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エントリーシートを郵送する際の効果的な封筒の選び方

2021.09.13

就活生にとって企業からの内定を取るための第一歩が、エントリーシートの提出です。ここで企業の採用担当者に興味を持ってもらわなければ、次のステップである面接まで進むことはできません。エントリーシートは、もちろんその書き方や内容にもこだわる必要がありますが、それだけではなく、送る際の封筒選びにも気をつける必要があります。エントリーシートに限らず、封筒の選び方や書き方、郵送手続きなどにおいて、日本では送り先に応じたマナーが存在します。このマナーを意識せずに郵送してしまうと、社会人としてマナーが足りないという印象を採用担当者に与えてしまいます。
企業の採用担当者が、採用希望者からの情報を判断するファーストステップは、送られてきたエントリーシートが入った封筒の見た目になります。そのため、いくらエントリーシートの内容が素晴らしかったとしても、送り方ひとつで封を開けてももらえずに終わることもあります。今回は、企業の採用担当者に自身のエントリーシートを見てもらうために、どういった封筒を選べばいいのか、効果的な選び方と最低限気をつけるべきポイントについて紹介していきます。

エントリーシートで効果的な封筒とは

昨今、送り先の人物やシーンに応じて封筒もいろいろな種類が存在します。とはいえ、エントリーシートを送るための封筒は何でもいいというわけではありません。面接官に封を開いてもらい、興味を持って自身のエントリーシートを確認してもらうためのものでなければなりません。そうなると、いかに目を引く封筒を選ぶかという点に走りがちですが、しっかりとしたマナーを押さえて選ぶ必要があります。懸賞への応募であれば、他者との差別化のためにカラフルな書き方やキラキラした装飾などを施したりしますが、エントリーシートの封筒ではこのように行う必要はありません。

効果的な封筒のサイズは

では、具体的にエントリーシートを入れる封筒は、どういったものを選べばいいのでしょうか。まず、効果的な封筒のサイズですが、これは角形2号(角2と呼ばれたりもします)のサイズを選ぶのがオススメです。そもそもエントリーシートは、企業の採用担当者に自身のことを知ってもらうために提出するものです。そのため、企業の採用担当者が読み進めやすいように提出する必要があります。また、通常エントリーシートは、横向きのA3サイズで記載します。それを二つ折りして封入するためには、A4サイズの封入が可能な角形2号の封筒を選ぶのが効果的です。何回も折らないと入らないような封筒は効果的ではありません。そもそも提出する資料を何度も折ることは、相手に対して失礼にあたりますので、A4サイズが入る封筒を選びましょう。

効果的な封筒の色は?

続いて、エントリーシートを封入する上で効果的な封筒の色ですが、これは無地で白色を選ぶのがオススメです。封筒の色に関しても、サイズと同様に昨今様々なデザインのものが存在しています。ただ、エントリーシートを入れるとなると無地の白色が一番効果的です。よく封筒選びに専門店に行くと、茶色の封筒が多く売られていますが、エントリーシートの封筒という点において茶色はあまり好ましくありません。一般的に茶色の封筒は、ビジネスシーンにおいて請求書や事務的な用途で使われることが多くなります。そのため、NGというわけではありませんが、企業の中で他の事務的な用途の郵便物に紛れてしまう可能性が多くあります。また一方で、白色の封筒は、企業において重要な書類という印象がありますので、その意味でもエントリーシートの郵送の際には白色の封筒を選んだ方が効果的です。

エントリーシートの封筒選びのオススメ

エントリーシートを郵送するための封筒は、先ほど紹介したサイズや色を注意しながら、選ぶ必要があります。特に高級な封筒を選んだからといって、採用されやすくなるわけではありませんが、最低限のマナーをふまえておかなければ、封を開けてもらえずに終わる可能性もありますので注意が必要です。

どこで買ったものが良いか?

エントリーシートの封筒は、昨今コンビニや百円ショップなどをはじめ、どこでも簡単に手に入るようになっています。上記で紹介したような社会人として最低限のマナーができていれば、基本的には封筒による違いはありません。

切手の選び方

エントリーシートの郵送において、切手選びも重要です。郵便局で直接郵送を依頼すると、切手代を支払えば郵便局側が切手を貼ってくれる場合もありますが、コンビニなどから郵送したり、ポストに入れて郵送したりする場合には、自分で切手を貼る必要があります。この切手のデザインについては特にこだわりはありませんが、金額に関してはしっかりと事前に確認しておく必要があります。エントリーシートの郵送における切手代は、通常120円から140円程度が多くなりますが、対象企業への距離や封筒の重さを把握せずに郵送した場合、金額が足りずに差し戻しになるケースもあります。貼り方や貼る位置に関してもズレが無いようにしっかりと貼りましょう。

どこから送るのが効果的か?

エントリーシートの封筒をどこから送ったらいいのか、その郵送先に関してもこだわることが重要です。一番のオススメは、郵便局に直接持っていき、そこから郵送手続きを行う手法です。コンビニやポストからでも可能ですが、先ほどふれたように切手の問題が発生します。郵便局では事前に距離や重さを確認でき、郵便局の方が切手の貼り付けを行ってくれますので、手続きとしては一番安心な方法です。

エントリーシートの封筒の効果的な書き方

エントリーシート送付用の封筒は、その書き方にも気を配る必要があります。一般的に住所や宛先などは縦書き、郵便番号は横書きで記載します。角形2号の封筒であれば、スペースが広いため、いかにバランスよく丁寧に書くかが重要になります。字が上手いに越したことはありませんが、丁寧に思いを込めて書く心意気が大切です。

表面の書き方

封筒の表面には、希望する企業の住所と社名を明記します。昨今ではカタカナの住所や英字の企業名も多くあります。その場合であっても、縦書きで書き進めることが一般的ですが、このような場合では、全て横書き表示で分かりやすく明記するという方法もあります。ビジネスシーンや社会人としてのマナーを意識しつつも、企業側に配慮した分かりやすい表記を心掛けると効果的です。

裏面の書き方

封筒の裏面には、自身の住所と名前、郵送した日を明記します。こちらも郵送先の企業への配慮を怠らず、バランスよく丁寧に記載しましょう。一般的に表面の宛先情報よりも小さい字で書くことが重要です。

住所だけじゃない、書き方で注意すべき点

エントリーシートの封筒には、住所や社名、自身の情報以外にも書き記す注意点がいくつかあります。まず表面にはエントリーシート在中や応募書類在中といった形で、何が入っているのかを記載することが重要です。また裏面には、封をした部分に〆や封といった形で封締めしたことが分かるような明記を行いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
エントリーシートは自身の就職につながる重要な書類となりますので、内容はもちろんのこと、その封筒に関してもこだわる必要があります。封筒は、エントリーシートよりも先に企業の採用担当者が最初にチェックする項目として考え、効果的な封筒選びや書き方を心掛けていきましょう。

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