TOEICは就活で必要?有利?

そもそもTOEICとは?

ビジネスの場や日常生活での会話や文章でのやりとりといった、活きた英語の力を測定する、世界共通のテストです。合否ではなく、点数で評価されます。就活やキャリアアップなど、さまざまな場でスコアが英語力の目安として利用されています。

【TOEICスコアのレベル】
A…860点以上→Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
B…730点〜855点→どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
C…470点〜725点→日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
D…220点〜465点→通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
E…215点以下→コミュニケーションができるまでに至っていない。

TOEICは就活で必要?

TOEICは必ずしも就活に必要ではありませんが、持っている方が有利になるといえるでしょう。就活での採用基準のひとつして、TOEICのスコアを用いている企業も多く、就職した後も、キャリアアップには有利に働くことがあります。

外資系企業、商社、翻訳会社のような英語を武器にする会社を志望する場合は、TOEICスコアが必須のことが多いです。スコアの足切りがあり、800点以上など、指定スコアを持っていないと面接に進めないといったこともあります。業務で英語を使う機会が多い企業を志望する場合は、TOEICを受験しておきましょう。

TOEIC何点をとれば、就活で有利に働くの?

求められるスコアは、それぞれの企業、条件にも異なります。一般的に、アピールとして通用するのは、英語力を重要視していない企業であれば600点以上、外資系など英語を使う機会が多い企業であれば800点以上が目安となります。留学経験者や外国語系の学科などで英語をアピールポイントの1つにしたい場合は、730点以上あると望ましいです。
グローバル化に対応するため、業務で英語を使用する企業も増えており、新入社員に英語力を求める企業も多いです。選考を受ける前に、自分が志望する業界や企業が、どの程度の英語力を求めているのか採用ページや説明会で確認しておくといいでしょう。

TOEICは就活で必要?有利?

ガクチカでTOEICを使う

ガクチカでTOEICスコアに触れることはOK!でも・・・

就活のガクチカでTOEICスコアについて書くことは、全く問題ありません。
ただ、1点注意したいことは、あまりにも低い点数なのにガクチカに使用することです。具体的には、500点以下のTOEICスコアをガクチカでアピールするのは賢明とは言えないでしょう。ガクチカとして具体的にどのような学習をしたかきちんと説明したとしても、点数が低すぎる場合、「これだけ勉強してもこのくらいの点数しかとれないのか…」「本当に力を入れて頑張ったのかな」と、面接官が感じる可能性があります。
ガクチカでTOEICに関して話す場合は、750点以上のスコアが取れていると、英語力のアピールとして効果的でしょう。

ガクチカにTOEICを使った例文

私が学生時代に力を入れたことは、TOEIC スコアを550点から900点にUPさせたことです。将来、海外駐在をしてみたいという希望がありながらも、日常生活で英語に触れる機会が少ないこともあり全く英語力が伸びずにいました。
そこで英語に触れる機会を増やすために学生時代の4年間、通学時のリスニングに加え、週一回のネイティブスピーカーの集まりに参加し続けました。
その結果、TOEICスコアを350点UPする目標を達成できました。
この経験で得た「英語力」そして「継続する力」は貴社に入社してからも活かしていきたいです。

【ポイント】
結論から話すことで、その後の内容が頭に入ってきやすくなります。具体的なエピソードを盛り込むことで、内容の説得力もアップします。

【例文あり】自己PR/ガクチカ「TOEIC(英語力)」の魅力的な伝え方(学生時代に頑張ったこと)


↑例文はここから引用

ガクチカでTOEICを使う

TOEICを受けていない!どうすればいい?

TOEICは必ずしも受ける必要はない!

TOEICスコアがないからといっても、就活だからと焦って受験する必要はありません。もちろん、志望する企業の応募条件に、「TOEIC〇〇点以上必須」など記載がある場合は受験したほうがいいでしょう。しかし、「海外展開していない」「業務で英語を使う機会がない」など、英語力を重要視していない企業であれば、TOEICスコアがなくても問題ありません。他の強みをアピールすればいいのです。まずは、自分の強みなどを把握するために自己分析を行うなど、就活で必要な要素を集める作業を優先しましょう。

すきま時間に点数UP!おすすめTOEIC教材

英語力をアピールするために、もっとTOEICスコアをあげたい!そんな方にはこの教材がおすすめです!さらなるレベルアップのためには実践練習が効果的です。解けなかった問題を中心に対策をし、苦手を克服することでスコアアップを目指しましょう。

『TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問』
2016年5月導入の新出題形式に対応している参考書です。初心者から上級者まで疑問を残さない丁寧な解説と翻訳・語注付き。さらに、難易度と問題タイプバランスに配慮して組み上げた、本物そっくりの模試3回分がセットになっています。

『TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問』
問題のレベルは、公式問題集より少し難しいと感じる人が多いかもしれません。文法の知識が充分にあり、たくさんのリーディング問題を解きたい方におすすめの参考書です。解説がないため、間違えた問題や迷った問題はその理由を自分で調べる必要がありますが、ハードな分とても勉強になります。どんどん問題を解くことで、全問を解けるスピードを鍛えることができるでしょう。

『TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版』
パート別に、上級者でも落としやすい難問や、うっかりミスしやすい問題を厳選して解説しています。990点を獲得するためのポイントや攻略法、解答手順も学べるため、英語力を鍛え上げる参考書としておすすめの一冊です。

すきま時間に点数UP!おすすめTOEIC教材

まとめ

就活におけるTOEICについて解説していきましたが、いかがでしょうか、TOEICスコアは就活に必須ではありませんが、有利に働くこともある、ということはご理解いただけましたか?あなたの志望業界によっては必要のないことも多くあるTOEICスコアですが、就活でのアピールポイントは多ければ多いほど良いでしょう。TOEICスコアをあげたいと思っている就活生は、ぜひ本記事を参考にして、スコアアップを狙い、就活に活かしてください!

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