インターンのエントリーシートの志望動機の書き方のコツ

ここからは、インターンのエントリーシートの志望動機の書き方のコツを紹介します。インターンシップに受かるためには、「数あるインターンの中から自分はどんな基準で選んだのか」を具体的に書く必要があります。そのため、志望動機の書き方がわからない方は、ぜひ以下のポイントを参考にしてください。

短く言い切る形で書く

インターンのエントリーシートの志望動機は、最初の1文で「なぜインターンに参加しようと思ったのか」を短く言い切る形で書くといいです。インターンシップのエントリーシートは、会社への志望動機ではなく、あくまでもインターンのプログラムへの志望動機です。そのため、「貴社のインターンを志望した理由は〇〇だからです。」と志望理由を簡潔に書きましょう。
さらに、最近のインターンシップには「職場体験型」と「ビジネスプランコンテスト型」の2種類があります。それぞれのインターンシップで求められているものは違うので、志望するインターンシップの業務内容に合わせて記入するようにしてください。

相手に伝えることを意識して書く

エントリーシートは、企業が選考に当たって応募者について知りたい項目を記載する書類です。しかし、自分ではうまくかけていると思っても、何を伝えたいのかわからなくなっている場合が多いです。そのため、書き終わったら一度書いた文章を読んでみて、誤字脱字がないか、文章がぐちゃぐちゃになっていないかをチェックしてください。また、相手に伝えることを意識して書くとより魅力的な文章になりやすいです。

できるだけ具体的かつ簡潔に書く

インターンのエントリーシートの志望動機は、「参加しようと思った理由」や「今回のインターンで学びたいことは何か」を具体的かつ簡潔に書いてください。また、担当したいプロジェクト名・商品名・分野、地域などを盛り込むと、インターンに対するビジョンを明確に持っている姿勢をアピールできます。

自己PRを織り交ぜて書く

インターンのエントリーシートの志望動機には、自己PRを織り交ぜて書くのもおすすめです。また、「貴社で成長したい」だと受け身な印象になってしまうので、「貴社に貢献したい」という方向で書きましょう。そして、自分の強みをアピールした後に自分の「弱点」や「その弱点を克服する意識」について触れると、向上心を持っているイメージを持ってもらいやすいです。

インターンのエントリーシートの志望動機の書き方のコツ

インターンのエントリーシートの志望動機の書き方の注意点

ここからは、インターンのエントリーシートの志望動機の書き方の注意点についてくわしく解説します。志望動機に盛り込んだ体験談の内容は面接でも深堀りされるので、面接で聞かれるかも意識しながら書くといいです。

話し言葉になっていないかチェックする

ビジネス文章では話し言葉を使わないのがマナーです。エントリーシートも企業に提出する大事な書類なので、話し言葉はふさわしくありません。そのため、「でも」は「しかし」や「だが」などの書き言葉に変換して使いましょう、
また、エントリーシートで企業について書くときに「御社」と書いてしまう方が多いです。しかし、「御社」は話し言葉なので、文章においては「貴社」を使うのが正解です。使い慣れていないと間違いやすいポイントなので注意してください。

語尾が揃っているか確認する

エントリーシートを書くときは、語尾が揃っているかをしっかり確認してください。ですます調とである調が混在していると読みづらいため、企業からの印象が悪くなってしまう場合があります。そして、である調」だと自信がある印象に、「ですます調」では丁寧な印象になります。そのため、書きたい内容や自分のキャラクターを意識して語尾を選ぶといいです。

空白が目立たないように書く

エントリーシートでは、空白が目立っていると熱意がないと思われてしまう場合があります。最低文字数が指定されていないとしても、文字数制限に対して8割を満たすのが基本です。また、自分の強みや志望理由をアピールできるものなのに、少ししか書かないのはもったいないです。
そのため、エントリーシート内で書くことがない、埋めようがないと感じる項目があったとしても、「特になし」と書いたり空欄で提出したりするのは避けましょう。そして、少ない文字数で無理やり空白を埋めようとして文字を大きくすると、逆に目立ってしまいます。その場合は、表現を変えるなどして空白を作らなように作成しましょう。

インターンのエントリーシートの志望動機の書き方の注意点

インターンシップのエントリーシートの志望動機の書き方の例

ここからは、インターンシップのエントリーシートの志望動機の書き方の例についてくわしく解説します。業界によって最適な志望動機の書き方は異なるので、自分が申し込む業界の特徴や業務内容を理解したうえで記入するといいです。

公務員の場合

公務員のインターンは、福祉や教育など社会的に意義のある仕事を体験できるのがメリットです。また、インターンに参加すると実際に働いている人との人脈を作ることができます。人脈を作ったから内定に有利というわけではありませんが、他の就活生と差をつけるアピールポイントになるので、ぜひ活用してください。
そして、公務員のインターンのエントリーシートの志望動機は、「なぜその自治体を選んだのか」や「入ったらどの部署でどのような仕事がしたいのか」を具体的に記入するといいです。

金融業界の場合

金融業界のインターンでは「なぜ数ある業界の中から金融業を選んだのか」をしっかりと伝える必要があります。そして、金融業界は銀行・信用金庫・証券・投資銀行・保険・リース・カードなどに分けられます。そのため、金融の中でも「なぜ銀行なのか」や「なぜクレジットカード会社なのか」をはっきりさせて書きましょう。
さらに、インターンの内容を把握したうえで、「金融業界のインターンシップを通して何を学びたいのか」を具体的に書いてください。このとき、どの業界にも通じてしまうものではなく金融業界ならではのことを書くといいです。

サービス業界の場合

サービス業界の場合は、業界を選んだ理由としてアルバイト経験のエピソードを活用するのがおすすめです。また、サービス業界はお客様との距離が近い職業なので、しっかりとお客様のためにを連想させるような志望動機を作成するといいです。
「お客様が目の前にいて、そのお客様の笑顔が見れるところがやりがいです」や「お客様の生活や豊かになるようなサービスを提供したい」などお客様とのかかわりをイメージできるようにしましょう。

IT企業の場合

IT企業の場合、プロジェクトチームの一員になってアシスタント的な仕事をしながら一連の仕事を体験したり、オンラインゲーム開発を任さたりする場合があります。そのため、IT関連の知識やパソコンスキルを存分にアピールするといいです。
また、「貴社でSEとして働く中でスキルを上達させ、日々の暮らしを便利にするシステムを作る仕事をしていきます。」というように断定的な表現を使うと、軸がしっかりしている印象を与えられます。

食品業界の場合

食品業界の中でも営業職は消費者に近い立場になるので、人とコミュニケーションをとりながら、自社の商品を広く伝えたいという気持ちをアピールするといいです。また、研究・開発部門は大学時代の研究分野をアピールしながら、なぜ商品を作りたいかを具体的に伝えるようにしましょう。

インターンシップのエントリーシートの志望動機の書き方の例

まとめ

今回は、インターンのエントリーシートの志望動機の正しい書き方を紹介しました。インターンのエントリーシートでは、「数あるインターンの中から自分はどんな基準で選んだのか」を具体的に書くといいです。また、気づかない間に話し言葉を使ってる場合が多いので、提出前にはか習う話し言葉になっていないかをチェックしてください。

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