場にふさわしくありません。質問の時間は皆さんの時間です。どうしても聞きたい場合は説明会終了後に個別で聞きましょう。また、自己PRをすることもやめましょう。企業側が好印象を持つことはありません。

・説明会で話したことを質問する
誰が考えても話を聞いていなかったと思われてしまいます。「御社の強みはなんですか」とテンプレートの質問がありますが、説明の中できっと話しています。強みというフレーズが出ていなくても、しっかり他社と比べての優位性や特徴については話しているはずなので注意しましょう。

・すでに質問されたことを質問する
自分の質問を考えることに集中して人の質問を聞いていなかったり、質問は違っても答えが同じ内容を聞いたりしないようにしましょう。社会性がないと思われます。

・答えに困る質問、意図がわからない質問
聞かれたほうが困ってしまう質問は避けましょう。マイナスなことを聞いても場が悪くなるだけです。雰囲気を悪くするような人は会社も欲しくありません。また、「○○さんは休日に何をしていますか」「もし海外に拠点を置くとしたらどこにしますか」など、それを聞いて何になるの?と思われるような内容は聞かないでおきましょう。

・受け身の質問
「研修ではどのようなことを学べるのですか」「キャリアアップのためにどのような支援がありますか」といった質問は、会社に何かを与えてもらうことが前提の受け身な人だと思われる可能性があります。NGとまでは言えませんが、魅了的な人間としては映りません。

◎会社説明会で好印象を残す質問リスト
では、説明会における質問で好印象を残せるのはどんな質問でしょうか。良い質問のポイントは、「答えやすく、具体的であり、相手が話したくなるもの」です。周りの就活生にも役立つような答えを引き出せることも好印象です。パターン別に質問リストを見ていきましょう。

・業務内容に関わる質問
「一日のスケジュールを教えてください」「やりがいや達成感を感じられるのはどんなときですか」「仕事で一番大変だった経験はなんですか」などといった業務について聞くことは、やる気を見せられるので好印象を与えられます。さらに説明会に現場の先輩社員がいれば、より具体的な話が聞けます。大変だったことや仕事観を聞くと、多くの人が嬉しそうにたくさんしゃべってくれますし、リアルな声を聞くことができます。ただし説明会では人事の人が答えてくれることも多いです。現場の社員がいなければ、入社後の業務や一日のスケジュールなど、人事に向けた質問をしていきましょう。

・人物像に関わる質問
「んな人と一緒に働きたいですか」「御社で活躍している人の特徴を教えてください」などこれらはそのまま選考にも役立つ質問です。会社側が求める人物像というのは必ずあります。一緒に働きたい人やこれまでに入社した人の特徴から、どんな人物を求めているのか確認してみましょう。

・会社選びについての質問
「入社してよかったと感じることはなんですか」など先輩社員の就職活動の話は役に立ちます。実際に社会に出て働いているので、説得力のある話を得られるでしょう。また、入社してよかったと感じることは、その企業の魅力ということです。働くことへの熱意や違った面から魅力を探るという点で印象が良いです。

・職場の仲間についての質問
「職場の方々についての印象を教えてください」「職場の方とはどんなコミュニケーションをとっていますか」など答えから社風がわかる質問です。一緒に働く人や社内の雰囲気は気になるところですよね。しかも質問することで実際に働くイメージもできます。担当者としても、風土や雰囲気を知ろうとしてくれることは嬉しいものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?説明会では的確な質問をすることで、好印象を与えることもできます。そして採用担当者に直接質問ができる貴重なチャンスでもあります!
ただし、質問の時間は就活生のアピールタイムではないので「絶対に目立つぞ!」という姿勢はやめましょう。質問に答えてもらった話は今後の就活で役立たせていくようにしましょう。また、その企業だけでなく同業界の他社に通じる話があるかもしれません。そして同じ就活生の「良い質問」を発見できるチャンスもあります。
説明会での質問の時間は、せっかくの企業との接点なのでうまく活用して就職活動を乗り切りましょう!

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