結論から明確に
大学でこんなことを学んでスキルを身に着けた、サークルや部活動でこんな活躍をした、アルバイトで大きな成果が上げられたなど、学生時代頑張ったことについて自信をもって書き上げたのに、まったく選考に通過しないと首をひねっている方も多いのではないでしょうか。
頑張り方が足りなかったのか、興味を持ってもらえなかったのかと、脚色誇張してみる方や、企業ごとに別のテーマに変えるなど試行錯誤をしている方もいるかもしれません。
しかし、テーマや内容が悪いのではなく、書き方がいけないという場合が思いの外多くあります。
書き方を変えるだけで、選考に通過する可能性が飛躍的にアップしますので、その書き方を踏まえて推敲をしてみましょう。
おすすめの書き方は、結論から書くということです。
大量のエントリーシートが送られてくる中で、最初の数行で心をつかまなければ、あとは読み飛ばされ、選考外として仕分けされてしまうだけです。
最初の数行でもっと読みたい、この学生をもっと知りたいと思わせなければなりません。
だからこそ、最初に学生時代頑張ったことの成果や功績を具体性が分かる、数値などを用いて書くことがポイントになります。
たとえば、アルバイト先で売上20%アップの功績を挙げました、といった1文から始め、その後に、どのような状況を改善し、どのような事を行ったのかを詳しく書くのです。
つらつらと私は〇〇でアルバイトをしていて、協調性やコミュニケーション力が身につきなど、一般的な話題から始まっても選考者の目にはとまりません。
事実や感想だけで終わらない
学生時代頑張ったことを書く際に事実だけをさらりと書く人、延々と自分の感想や思いの丈を書き連ねる人がいます。
どちらもバランスが悪く、思ったことが相手に伝わりません。
上手な書き方は具体的な事実と、それに対する自分の感想や意見の両方を書き、客観的な視点と主観的な視点で構成することです。
どちらか片方でも欠けていると、内容が急に薄くなってしまいます。
短い時間で読んだとしても、ついつい引き込まれるエントリーシートを作れるよう、主観的視点/客観的視点どちらも大事にできるようにしましょう!
経験だけで終わらない
学生時代頑張ったことを書くと、こうした経験をしました、こんなスキルや能力が身に付きましたで、終わってしまっている方が少なくありません。
しかし、選考する企業側から見れば、「結局何が言いたいの?」となってしまいます。
経験が身に就いた、「その後の成長」がポイントです。
その経験や能力を、応募した会社でどう生かしていこうと考えているのかを具体的に考えて書きましょう。
多くの企業は、入社後の成長も見据えて選考を行っています。
今までの一つ一つの経験からの学びや成長を伝え、入社後も成長できるポテンシャルを示せると素晴らしいですね!
皆さんの魅力が企業に伝わるように祈っています!
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