リクナビOpenESの写真掲載の仕様を把握する

リクナビOpenESでは、プロフィール用の写真以外にも、「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」の項目に関して写真を掲載することができます。プロフィール用の写真は本人だと確認ができるものを掲載する必要がありますが、「自己PR」と「学生時代に最も打ち込んだこと」に掲載する写真には、多少の注意点はありますが、特に掲載における指定はありません。自身の特徴やアピールできる部分が伝わる写真で強みを訴求していきましょう。

OpenESの写真掲載の仕様とは

リクナビOpenESでの写真掲載においては、プロフィール用の写真と自己PR、学生時代に打ち込んだこと用の写真で仕様が異なります。プロフィール用の写真は、600×450pixelのサイズ、縦横の比率は4:3と決まっています。一方で、自己PRと学生時代に打ち込んだことに掲載可能な写真は、675×900pixelのサイズで縦横比率は3:4となります。ファイル形式に関しては特に指定はありませんが、リクナビOpenESでは、「アップロードエラーの場合はpng方式で再度アップしてください」とありますので、png形式で準備ができるのであれば用意しておいた方が効果的です。

どこに掲載されるのか?

リクナビOpenESでは、先ほどふれたプロフィール欄と自己PR、学生時代に打ち込んだことの欄にそれぞれに写真の掲載が可能です。そのため、写真は3カ所に掲載可能ということになります。いずれも必須という訳ではありませんが、内定につなげるためにはやはり写真の掲載は行った方が効果的です。自己PRと学生時代に打ち込んだことに関しても、特に必須ではありませんが、少しでも各項目に関連した写真を掲載し、文章がより引き立つように構成することをオススメします。

どうやって掲載するのか?

リクナビOpenESでは、Web上で写真画像をアップロードするだけで掲載することが可能です。通常のエントリーシートのように、写真を印刷し、ハサミで切り取り、のり付けするような手間は発生しません。アップロードのし直しは何度もできますので、文章と画像を並べてみて、アピールできているのかテストしながら、効果的なエントリーシートにつなげていくと良いでしょう。

リクナビOpenESの写真掲載の仕様を把握する

リクナビOpenESの写真掲載の活用法

では、具体的にリクナビOpenESで写真を掲載する際にはどうアピールすると良いのでしょうか。リクナビOpenESでは、通常のエントリーシートとは異なりWeb上での展開となりますので、先ほどふれた仕様や特性をふまえて訴求することが重要です。

最適な写真のサイズや映り方を知ろう

まずは、プロフィール用の写真の映り方です。これは、履歴書や通常のエントリーシートにおいても同様ですが、顔全体から上半身の一部が一枚に収まるように撮影することがポイントです。全体の雰囲気が伝わるように心がけましょう。過剰な笑顔ではなく、多少口角が上がる程度の表情で、前髪は目にかからないようにし、背景は無しで撮影する方が効果的です。服装はスーツが一般的です。
続いて自己PRと学生時代に打ち込んだことに掲載する写真ですが、こちらが非常に難題に感じる就活生が多くいます。リクナビOpenESでは、「自分らしさ」や「持ち味」が伝わる写真を掲載するように勧めていますが、漠然とした内容で、どういったシーンを掲載すればいいのか分かりません。とはいえ、正解がない項目だからこそ、この点で他者よりも違うアピールができれば、内定にもつながりやすくなります。

内定につながりやすい写真の撮り方

「自分らしさ」や「持ち味」という点が、逆にネックとなり就活生を悩ませることが多い自己PRと学生時代に打ち込んだことに掲載する写真ですが、ここを上手く訴求さえできれば、内定に向けて他者よりは一歩前進することができます。内定につながりやすい写真の撮り方に関して、これという正解はありませんが、やはり採用担当者にインパクトを与えるという点が重要になります。先ほどもふれましたが、採用担当者はリクナビOpenESの中でまず写真に目が留まり、その後に興味を持って文章を読み進めるという傾向があります。そのため、いかに文章を読み進めたくなるような写真を掲載するかが重要なカギになります。写真と文章はセットで考え、写真で目を引かせ、文章で納得させる構成を意識すると効果的です。

写真を掲載する時の注意点

とはいえ、あまりにも奇をてらい過ぎた写真ではマイナス影響につながる可能性もありますので、注意が必要です。インパクトを意識しつつも、度を過ぎないレベルで抑えることが重要です。また、掲載写真は文章とセットということを踏まえ、関連性を持たせることも重要です。どんなに掲載写真にインパクトがあったとしても、自己PRや学生時代に打ち込んだことで紹介する文章と全く脈略が無ければ、採用担当者にはおかしな人という印象で終わってしまいます。企業から内定からもらうことをゴールとして逆算するのであれば、リクナビOpenESは、その企業との面接につなげるための第一関門に過ぎませんので、いかに面接につなげられるかを意識しましょう。

リクナビOpenESの写真掲載の活用法

リクナビOpenESで効果的に写真を載せる裏技

リクナビOpenESの自己PRや学生時代に打ち込んだことで掲載する写真は、採用担当者にインパクトを与えるという点が重要になりますので、写真と文章はセットで考え、写真で目を引かせ、文章で納得させる構成を意識すると効果的です。ここまでは先ほどからも紹介してきましたが、それをふまえていくつか裏技も紹介します。

写真でなくても構わない

まず、リクナビOpenESでは写真の掲載とありますが、厳密には画像ファイルのアップロードとなりますので、必ずしも写真である必要はありません。例えば、自身で描いたイラストや、自身のモットーや座右の銘などを習字で書いたデータ、卒論の一部分のデータ画像などでも構いません。インパクトを与え、興味を抱かせて文章を読み進めてもらう上で、このような見せ方も効果的です。

載せてはいけない写真をチェックしておこう

ただ、写真や上記のようなデータであっても、掲載する上ではいくつか注意点があります。まず一つ目は、個人情報の取り扱いです。自身で用意したものであれば問題ありませんが、それでも写真の中に別の人が映っていたり、個人情報につながる内容が掲載されていれば、そういった危機管理意識が低いとして、マイナス影響につながる可能性があります。個人情報に関しては、昨今企業側も非常に重要視しています。たとえエントリーシートであったとしても、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。
二つ目が著作権の問題です。掲載できる写真が無い場合、インターネット上の素材を活用するケースが多くありますが、基本的にインターネット上に掲載されている画像には著作権が発生します。これを無断利用すると、例え個人のエントリーシートであっても罰則につながる可能性もあります。インターネット上の画像を活用するのであれば、必ずフリー素材を利用しましょう。

リクナビOpenESで効果的に写真を載せる裏技

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、リクナビOpenESの写真掲載について、その概要と効果的な写真の活用法について紹介しました。通常のエントリーシートと異なり、写真でアピールできる箇所が多いOpenESでは、その枠の効果的な活用が内定に向けて大きく影響してきます。自分らしさや持ち味という点は、非常に悩ませる項目でもありますが、写真で目を引かせ、文章で納得させる構成を意識しながら、他者との違いを上手く訴求していきましょう。

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