エントリーシートの訂正印にシャチハタは不向き

皆さん「シャチハタ」とはどのようなものかご存知でしょうか?
シャチハタは本当は「エックススタンパー」という名前で、株式会社シヤチハタ社の商品です。
ゴムにインクが浸透しているので朱肉不要となっているのが特徴で、会社名をとって「シャチハタ」の愛称で親しまれています。
では、そんなシャチハタはエントリーシートの訂正印に向いているのかどうか次項から説明をします。

公的書類にシャチハタを使うのはマナー違反

副題にありますように公的書類にシャチハタを使うのはマナー違反となっています。
シャチハタは領収証の捺印や宅配の受け取りの際の捺印などに使うことはできますが、法的拘束力を持つ文章や、お互いに利害が発生する契約書などでは押すことはできません。
これはあくまで公的な書類に関しての話です。
会社内の気軽なやり取りの中で訂正印として使う分には問題はないはずなので、上司から許可をもらって使用してください。

シャチハタは劣化しやすい

シャチハタは前述したようにゴムにインクを染み込ませています。
ですので、その特性上ゴムが劣化しやすくなっているのも特徴です。
ゴムの部分が劣化しやすいので、当然押印後の確認で文字が欠けていることもあるということですね。
また、プラスチック製のものであれば接合部が取れやすくなっています。
普段使いであまり使わない方であれば気にならないかもしれませんが、サービス業で使う方はそこが気になるところですね。

減点対象になる場合もある

これは会社にもよるのですが、シャチハタを訂正印として利用すると減点対象になる企業もあります。
厳しい企業であれば訂正印自体あまりよくないと感じている企業もあるようです。
「就職したい企業にミスしたものを送ってくるとは何事か」と言うことなのでしょうね。
これは企業の体質にもよりますので、エントリーシートを書く際にしっかり企業研究されるとその辺りが見えてくるかもしれません。
企業研究の末、修正印等を嫌う企業に応募する場合は書き直しが基本になりますので頑張ってください!

エントリーシートの訂正印にシャチハタは不向き

エントリーシートの訂正印にシャチハタを押すのはバレる?

エントリーシートにシャチハタを使用してもバレないのでは?と思う方もおられると思います。
これは断言できるます。これはバレます。
シャチハタをマジマジと見たことがない人の方が多いと思います。
筆者は過去にサービス業をしていてシャチハタを押し続けていたのでその特徴を理解しています。
そんなシャチハタ狂いの様な筆者が、なぜバレるのかをご説明いたします。

印鑑の違いは意外とバレやすい

ハンコにはいくつかの書体があり、認印などでは特殊な書体を使っています。
そう言った観点で印鑑の書体を見てみるとシャチハタの書体も統一されていますよね。
ですので、訂正印にシャチハタを使うとバレてしまうんですね。
また訂正するために作られた「訂正印」なんかはサイズ自体違いますのでお気をつけください。

基本的に書き直すのがマナー

先に申し上げたように企業によっては「就職したい企業にミスしたものを送ってくるとは何事か」と思っている企業もあります。
ですので、書き直すことがマナーとなります。
マナーとはありますが書き手としてはやはりミスはしてしまうものですし、どうしてもっと言う場合もありますよね。
ですので書き直すのが嫌な方はパソコンを使って文章の作成をする方法もあります。
ですからそちらも考慮されると良いでしょう。

修正テープや修正液の使用は絶対NG

修正テープは絶対ダメです。
これはもう確実にエントリーできません。
理由は明確になっていないのですが、社会のルールでそうなっているようです。
ルールを守れない人を雇ってくれる企業はいないので、そういう図式が成り立っているようですね。

エントリーシートの訂正印にシャチハタを押すのはバレる?

エントリーシートの訂正印にはシャチハタではなく認印がおすすめ

もし仮に、申し込み期限が迫っていて、今あるエントリーシートを訂正いなければならない状況になってしまった。
そんな時には訂正するなら認印の方が圧倒的に印象がいいです。
その理由を説明します。

そもそも認印とは?

認印とは個人が使用する印鑑登録を行っていない印鑑のことです。
簡単に説明すると朱肉を使うハンコで、市役所に印鑑登録の申し出をしていないハンコのことです。
認印は百均なんかにも置いてある朱肉を使うタイプの印鑑ですね。

実印との違い

実印と認印の大きな違いは前述してように印鑑登録を行っているかどうかの違いです。
印鑑登録前の印鑑はすべて認印と言う考え方になります。
少し特殊な銀行印と言うものもありますが、これは今回説明致しせん。
気になる方は調べてみるといいかもしれません。

履歴書には必ず認印を使おう

履歴書には必ず認印を使ってください。
シャチハタは勿論実印も使わない方が無難です。
実印は使えるのですが、常用していると悪用されるリスクがありますので、控えておくのが無難と言うわけですね。

内定式や入社式でも認印は重要

内定式や入社式でも認印が重要になってきます。
何せ契約を結ぶことのできる印鑑ですので、何か書面に印鑑が必要となった場合サッと取り出して使うことができます。
シャチハタについてですが、何度も繰り返します様にシャチハタは法的な拘束力を持ちません。
ですので、内定式や入社式には持っていく必要はありません。
もし万が一忘れてしまった場合は近くの百均なんかに飛び込むと認印が置いてある可能性があるので、その方法を使ってみるのも手かもしれませんね。

エントリーシートの訂正印にはシャチハタではなく認印がおすすめ

まとめ

エントリーシートの訂正印にシャチハタはOK?修正方法やマナーもご紹介!と言うことでシャチハタについて、またエントリーシートの修正方法などについて記載してきました。
シャチハタを否定したくてこの記事を作成した訳ではありません。
シャチハタにはシャチハタのいいところがあり、それ以外のところは認印と実印が活躍する。と言う仕組みになっているんですね。

修正、訂正の話になりますが、公的な文書などでは認印を使ってください。
エントリーシートに関しては書き直して提出することが一番望ましいです。
もし訂正印で修正を行って文書を送った場合は面接の中で聞かれる可能性もありますので答える準備を事前にしておきましょう。
皆さんの就職活動がうまく行く様に心からお祈り申し上げます。

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