エントリーシートの志望動機の書き方の良い例

ここからは、エントリーシートの志望動機の書き方の良い例をくわしく解説します。志望動機は企業と学生の相性を見るための判断材料として使われることが多いです。企業は採用したらできるだけ長く働いてほしいので、学生の仕事選びの軸を把握したいのです。そのため、企業のどこに魅力を感じているのかを具体的に記入しましょう。

企業理念やビジョンに惹かれた

企業理念やビジョンに惹かれたというフレーズはとても使いやすいので、多くの就活生が利用しています。企業理念やビジョンへの共感は志望動機において重要なことです。しかし、「企業理念に共感したから志望したから」だけではなく「なぜ志望したのか」の部分を具体的に記入してください。
また、企業理念やビジョンに惹かれたという話題を志望動機に盛り込むときは、インターンシップやOB訪問でのエピソードを含めるのがおすすめです。インターンシップやOB訪問で企業の雰囲気や仕事環境を体験しているのは、ほかの就活生より大きく有利になるポイントです。そのため、共感の内容を伝えるときはインターンシップやOB訪問での実体験をもとに記入しましょう。

商品の特徴や社風に惹かれた

社風に惹かれた場合は、「インターンシップで会社の雰囲気に触れて、自分もここで働きたいという意思が強くなった」というように社風に惹かれたきっかけを具体的に書くといいです。
また、企業が展開している事業や商品に惹かれた場合は、具体的に商品名を出してた方が自分の成し遂げたいもののイメージを伝えやすくなります。
しかし、企業は単に商品が好きなだけではなく、その製品の企画が好きな人やその製品の営業が好きな人を求めています。そのため、商品が好きというアピールは企業に興味を持ったきっかけ程度にし、「その企業の事業に携わることに興味がある」ことが採用担当者に伝わるようにしましょう。

培った経験や語学力を生かしたい

培った経験や語学力を生かしたい場合は、TOEICやTOEFLの結果などの具体的な点数を書くとイメージしやすくなるのでおすすめです。また、外資系企業・グローバル企業・英語を選考の条件にしている企業などは、面接の際に英語での簡単な質問をされる場合があります。そのため、エントリーシートに語学力を培った経験をくわしく書くといいです。

インターンでさらに良い印象を持った

インターンでさらに良い印象を持った場合は、インターンでの経験を具体的に記入するといいです。また、専門職や実務を長期間経験するインターンは印象に残りやすくなります。そのため、エントリーシートを提出する企業のインターンシップで何を学び、入社後にどう生かせるのかをくわしく書いてください。さらに、「1年間の新規営業でアポイントメントを100件獲得することができた。」というように、具体的な数字を用いて説明するのもおすすめです。

エントリーシートの志望動機の書き方の良い例

エントリーシートの志望動機の書き方の悪い例

ここからは、エントリーシートの志望動機の書き方の悪い例をくわしく解説します。志望動機は企業側が学生を選ぶときにかなり重要視する部分なので、以下のポイントを参考にして自分のエントリーシートが悪い例になっていないかを確認してください。

〇〇さんがいるから

「インターンシップのときにお世話になった〇〇さんがいるから」というように、特定の人物がいるのを理由にするのはあまりよくありません。中には、「〇〇さんが異動したらどうする?」と聞かれる場合もあります。そのため、特定の人物がいるからを理由にするのではなく、自分の強みをどう生かして応募企業に貢献していくかを具体的に示してください。

家から通いやすかったから

学生からして「家から通いやすかったから」という理由が企業選びのポイントになるのは確かです。しかし、企業側は場所が理由だと「ほかの企業でもいいのでは」と思ってしまいます。また、「地元で働きたかったから」と地元への貢献をアピールする人も多いですが、企業が知りたいのは「なぜうちの企業を選ぶか」です。そのため、「家から近かったから」や「地元で働きたいから」だけを志望動機にするのはやめましょう。

給料が高かったから

企業を選ぶ際に給料をチェックするのは大事です。しかし、給料が理由なことを全面に出すと印象が悪くなる場合があります。そのため、志望動機はあくまで事業内容や仕事内容に関連したものを書くようにしてください。

成長できると思ったから

「成長できると思ったから」とやる気をアピールする方が多いです。しかし、企業側には「自ら戦力になろうとしない受身な人間」と思われてしまう場合があります。そのため、受け身の姿勢ではなく自分のスキルをどのように生かせるのかを記入してください。

エントリーシートの志望動機の書き方の悪い例

エントリーシートの志望動機の受かる書き方の例

ここからは、エントリーシートの志望動機の受かる書き方の例をくわしく解説します。また、重要な結論が後ろ回しになっていたり、最初のエピソードが冗長的になっていたりすると読みにくいです。そのため、書き出しで「志望する理由は◯◯です。」と簡潔に結論を書いてください。

自分の経験や持っている資格から書き始める

志望理由は書き出しが重要です。ありきたりなものや結論が分かりにくいものだと読み飛ばされてしまう場合もあります。そのため、結論から書き始めて採用担当者が知りたいことを簡潔に伝えてください。また、自信のある経験や資格を持っている場合は、そのエピソードから書き始めるのもおすすめです。

はじめに企業に興味を持ったきっかけを書く

はじめに企業に興味を持ったきっかけを書くのがポイントです。書き出しをマイナス面から始めてしまうと、全体的に消極的な印象になってしまいます。また、冒頭で結論が述べられていないと結局何が言いたいのかわからない文章になりかねません。そのため、はじめに企業に興味を持ったきっかけを書き、そのあと具体的なエピソードを述べるといいです。

志望動機に一貫性を持たせる

志望動機には一貫性を持たせるのが重要です。始めと終わりで言っていることが違うと、結局何をアピールしたいのかわからなくなってしまいます。そのため、書き終わったら一度音読し、理由に一貫性があるかを確認してください。

志望動機にタイトルを付けてしまうのもあり

志望動機にタイトルを付けてしまうのもありです。括弧や太字で強調したタイトルをつけると目につきやすいだけでなく、内容に締まりがある印象を持ってもらいやすいです。そのため、ほかの就活生と差別化を図るためにも、タイトルを活用するといいでしょう。

エントリーシートの志望動機の受かる書き方の例

まとめ

今回は、エントリーシートの志望動機の書き方の例を紹介しました。エントリーシートの志望動機は書き出しで結論を述べるのがポイントです。また、「その企業の事業に携わることに興味がある」ことが採用担当者に伝わるように、具体的なエピソードを交えて記入するといいです。よりよいエントリーシートを作成して内定を勝ち取りましょう。

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