大学のエントリーシートの書き方の良い例

ここからは、大学のエントリーシートの書き方の良い例についてくわしく解説します。大学に提出するエントリーシートは自己PRや志望動機が合否を左右する場合もあります。また、エントリーシートに書いた内容は面接でも聞かれる場合があるので、面接で聞かれた際のことも考えながら記入しましょう。

志望動機や学科に結び付けて書く

大学のエントリーシートの志望動機は合否にかかわることもあるので、できるだけ具体的に書きましょう。また、志望する分野に興味を持ったきっかけや将来的にどうなりたいのかをベースに考えると買いやすいのでおすすめです。
しかし、志望する分野に興味を持ったきっかけやエピソードを書きすぎると、作文のようになって印象に残りにくくなってしまいます。そのため、きっかけや過去のエピソードはほどほどにし、大学で学びたいことをメインで書くといいです。

なぜこの大学に入りたいかを書く

大学のエントリーシートでは、「なぜこの大学に入りたいのか」を具体的に示すことが重要です。また、大学は受験性の「将来性」や「可能性」を重視しているので、「将来何を目指しているのか」もアピールしましょう。
さらに、「卒業までにどんな自分を実現するか」を具体的に示すと、大学側も受験生の将来をイメージしやすくなるのでおすすめです。

自分のアピールポイントを書く

「頑張りたいです」や「私は真面目です」と書いても大学側は何をしたいのかイメージできません。そのため、具体的なエピソードを交えながら部活動や趣味などを通して得た経験をアピールするといいです。
また、自分を大学に売り込むというよりは、自分が高校で打ち込んだことの魅力を相手にお勧めするような気持ちで書くと気持ちが伝わりやすくなります。

高校までの経験や実績を書く

大学のエントリーシートを書くときは、部活動や趣味の経験だけでなく、ボランティア活動やアルバイト経験も積極的にアピールするといいです。また、それらの経験を入学後にどう生かすのかを具体的に記入しましょう。入学後や将来のビジョンが明確だと大学側からの印象がかなり良くなります。
もし、自分のアピールポイントが見つからない場合は、生活の中で毎日続けていることでもOKです。読書や料理など、好きなことをアピールすればオリジナリティーのあるエントリーシートになるので、他の受験生との差別化も図れます。

大学のエントリーシートの書き方の良い例

大学のエントリーシートの書き方の悪い例

ここからは、大学のエントリーシートの書き方の悪い例をくわしく解説します。大学に提出するエントリーシートは志望動機が合否を左右する場合もあります。そのため、文字や文章表現などは未熟だったとしても、熱意が伝わりやすいエントリーシートを作成しましょう。

具体性がない

大学のエントリーシートを書くのが面倒という理由から、受験情報サイトのサンプル文をそのまま使ったり、対策本のエピソードを真似したりしている受験生が多いです。しかし、それでは面接で質問されたときに薄っぺらい回答しかできません。そのため、エピソードは無理に背伸びをせず、自分らしさを表現できるような内容にすることを心掛けるといいです。
また、学部・学科を志望した理由は、自分の得意分野や趣味と結びつけてその学問のどこに魅力を感じたのかを具体的に書きましょう。自分の得意分野や趣味に触れた方が面接のときも答えやすいのでおすすめです。

強みとエピソードの関連性がない

自分の強みとエピソードの関連性がないと、大学側に「本当にこの大学に入りたいのか?」と思われてしまいます。また、「私は経済学を学びたいため、貴学の経済学部に入学したいと考えている。」だとほかの受験生との差別化を図れません。
そのため、「私は将来偉大な経済学者になりたいと考えている。きっかけは、ある番組で見かけた経済学者の〇〇さんという方だ。」と具体的なきっかけを用いて書くといいです。
さらに、「〇〇という授業を受けたい」や「〇〇教授のゼミに入りたい」など、授業内容やゼミについて触れると個性をアピールしやすくなります。

「家から近い」は避けよう

大学の志望理由として「家から近いから」と書くのは避けましょう。また、「キャンパスがかっこいいから」や「ほかの大学より学費が安かったから」などの理由も避けた方がいいです。大学側は学びの意欲がある学生を求めているので、それ以外のことを理由にされても魅力的に映りません。
さらに、大学のことを調べずにエントリーシートを書くと、面接でくわしく聞かれたときに答えられません。そのため、志望大学の情報は隅々までチェックし、的外れなことを書かないように注意してください。

大学のエントリーシートの書き方の悪い例

強み別!大学のエントリーシートの書き方の例

ここからは、大学のエントリーシートの書き方を強み別に紹介します。具体的に自分の強みを伝えられるかが合否のカギになる場合もあるので、しっかりと伝えられるようにしましょう。
また、うまい文章を書こうとするのではなく、自分で考えて自分の言葉で表現することが大切です。思いを込めて込めて書いた文章は必ず読み手の心に響くので、大学側からの印象も良くなります。

部活動での経験をアピールしたい場合

優勝したエピソードを長々と書きたくなりがちですが、大学側が知りたいのはそこに至るまでの過程です。そのため、部活動での経験をアピールしたい場合は、実績や成果だけでなくそこに至るまでの過程をくわしく書きましょう。
また、「工夫して練習を頑張った点」や「どういうモチベーションがあったのか」などを具体的なエピソード含めて書くと、よりイメージしてもらいやすくなるのでおすすめです。
さらに、途中で部活を辞めてしまった方でも、やめるまで活動に参加していたのであれば部活のエピソードを用いるのもOKです。部活のエピソードは、協調性やコミュニケーション能力があることをアピールできるので、積極的に用いるといいです。

アルバイトでの経験をアピールしたい場合

アルバイトでの経験をアピールしたい場合は、「アルバイトから何を学んだか」・「経験を入学後にどう活かすか」を具体的に書くといいです。また、アルバイトでの困難を乗り越えようとしたエピソードを含めると、より担当者の印象に残りやすくなります。

留学経験をアピールしたい場合

外国語学部や国際学部を志望している方は、留学経験がある方も多いです。留学経験をアピールしたい場合は、留学経験があることだけでなく「文化の壁を乗り越えた適応力」や「留学先での困難を解決した経験」などを具体的に書くといいです。

強み別!大学のエントリーシートの書き方の例

まとめ

今回は、大学のエントリーシートの書き方の例を紹介しました。エントリーシートは自己PRや志望動機が合否を左右する場合もあります。そのため、具体的なエピソードを含めて記入し、大学側が応募者をイメージしやすくなるように心がけてください。また、サンプルにはめて無理にかしこまった文章にする必要はないので、自分らしさを意識して作成しましょう。

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