長所と短所は表裏一体にしよう
長所や短所を記入する時、闇雲に自分の良いところや悪いところを探すのではなく表裏一体にすると書きやすくなります。
この長所に付随する形で短所があるとなると一貫性がありますし、文章を作る時に筋道を立てやすくなります。
短所もただ書きっぱなしではなく、こういう良くないところがあるからこのように注意をしている、と記入することでマイナスがプラスに変化をします。
例えば私は行動力があり、まずは行動をモットーに海外ボランティアや留学など様々な経験をし、リーダーシップを取ったというような出だしから始まり、その中でどのようなことを学んだか、実績はどのようなものをあげられたのかを書くことで自分の長所を裏付けします。
逆に短所の場合は、行動力がある反面そそっかしいところがあり、行動力に任せて行動をした結果失敗をすることが多いです、と繋げます。
失敗談を一つ組み込み、そしてそそっかしい性格に対してどのような注意を払っているのか、例えば行動を起こす前に一度立ち止まって考えてから動くようにしています、といった改善点を盛り込むことによって短所をフォローすることが出来、好印象を持たせることが出来るのです。
その企業に合った長所や短所であるのかを考えよう
長所と短所を見つけた後は、詳しく具体的に書く前にその特性がこれから志望しようとする企業に合致しているかを考えて下さい。
例えば慎重さが求められるような仕事で集中力がないと言えば、適性がないと判断されてESの段階で落とされてしまいます。
企業が何故設問として問いかけてくるのかと言えば、自分を客観的に見られているか、企業に適性があるかということを重視したいがためです。
もちろんTPOを弁えられるかということも質問によって見極めているところはあるでしょうが、その企業にとって好ましい長所と短所であることを考えましょう。
ありもしない特性をあげる必要は全くありませんが、それでも適性がないと見られることはデメリットでしかないので、これはESでも面接でも言って良いものかをよく判断しましょう。
内定を出す価値がある人材と思われるように書こう
ESの長所や短所は最初どう書いて良いのか分からず、わりと適当に書いていたところなかなか書類選考でも通過出来ず落ち込んでいました。
しかし、書き方に気をつけるようにしたところ書類選考に通るようになり、面接も数多く受けられるようになりました。
どの業種であっても人事や面接官に共通しているのはその人が自社に適切な人材かを知りたいということですから、上手くそれに合致するように言葉を組み立てればESに記入することも決して難しい話ではないのです。
コツさえ掴めればいくらでも書けるようになりますので、まずは自分の長所と短所を見つめ直すところから始めてみましょう。
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