他者の効果的なOpenESの書き方の例から学ぶ

効果的なOpenES書くためには、他の人が書いたOpenESから学びましょう。
しかしOpenESを知らない人もいるため、まずOpenESについて詳しく説明していきます。

そもそもOpenESとは

OpenESは、リクナビが就活生の悩みを解決したESです。ESとは、エントリーシートの事をいい、エントリーシートは、就職したい企業に応募する際に提出するシートです。「学歴・職歴」や「自己PR」などを記入し、それを基に面接などが行われます。
エントリーシートは、就職したい企業数によって何枚も書かないといけません。
OpenESは、OpenESの提出を許可している企業に対して同じ内容のOpenESを提出することができます。つまり、OpenESを1枚書けば、様々なESを書く必要がなくなるという事です。

OpenESのメリット・デメリットを知る

1枚しかESを書かなくていいため就活生がESを書く時間を減らせる事が大きなメリットです。また、1枚のOpenESにかける事ができる時間が増えます。そのため、質の高いOpenESを作成する事ができるでしょう。
デメリットは、企業にあったESを作成できないという事です。企業によって「論理的な考え方のある人を採用したい」や「チャレンジする精神を持っている人を雇いたい」など考えている内容が違います。OpenESは1枚しかないため、企業に合うESを書くことができなくなってしまいます。

OpenESを活用している企業を知る

OpenESを導入している企業は、2015年3月19日時点で5,000社以上あります。OpenESがスタートしたのは、2015年度です。サービス開始から1年程度で5,000社以上増えているため、今後もどんどん増えいく事が予想されます。
リクナビに掲載されている企業以外にも、OpenESを採用している企業はあります。

他者の効果的なOpenESの書き方の例から学ぶ

他者のOpenESの例から学ぶ注意すべき書き方

他者のOpenESを見て、学ぶ注意すべき書き方があります。
ここからは例を交えて、注意点を説明していきます。注意をしっかり理解して自分は行わないようにしましょう。

自分の強みや企業への思い、熱意が伝わらない

OpenESでよくある注意点の1つが、熱意が伝わらないという事です。
「御社への入社を希望した理由は、製造業をしたいからです。私は、小さい事から製造業を行いたいと思っており、大学の求人サイトで御社が応募しているのを見つけ応募しました。」
このような書き方だと、なぜ私たちの会社に入社したいのか分かりません。製造業であれば、他の企業もたくさんあります。
OpenESでは、OpenESを提出するときに志望動機などを書く欄が追加される事があります。そこで、「なんでその企業でないといけないのか」や「自分の強みが御社になんの価値があるか」など熱意をしっかり書くようにしましょう。

具体例のない漠然とした書き方

具体的な例がないOpenESだと、根拠がなく信頼してくれません。
「私の強みは、協調性です。小学校~大学生までチームスポーツである野球をやっていたため協調性には、自信があります。」
このような書き方だと、協調性がある根拠が何一つありません。チームスポーツをやっている人が、全員協調性があるわけではありません。そのため、必ず具体的なエピソードを入れて根拠を示すようにしましょう。

他者のOpenESの例から学ぶ注意すべき書き方

他者のOpenESの例から学ぶ評価される書き方

OpenESを書くなら、採用担当者の評価を上げないといけません。OpenESは、採用担当者が一番最初にあなたを評価する重要なモノです。
そのため、これから紹介する事をしっかり意識して書くようにしましょう。

自分の実績や特徴を分かりやすく端的に書く

自分の実績や特徴を分かりやすく端的に書きましょう。
「私の強みは、問題解決能力です。私は、大学祭の実行委員長になりました。大学祭の問題として、準備と後片付けがダラダラ長くなってしまう事です。なぜそのようになっているのか原因を探り、誰が何を担当するか決まっていないという事が大きな原因の1つだと考えました。その事を改善したところ、準備時間が1日かかっていたところを半日、後片付けが4時間かかっていたところを2時間に短縮させる事ができました。」
このような書き方だと、分かりやすく何を伝えたいのか分かると思います。コツは、「自分の強み→根拠となる具体的なエピソード」の順番で書くと端的で分かりやすくなります。

企業の面接官の興味を惹くように書く

あなたしか書けないOpenESになると、面接官はあなたに興味を持ってくれます。
「私が、御社に入社したいと思った理由は企業の理念です」よりも「私が御社に入社したいと思った理由は、従業員の仕事に対するプライドの高さです。御社のインターンシップに参加させて頂いた時、○○~」と書いた方が、興味を引きやすいです。
なぜなら、企業の理念は誰でも書くことができるからです。しかし、インターンシップで得た経験はあなたしか書けないため独自性のある内容になります。
そのため、あなたしか書けない内容をOpenESに書くようにしましょう。

スキルや強みを企業のニーズに絡めて書く

企業のニーズに合わせてスキルや強みを書く事も大事です。
例えば、積極的に色んな仕事をしてほしいというニーズであれば「私の強みは、様々な事にチャレンジする事です」、1つ1つの業務を丁寧に行ってほしいニーズであれば「私の強みは、1つ1つ丁寧に物事を行う事です」と書いた方が評価上がります。
逆に、チャレンジ精神を求める企業のOpenESに「1つ1つに丁寧に行う」という強みを書いてしまうと、高評価にはなりにくいでしょう。
そのため、企業のニーズに合わせて書く内容を変えていきましょう。

他者のOpenESの例から学ぶ評価される書き方

まとめ

・OpenESとは、リクナビが提供している就活生の手間を減らしたES
・OpenESのメリットは、1つのESに時間をかけて質の高いモノを作れること
・OpenESのデメリットは、企業によって内容を変えられないこと
・OpenESを書く時の注意点は以下の通り
 ・自分の強みや企業への思い、熱意が伝わるように書く
 ・具体例を入れて書く
・評価されるOpenESの書き方は以下の通り
 ・自分の実績や特徴を分かりやすく端的に書く
 ・企業の面接官の興味を惹くように書く
 ・スキルや強みを企業のニーズに絡めて書く
ここまで読んで下さり、有難うございます。
OpenESは、採用担当者が一番最初にあなたを評価する大事なモノです。そのため、質の高いOpenESを作れるようにしましょう。
ぜひ、この記事の内容を試してみてください。

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