そもそも協調性のアピールはどれぐらいプラスになるの?
協調性をアピールする前に、まずは志望した企業が協調性のアピールをプラスに取ってくれるかどうかを考えてみましょう。
会社という枠組みの中で働くので人と歩調を合わせることは重要ですが、それでもチームワークをあまり必要としない仕事であればいくらアピールをしたとしても大きくプラスには転じません。
面接の時にグループワークを課題として入れたり、会社規模が少人数での仕事であったり、チームワークを必要とする仕事であったりと評価される要素があればアピールは成立します。
アピールした方が良い場面だと判断したら、うまく言葉を工夫して伝えたいところですが、単純に「協調性があります」とだけ言うのはNGになってしまいます。
もちろんアピールをするのでそう言っても良いのですが、アピールをするにも具体性が無ければ面接官の胸には響かないという事があります。
協調性がどのような場面でどう働いて、その結果どんな成果を生み出すことが出来たのかを語れなければアピールをしても内容が薄くなってしまいます。
協調性を細分化して根拠のあるアピールを作ろう
実際にアピールをする時に協調性に置き換えられる言葉を探してみると良いでしょう。
例えばメンバーのパイプ役になれる、チーム一丸となって目的を達成することに尽力出来るなど、自分のタイプに合わせて言い換えることが出来る言葉がきっとあるはずです。
一口に協調性と言っても様々な役割があって、どう人と協調することで成果を生み出せるのかを面接官は知りたいので、言い換える言葉を見つけることで具体性を持たせることが出来ます。
自分に合うタイプを見つけた後は、自分が協調性があると感じた出来事があるはずですので、その出来事をベースに協調性を生かしてどんな成果を出したのかの筋道を立ててエントリーシートに書いてみましょう。
エントリーシートの書き方としては、キャッチフレーズとなる言葉を先に持って来るとインパクトを与えることが出来ますのでオススメです。
例えば、「私は糊のような人間です、人と人とをくっつけることが出来るからです」という感じの書き出しで始めると面接官も興味を持ってくれるでしょう。
協調性を見られる場面で振る舞い方を間違えないように
協調性をアピールする上で気をつけたいのが、面接でグループディスカッションがある場合です。
面接で折角良いアピールが出来ても、肝心の協調性を試す場であるグループディスカッションで思うように活躍が出来ないと、自己PRが台無しになってしまう恐れがあるので注意しましょう。
リーダー的存在になれればいいですが、それが難しかった場合は意見の集約や対立を抑える側になって立ち回るようにすると面接官にアピールが出来ます。
協調性は多くの就活生がアピールするものなので、そのアピールが本物であると示せるようにするために準備は入念に行っておきましょう!
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